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2025年12月25日木曜日

カンマーコール忘年会

 12月22日(月)

今年最後の練習を終えて忘年会会場へ。大沢のパスタとピザの店、イルプラートが会場。幹事役のリーダー仲間のソプラノとしこさん、アルト美恵子さんたちの細かい心遣いのお陰で準備が出来たようなもの。自主的にそれぞれ、テーブルセッティングや会計の方をやって下さって、私は最年長が故にMCをまかされただけ。一言でMCと言ってもやはり、心の準備はしておくもの。ただ、今回はアルト美恵子さんがご不幸にぶつかて欠席となってしまい、その分、事前の準備に心を込めてやって下さったおこげで形は整ったといえる。先生が午後のスケジュールが控えておられたので正味2時間の忘年会となり、お店側もテキパキと食事の準備を整えて下さったおかげで、急ぐことも無く、何とか目的は果たせることが出来た。役員の引継ぎ、先生方へのお礼が主なこと。歓談のみになったが、まずは良しとしよう。

2025年12月23日火曜日

初めてのラクロス観戦

 12月21日(日)

夫婦で前日から町田の長女の家族を訪問して一泊。この時は孫娘(中一)とアニメの話をしたところ、昔の漫画の延長ぐらいにとらえていた自分の理解不足を知ってしまった。つまり、彼女の丁寧な説明には哲学があり、理解力が深くて驚いてしまった。日本のアニメには西欧の勧善懲悪と違って、白黒で物事を理解せず、グレイゾーンの中で悪にも善があり、善にも悪があり、物語が進むことにより読み手が成長していくストーリーになっているのだと。絵の描写も卓越で海外で大ヒットする理由が分かったような気がする。「ワンピース」など全巻持っているという。時代に送れている自分に驚き、大喝をくらったような経験だった。来年の目標はこの延々と続く長編漫画を読んでみようと思う。「毀滅の刃」は映画を見ただけだがどうも理解出来そうにない。実に残念。

本筋から外れてしまったが、明里が駒沢駅で集合ということなので曇り空の中、朝6時15分に皆で車で出発。我々はファミレに入って軽い朝食を取りながら時間待ち。そしていよいよ駒沢公園に。なつかしい。明里のお兄ちゃん(大一)が高校の時、グラホの対外試合の観戦に来て以来である。兄も妹もマイナーなスポーツを選んで心身を鍛えるあたり、マイナーだからこそ、頭角を早く表しやすいとでもいうような、何か野心が感じられて面白い。

開けてみると、試合会場には中学生、高校生のラクロス選手が賑やかにわんさと居て、結構若い女子学生たちで珍しいスポーツに青春をぶち込む子がいることに驚き感心した。父兄のエールの声も大きい。青春万歳の雰囲気があった。

ゴールキーパーとして目立つポジションを与えられて、初めての試合で本人も緊張しただろう。相手チームは経験豊富なことがすぐに見て取れた。弱いディフェンスは成すすべもなく、シュートがどんどん入る。散々であった。これで弱音を吐くようでは続かない。チームメートが一段となって強く成長して欲しいと願うのみ。次回を期待したいもの。



2025年12月12日金曜日

日光清風塾合唱隊慰問コンサート

 2025年12月11日(木)

昨年も別の合唱隊グループ名(プチクール)で施設への慰問コンサートを実施したが、今年も地元の同じデイサービス施設(清風塾副理事長が運営する介護施設)にお邪魔して慰問コンサートが実現出来た。7月の宇都宮大学でのシンガポール大使講演会での同大使を歓迎する意味でのアトラクションを目標として新たに日光清風塾合唱隊を立ち上げ、以来、同塾の総会、酒蔵コンサート、ベトナム家庭料理を囲んでの交流会、と続いた小さなコンサート。

今年の最後の公演としてクリスマス慰問コンサートが好天気に恵まれた中、無事に実現出来た。栃木県未来大使である石井真由美先生のご指導の下、歌の背後にある豆知識や、大きな声で歌を歌うことがいかに認知症や誤嚥予防に効果があるか、などのお話も添えていただく。笑顔で大きな声で歌唱することを心掛け、更に、手、足、体を動かしながら心身ともに健康年齢維持の豆体操と同時に歌って楽しむ新たな世界へと誘導されて、利用者さん達と共に同じ空気を吸った約2時間の午後のひと時であった。いつもの施設長の心配りにも感謝するばかりです。

2025年12月6日土曜日

恒例の紅葉シーズン姉弟会

 11月20日 4日前の我が家にとっての大きな行事のことは既に記述している。毎年音楽好きの人達とBBQ&HCを我が家の庭で開催するのが2018年から恒例となっている事。「折角紅葉で美しい庭や森を我々二人だけで楽しむのは勿体ない」というのが一年間てしおにかけて庭をケアしている夫の気持ちが発端である。その続きで、夫の姉弟会もこの紅葉の時期に開催。庭にまだテーブルや椅子を残しておき、冷蔵庫にまだ残っている物に少し手を加える程度の準備なので大事ではない。姉達もお弁当を買ってきてみんな椅子にかけてお喋りするのが楽しみの会となっている。女性が長生きするのもお喋りが秘訣なのかも。

しかし、時は経ち、昨年姉6人の内2番目が93歳で10月に逝去。一番上の姉は96歳となり、車椅子生活で週日はお泊り施設に行っていて今回は欠席。そして4番目の姉は11月から介護ホームに入所。結局今回は実家を守る3番目の姉(90歳)、5番目の姉夫婦(88~90)、6番目の姉夫婦(87~85)そして、一番上の姉の長男(70+)と我々が集った。皆長寿である。こうして年に春と秋に我が家の庭で集うことを楽しみにしてくれている。加齢と共に状況も変わり、考える事、思う事も変化していくのが良くわかる。自分もその中にいる状況であることを最近しみじみ感じ始めている。大きな声で話し、笑っていけるのは後何年ぐらいだろう?Oh,no, don't think that way. Let's keep doing whatever we can and enjoy our way of living.

2025年11月18日火曜日

恒例の紅葉タイムBBQとホームコンサート

 11月16日(日)

昨年は11月10日にこのパーティーをやった所、紅葉はいまいち。昨年の反省から今年は一週間遅くして16日に早々と決めていた。我が家の木々の紅葉の素晴らしさを我々だけで愛でるのは勿体ないというのがそもそもの発端。一年がかりで、夫は常にこの日をイメージして庭づくりに心を入れていた。9月頃から構想を練り、夫が少しでも内容を濃いものにしたくてお誘いする方々を決め音楽が好きで、話が出来て社交性のある友人知人に声掛けをスタート。我が清風塾合唱隊メンバーにも声をかける。

長女と次女のコンビはありがたく、歌を歌うことの大好きな次女が大勢の仲間から一人、パーカッションをする女性を連れて来ることに。そして、いつも妹を支える長女がキーボードをやってくれる。娘達のおかげで、このBBQコンサートは成立している。二人とも音楽が好きで、レッスンを取りながら、実際にライブとかもやり始めている。彼女達はそれぞれ長男、次男(次女)の大学と中学受験が終わったタイミングもあって、今年は前日から厨房の方も本当に良く手伝ってくれた。

秋晴れの最高の天気に恵まれ(昨年は雨模様でビニールシートでテントを張って準備が大変であった)しかも暖かく、紅葉もピークのベストタイミングとなり、実にありがたかった。    

埼玉から清風塾会員と彼女の夫やら友人8人も参加。東京から私の親友が2人来てくれた。啓子さんとひろ子さん。更に、夫が顧問をやっているMIS(Multilateral Interaction with Students関係の学生さん達に声をかけ、実際12人の学生達(東大と早稲田と横浜国大卒業生)が参加。宇都宮からあの87歳の教育者佐藤先生が夫人と中国人一人を連れて参加して下さった。佐藤先生は最後の夢とばかりに新しく外国人(中国人)を受け入れて言葉と文化が学べる学校(何とboarding school)を宇都宮に設立されたばかり。清風塾合唱隊メンバーも入り、総勢40数名。

嬉しい悲鳴をあげながら、メニューをチェックしながら買い出しを繰り返し、前日から準備。やると決めたら、迷わず進むだけ。退官してから日光に拠点を置き国際交流的なボランティア活動を続けて20年が経つ。84歳になってもまだ現役時代と同じようなことをやる我々夫婦に秘かに乾杯したい。

昨年同様、BBQで食事を楽しみ、その後コンサートが始まる。どんどん歌いだす。学生達は通学の電車の中でのスマホから音楽を聴いているらしい。みんな、良く歌える。キーボードの伴奏で歌ったり、パーカッションでリズムを取ったり、カラオケボックスを利用する者もいる。ベトナム料理講習でお世話になった帆亜さんも引っ張り出して、清風塾合唱隊が練習したベトナムのフォークソング「美しい竹」を歌うことも出来た。

暗くなり始めた4時半頃、とりあえず中締めをやる。その後、東京組は室内で帰りの電車の時間までゆっくりお喋り。12人の学生さん達には今度は夫が丹精込めて用意しいた蕎麦を食べて貰いながらこれからの事、やるべきこと、などいろいろ話が盛り上がり、7時頃まで賑やかに居てくれた。東京から2台のレンタカーでやってきたのである。

来年は2月にノルウェー大使を招いてのクロスカントリー大会を開催するイベントを周知。まだまだ忙しい時間が続いて行く。お疲れ様~でした!



2025年11月5日水曜日

「ベトナム家庭料理を囲んで交流会」のイベント決行

 11月2日(日)

予てから準備してきた清風塾主催の「ベトナム家庭料理を囲んで交流会」を実施。料理講習だけに終えるのではなく、交流会をむしろ主軸にしたイベント。

1か月前に講師として受けて下さった手塚帆亜さんとタイ、ベトナム料理店ゾウの家で初めてお会いした。この企画を共に企画し運営してくれる二人の理事さんと共に、タイ、ベトナム料理に舌鼓を打ちながら、和やかで実のあるランチがご一緒出来た。帆亜さんの熱意のある、優しいお人柄に触れて、このプログラムはうまく行くと信じた。県から紹介された県ベトナム人協会の副会長をされていてまだ37歳という若さ。宇都宮在住20年。大変活発に動かれている様子がすぐ理解出来た。プログラムの準備段階でもきめ細かく段取り、準備に関して意思疎通が出来た事は大変ありがたかった。ただ、直前になって内容が膨れ上がり、子どもたちによるダンスパフォーマンスは数日前に決まった。交流には理想の形になっていったのでありがたかったが、準備する方は大慌て。書類の修正が当日早朝にまたがり、一緒に作業して下さった理事もしかり。ともあれ、当日の8時半には現場集合ということで準備したものは全部持参。

プログラムの立て看板まで用意して下さった流美子さん。前回のノルウェー大使をお招きしての講演会の時を改めて思い出す。きめ細やかに、新しいアイディアを活かして準備して下さる姿には感謝するばかり。

受付の方でもお願いしたメンバーの方々のご協力に助けられた。ベトナムサイドの参加者が流動的になってもフォローして下さり、結果的に日本人20人、ベトナム人20人という実に理想的割合での交流会になった。

講師手塚帆亜さんとアシスタントの鈴木リューさん、キヨミーさんの誠実で明るく、何よりも熱意と愛が溢れる、まさに家庭的な温かい雰囲気があり、料理講習に慣れているのか、手順が良く、洗い物はどんどんやっていく。交流会では子供たちのダンスと清風塾の合唱隊の披露が出来た。料理は3種類。①フォー②上げ春巻き③デザートのチェー。全て美味しくて、ベトナム料理は野菜をふんだんに使い、ヘルシーであるだけでなく、優しい味がするというのが今回の私の感想。全体の流れに気を配った関係で、一つの一つの作業をしっかり見続けることは出来なかったが、届いた多くの写真が大いに参考になる。いつか挑戦してみたいと思う。8時半~14時半までの6時間のプログラムであった。 お疲れ様でした。帆亜さんのベトナム語挨拶言葉1分コーナーがあったことも彼女のサービス精神が滲み出たものであった。   因みに、今日は→「シン チャオ」・ありがとう→「カン オン」・さよなら→「タン ビエ」

途中で、地元新聞の取材が入り、記者さんも中に入って、一緒に試食まで付き合って経験していただいたことは大変ありがたかった。記事が楽しみである。









10月11日(土)酒蔵コンサート

 日光清風塾合唱隊の出前コンサートに初挑戦

去る10月11日、合唱隊の活動を広げようと、初めてチラシを作成してPR活動。何事もPRする作業は気を遣う。自分で動いてしまえば簡単だが、組織での活動は組織が結束しなくては意味ない。そこが難しいところ。役割分担を決めたりスケジュールを作成したりはミーティングが欠かせない。場所を提供して下さる酒蔵、今回は今市の老舗渡邊酒蔵との相談、内容決定へ。

今回はチラシを試作してまず合唱隊指導者の真由美先生に相談。早速提案とか削除する部分とかのコメントをいただき、その上で編集し直し。出来上がったらコピーを作成して、メンバーに宣伝協力をお願いする。

宣伝はただ適当な場所に貼っただけでは効果がない。口コミに限る。これはこれまでのいろいろなイベント開催の時に感じたことだが、これがなかなかスムースに行かないもの。平素からの付き合いがいかに功を奏するかがよくわかる。アーチストさん達のご苦労は大変な物だと思う。

今回の酒蔵コンサートから、手配の仕方がまずかったのか、メンバーが一人去った。いろいろ余計な苦労が出て来るもの。経験から学ぶしかないとつくづく思う。

さて、コンサート自体は初めての経験であったこと、天気が悪かったこと、連休にぶつかった事などもあってか、参加者は20人ぐらい。観客数が合唱隊メンバーの数(10人)より多かったことは何よりとメンバー達は笑って言っていた。思わずホット皆大笑い。

真由美先生のいつものトークが会場を明るく、笑顔にして下さることが最大の武器かも。

ともあれ、メンバーの各自のナレーションも入れての「東京物語」が今回の出し物。昭和百年の今年、戦後80年の今年ということで、戦後の壊滅状態の東京を舞台に、人々が口ずさんだ歌のシリーズは年配の観客層には良い選曲だったと思う。雨の中、お疲れさまでした!