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2025年6月18日水曜日

久しぶりの外へ 6月18日

 6月19日 2016年以来の中国へ。上海へはブルネイ時代の一時帰国にチェンマイ,昆明、桂林を経て、杭州、上海、蘇州に立ち寄った記憶がある。それであれば1998年以来ということになる。27年振りという事になる。あの当時でさえ、上海の近代化に驚いた思い出がある。今回も多々驚くに違いない。その上海に2週間滞在することになっている。夫の教え子からの誘いを受けて上海行きを決断した次第。

今回は成田へは市川にいる次女の所に前日に一泊して行くことにした。彼女の長男、つまり我々の孫No1は今春から大学生になり仙台にいる。自宅には孫No5の今春から中学生になった次男と里子ちゃん小2と義父もいる。賑やかな家庭である。お婿さんは料理の達人。娘は相当に助かっている家庭環境にあって子育てが一段落してから、いよいよ好きな音楽活動に今躍動している。8月には2回目のライブ出演を控え、生き生きしているに違いない。話が出来るのが楽しみである。

2025年6月9日月曜日

6月7日(土)

 地元の一ゴルフコンペに参加して。

総勢14名で小人数ではあったが、皆上手。田舎は今やゴルフを楽しむ人が圧倒的に増えている。それも、現役を終わった層が多い。勿論、若い人も多くて、これはむしろ驚きである。健康寿命が延びるのも当然かもしれない。自然に恵まれた環境が抜群。緑豊かなフィールドで歩いて、考えて打って、プレイメイトとの交流もあって、健康そのものである。週末は別として、週日であれば、スルーなら3000円程度で出来る。裕福でなければというのは昔の話。今は、スポーツ人間が増えて、老若男女、ゴルフ人気は格別である。更に歳を重ねると、グランドゴルフというのもある。大谷川の河川敷はそれ用にコースが作られていて、しかも、数多くある。80代、90代は花盛りである。

今回のコンペはピート台VIPで。フェアウエイが細長くて、距離もある。私は、まだ数回しか参加したこともなく、年齢から言って、赤ティーの前のピンクティーでよろしいという幹事さんのお言葉に甘えてピンクでスタート。このグループの中に女性は3人だったが、他の2人はシングルプレイヤーで赤ティーから。うしろめたさを感じながら、それでもプレイメートの3人の男性とハンデイーをもらいながらも結構競争出来るぐらい、気持ちよく出来た。

吾ながら驚く結果を出した。もともとのハンディーが高いこともあるが、グロスで90、HPが30なので-12と出た。ベスグロからの順位は5位。ベスグロは何と78というから驚く。これは女性。皆、いかにゴルフ歴があり、熱意があるかがわかる。

とにかく、ドラコン1個、ニアピン1個、優勝。白の大胡蝶蘭をゲット。お花の鉢を2個。夫も参加したが、トラウマを引きづって、調子が上がらずじまい。ここでは結果は書かない。

この結果に励まされて、ますます好きになった。次回の幹事の仕事もしっかりやることを宣言してきた。

6月3日(火)~5日(木)関西へ

 3日:2日には夫が今年は京都で開催される大学の同期会に参加。この機会に乗じて私は1日遅れの3日に京都へ。下今市(7:57)→北千住(東武線)→常磐線で東京→新幹線のぞみで京都へ。ゆっくり旅で京都には13:50頃到着。京都駅で夫と待ち合わせ。因みに新幹線料金は¥8,360 + 4960

・京都から難波に出て、近鉄千代田駅へ。そこからバスの筈が、バスの待ち時間が長く雨模様でもあったのでタクシーを。約¥3,000の距離。目的地は西福寺。雲を掴むような情報を頼りに目的地に何とか到着。姪の優子さんが単車で既に到着していて、20年振りの再会。

今日の目的は、2022年、まだコロナ禍の真っ最中に亡くなって会えなかった長兄のお墓参りであった。土地勘も無く、姪とのラインのやりとりでこのスケジュールが実現。雨模様ではあったがお参りしているときは雨も止み、お墓に兄への思いを伝え、昔をしばし偲ぶことが出来た。兄が亡くなってすぐに兄嫁が脳梗塞で倒れ、リハビリを頑張ってきているものの、今では優子さんの家に移り、姪が24時間介護をしている。当初はお墓参りの後、兄夫婦が住んでいた家なら近くてお見舞いもと考えていたのだがかなり遠くて、アクセスも悪い。残念ながら、お見舞いは諦めたことがやはり悔やまれる。動けなくてもビデオ電話は可能ということで、後日電話で話すことを約束してそこで別れた。姪の献身的な介護の様子に胸が打たれる。

その夜は予め予約していた大阪弁天町のホテルにチックイン。

4日)大阪関西万博へ。

・夫が2日の京都でのアラムナイに出席をしたことから万博見学を企画。段取り、予定組を任されたのはいいが、全てが今のデジタルでの企画なので、決断と操作に時間をかけてしまった。案の定、会場入場の切符購入でてこづった。入場券が嫌に安いと思いつつ、十分チェックしないでクリックを重ねて購入した切符が障害者対象のものであったのにはショックであった。結果的にこれはキャンセルも出来ないし、放棄。改めて取り直したものの、実際に現場に行くまでは不安でたまらなかった。QRコードをしっかりゲットして、スマホからいつでも出せるようにする。ガイドブックも購入して、パビリオンの下調べ。何度も同じ検索をしてしまう。確認のチェックの繰り返しも。なかなか頭がまとまらない状態で現場に乗り込んだ。

・9時入場の券を持ちながらも、最初から行列で8時半頃から並んで小一時間かかった。おまけに案の定、GRコード提示の所で引っかかった。ワンポイント暗証番号が曲者。アプリを開くと一から入力。その都度ワンポイント暗証番号が通知される。5分以内にそれを入力しないといけない。隣に並んでいた若いカプルに尋ねたら、写真をとると良いとのこと。知らなかったーーー!

・まずは北欧館に。北欧館だけは事前に駐日大使のお計らいでゆっくり、主任の説明解説を聴きながら、30分ぐらい時間を取った。黒い木造の建物で建材はすべて日本の物を使ったそう。映像の世界でゆっくり癒される空間が快感であった。北欧5カ国が共同で出展。「ノルディック・サークル」がテーマで異なる文化、言語、習慣を持つ国々が連携し、ハイテク、イノベーション、SDGsの分野で取り組んでいることを紹介。

北欧館を後にして、先ず、木造大回廊を歩くことに。全長2キロというが、もっとありそうにも見える。会場の全貌が見えて、海風が心地よい。ガイドブックと照らし合わせながら、各パビリオンの位置を確認。どこもかしこも蛇行状の行列。イタリア館は5時間待ちという。後で思ったが、人が行くところへ行くのでは無く、ガイドブックを見ながら、目新しい、小さな国、地域、公的なパビリオンではなく、企業館、民間パビリオン、などを沢山見るのが賢明に思える。際立ったところは報道されるのだから。

行列も我慢して待てそうなパビリオンを渡り歩くことになるが、結果的に、中国、韓国、スペイン、フランスに入ることが出来た。

・中国は中国古代の書物にである「竹簡」がモチーフになっている。漢詩が大きな竹簡に綴られていて、行列の中からところどころ馴染みの漢詩の一部を見つけたりして進んだ。「自然と共に生きるコミュニティーの構築ーグリーン発展の未来社会」がテーマ。自然と人間は一体であるという中国古来の思想と先進的アートが融合した空間が広がる。月の裏面の表土の展示もあった。悠久の歴史と文化が自然との調和を物語るテーマ館。

・韓国は「心を一つに」が合言葉。アナモフィックアート。デジタル技術と自然、伝統が融合した映像は圧巻。ここでの行列待ち時間は長くつらかった。

・スペインは再生素材でエコに作られたパビリオンの中では海洋生物の開発、ブルーエコノミーを体感できる。

・フランスは待ったかいがあった。センスが抜群。愛の賛歌。ロダンの彫刻ではじまり、ルイ・ビトンの世界、クリスチャン・ディオールの世界がいかにもフランス的センス、アートを感じさせる。「布はイマジネーションを広げ、ドレスは現実となる」これらは直接フランス館のテーマには結びつかないかも知れないが、自分や他者、自然などに対する様々な愛と具現化しているのかも。

・最後は諦めていた大阪ヘルスケアセンター館に入れた。時間も8時を過ぎでいたが、並ばずに、しかも、完全予約制というところであるにもかかわらず。まず、スタッフのユニフォームが目を惹く。テーマはリボーン。未来人間洗濯機、ips細胞をテーマとした展示は将来への期待を膨らませる。

9時半頃、会場を後にした。行列を見ていると、大変な数の入場者だったように思えるが、帰路弁天町の居酒屋に入って隣り合わせの若い男性二人とお喋りした時、今日は少ない方で5,6万だという。普段は10万前後の様。ここで、大阪人は好感が持てることに気づいた。大阪弁が良い。裏が無い。軽やかに、反応が早い。吉本の本場を再認識。電車の中でお喋りした女子学生達もしかり。会話が弾む。軽やかに。質問すると真剣に答えてくれる。今回の旅行で得た金星はここにあった。



2025年6月1日日曜日

56周年を終えて6月に突入

 5月31日

After our announcement of retiring from Petit Choeur which we set up two years ago, we started a new singing group (tentative name is Seifu Choeur) today at our home having Ms. Ishii as a leader. To start with, 8 members (Mr. T, Mrs. M, Mrs. Chi, Mrs. A , M, K, and Ms. Mayumi I) came to join and our first practice was well done and enjoyable thanks to the leader's  skill and coach.  Our present target is to be able to sing in good harmony a Singaporean  song entitled "Singapura, oh, Singapura" which is a short but very lovely song. We started at 10:00 and had a fruitful practice for one hour to be continued by exchanging information and chat having coffee until two o'clock.  Very successful!

母の7回忌以来会っていない栄作兄夫婦に、来週大阪万博に行く機会に会う為、夕方になって、その準備にかかる。兄が6月1日の誕生日を迎えると米寿になるという。そのささやかなお祝いの品を求めた。ラコステイのポロシャツ。デザインが気に入った。喜んでくれるといいのだが。そして、今日が我々の56回目の結婚記念日であることを思い出して、夕食の食材をゲット。タスマニア産のビーフサーロインステーキ肉とアメリカンチェリー。これはなかなか美味しい肉であり、ワインでささやかに乾杯。チェリーも初物でチェリーが大好きな夫は大変喜んでくれた。(夫はすっかり忘れていた様子!)Happy 56th Anniversary!!

2025年5月13日火曜日

2025年の母の日

In thought on Mother's Day

今年の母の日は三人の子供たちからの感謝の気持ちが、シンプルさと明瞭さが際立つ大変ほっこりした形で届いた。彼らにとって本当に感謝される母親であっただろうかと、いつもこの日になるとふり返ってしまう。だが、彼らは、こういった形で私を励まし続けて来てくれた。別名、天然キャラクターの私を時には笑い、年の割には俊敏な行動をやってのけるのに感心し、次から次とスケジュールをこなしているように見える私を褒めてくれている。彼等の誉め言葉に乗じてますます活発に前へ歩こうとする自分がいるのも事実。どこかに、非があってもあえてそれを掘り出すことをしない彼らは、余程、私より人間的に上だとつくづく思う。それでいいのかも。親がいつまでも親ぶって親目線で対峙するのは良くない。彼等はもう成人した子供を筆頭に、子育てに奮闘してきている。その過程で、いろいろ賛否を含めて、親から学んで来た部分もあろう。毎年、5月第二日曜日は、一つの節目として、子供たちは母親を特別に思い、母親は子供達を特別に思う日であり続けることだろう。来年も元気な姿でこの節目に巡り合いたいものである。

This year's "Mother's Day" brought me a special feeling I've never experienced before. Our three children sent me a cute, humorous gift to show their appreciation together as our children's group to their mother, not three gifts one each but one charming gift uniting their hearts. Their warm thank you hearts were combined in one special gift which effectively ended surprising and moving me. They know I still miss my dear Mi-chan, a sweet cat, gone into the woods next to our yard since 13 years ago.  Mi-chan showed up with a box of Bunmeido's Dorayaki. They appreciate me for my mother duty up until now but it's me in return to appreciate our children who have been practicing their parent-hood very hard and building up their families so as to be heartful, clever and healthy.

I wish we keep exchanging this heartful feeling on this special day as a moment of thinking about our parent-hood love for ever.

2025年5月6日火曜日

2025年のGW

 今年のGWは前半、後半と二つに分断された格好ながら、間で有給をとって長い休みにした人も多いらしい。私たちは関係なく、えっ?今、そんな時期?っていう感じながらも、娘達が恒例の山内先生の生徒さん達の発表コンサートに出場するというので、4日、夫と町田に近い会場である鶴川のポリプホールへ出かけた。午後1時開場というから、ゆっくり出かけようと7:57分のローカルで行く予定を立てた。

毎日のウオーキングに命をかける私の希望で、6:35に出発して夫をまず下今市駅までキャリアバッグともども運び、私はUターンして帰宅。車を置いて、徒歩で再度徒歩で駅へ。好天気の中、普通より一寸速いテンポで公園を横切り(公園内ショートカットできる道を発見)、いつもの田植えを終えた美しい田園を愛でながら上今市駅へ。到着したのが電車がくる30分前。7時53分発の電車。上今市駅のホームには椅子が無い。30分立ちんぼうは予定外だった。下今市駅では夫がしびれをきらしていたようで、「もう、こんなことは止めよう。あほらしい。眠い、」と不満たらたら。試しにやってみようということでやった以上、これはこれとして笑って受け入れたいもの。ここまではいつもの調子とそのまま流すことに。

ところが、今回は私に異変が。今朝は家を出る前に爽やかなBMを経て、爽快な一日のスタートであった筈が、電車の中で又、お腹がトイレを探す。上今市で待っていた時も少々感じていたが万が一電車をミスるといけないと我慢したところである。車内にはトイレは無い。no way! とりあえず南栗橋まで我慢。こういう経験には理解出来る夫は南栗橋の事情を周知で潔くトイレを案内してくれた。これが今日のBM二回目。😥。乗り換えの電車にも一台遅れただけでスムースに進行。ところが北千住で第二派が襲った。一回目、二回目同様立派なBM。これえが三回目。千代田線に乗り換え、新百合で乗り換え目的地の鶴川駅に到着。ポリプホールへは駅からすぐのところ。いろいろハプニングはあったが時間的には丁度良く、目的地への途中でむしろ余裕をもって昼食を取ることが出来た。そして会場へ。地下3Fを上階3Fと間違えて、それでも気づかず、人の気配が無いと感じつつも、待ち時間に更にone more time。4回目が来た。これも問題なく出来たが、それにしても下痢でもなく、腹痛があるわけでもなく、快いBMが立て続けに4回も襲うとは。一体私の中で生まれて初めての経験。それでいて、スッキリ感が無いというのもおかしいな事。不思議な感じであった。

上階で待っているとき、ある夫人が私達のことを覚えていたのか(昨年も来ている)、コンサートでしたら、地下ですよと。珍道中は目的地にたどりつくまで続いた。

さて、楽しみにしていた目的の娘たちのパフォーマンスは見事であった。姉妹が本当に仲良く、励まし合い、協力し合っている様子が一番嬉しい。妹の方が音楽に関しては積極的で姉を引き込み、持病を持つ姉をいたわり、尊敬し、励ます姿にはいつも感謝するばかり。姉もそういう妹を尊敬している。趣味が音楽というのが力になり、そのエネルギーになっているのだろう。親としては本当に感謝するしかない。そして、私達親もコーラスに励んだりしているので、彼女達とも息があう。ありがたい家族である。

長女のピアノ独奏【愛の夢】は長年弾いてきた曲ではあるが、今回ほど、出来上がった演奏は無い。落ち着いた優しい出だしから、流れるような感情の流れ、そして、サビ、大サビのあの盛り上がりへとメロディーが移る時の指の使い方、上半身の揺れ、全体的に目にも耳のも素晴らしい出来栄えだったと思う。リハーサルでは大変間違いだらけだったと反省していたが、微塵にもそれは感じられなかった。人前でのパフォーマンスは人間形成の上でも大きな力になっていくことと思う。

そして妹のソロ歌唱も大分磨かれてきていると思った。【You raise me up 】を美しく歌い上げてクレア。今までのポップスの歌い方と異なってきている。山内先生の指導を受けて、ボーカリストというより、正確に美しく歌えるシンガーとして体の奥からの声の出し方を指導して貰っているからだという。舞台には慣れているのが強みでもある。8月にはライブに誘われているというから又楽しみである。二人とも長男が今春大学に晴れて進み、親も大いに羽ばたいて欲しい。

夜は長女の所で打ち上げか晩餐会。多摩からムナさんもコンサートに来てくれて、そのまま一緒に。長女のお舅、姑さんにも会えて、一同、明るい空気の中で楽しい晩餐会となった。日光から採りたてのタラの芽を沢山持参してきたので、メインのマグロのステーキに山菜の天ぷらも加わって、豪華な晩餐となった。みんな、大喜びで興じた夕べとなった。ペットの茶々丸君も健在。皆のほっこりペットである。

というわけで、4日は珍道中と素晴らしいコンサートに参加、更に、楽しい夕べで締めた充実した一日であった。 多謝




2025年4月20日日曜日

4月、桜で彩取られた季節は入学式のラッシュ

 4月は実質新しい年の始まり。桜が輝く素晴らしいタイミングに学校も花が開く時。2025年は孫達5人が進学した。No1,Noは大学へ。No3,No4,No5は中学へ。3月末にスケジュールを工面して彼等が我が家にやってきた時、孫の心身ともにの成長ぶりには驚いた。もう新中学生でも見上げるほどに大きくなっている。その彼らがいよいよ新しい環境に突入。夢を抱いて、希望を持って、新しい意欲を持って進んで欲しいと切に願う。そして、心の通う新しい友達との出会いが沢山ありますように。


今年は桜の季節の到来が例年より遅かったが、一端咲き始めるとあれよあれよという間に辺りは明るく輝き始めた。見事と言うしかない。小さい苗から10年前に植えた我が家の桜も開花。4,5年前に息子が贈ってくれたソメイヨシノも今年は十数個花を咲かせてくれた。散歩コースの松原公園の桜はスケールは大きくは無いが見応えがある。毎年同じ時期に新たな感動を与えてくれる。日光に移り住んで19年。現役を終えて新たな命をく
れた環境というには一寸大げさかも知れないが、いろいろ心を解して前を向かせてくれてきたことは確か。いつも感謝したくなる時節である。そして桜を愛でながらのゴルフも最高であることを付記しておきたい。

さて、4月19日、1986年に創設された東京川本会総会に2年振りで参加。場所はいつもの国際フォーラムの7F「東天紅」。知っている方は数人しかいないものの、テーブルについて話し

合っているうちに遠い昔に行ってしまった川本が少しづつ蘇ってくる。話してみると、どうも私が最長老のような気がしている。旧川本高校を私が卒業した後に生まれたという成年軍も。川本町からわざわざ見えた新しい町長さんも私の子供の世代。世代交代は当然ながら明らかである。しかし、今回は1986年の創設時に副会長だった中村氏(広島工業大学名誉教授)と初めてお会いしてお話ししていたら、高校は浜田高校に行かれて
そこから京大工学部に入られた由。年齢をたどると私より2年後輩のよう。それぞれの道を切り開いて長い人生を歩み、そのキャリアの出発点でこうして先輩後輩が出会える機会に恵まれたということ、奇跡である。2年前には同じ川本高校の同級生だった柿谷さんに卒業後初めてお会いしたがその時も同じ驚きがあった。このことは2年前のブログに書いた記憶がある。人生いろいろ。長い年月の中でいろいろな経験を積み重ね、いろいろな人間が形成されて、いろいろな人生を築き上げている。出来れば当時の先生にお会いしたとつくづく思う。

今回の若い町長さんのプレゼンと唯一の医療機関を担っておられる加藤病院院長さんのプレゼンはエネルギーに溢れて、発信力があり、素晴らしいものであった。

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世代交代が見えた総会。両親、祖父母が川本人間でその子孫がメンバーとして入ってきて会が存続していくこと実感。川本町は当時は人口が1万以上は居たと思うが、今や3千人を切って消滅地域になっている由。でも新しい町長が参加されて川本再開発のプラン、近況報告のプレゼンは素晴らしいものでした。女子野球チーム「島根フィルティーズ」を立ち上げ、全国大会にも出て活躍し始め、注目を集めている由。NHKでも取り上げられて5月7日17:30すぎに放映されるそう。

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その後、有楽町から銀座4丁目まで暑い中(この日は真夏日でした)、徒歩で益子在住の陶芸家由記子さんの従姉弟共同展に行って来ました。従姉妹さん10人が結集して、陶、彩、写、造形、版画などのファミリー展で血縁(DNA)の凄さを味わってきました。大勢いる従姉弟さんの半分はこういった創作が趣味なんだそう。それもプロの域にある趣味の活動というから驚きます。 中でも面白いと思ったのが字が版画になっていて、蠅とバナナの絵がかいてある下に英語でこのような文言がありました。Time flies like an arrow, Fruit flies like a banana. fliesとlikeのwordを関連付けた冗句です。

今回は上京して二つのスケジュールをこなし、少々疲れました。