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2020年4月28日火曜日

COVID19 その後の経過 4月27日(日)

二週間前にCOVID19の感染拡大の脅威について投稿したが、4月8日未明に緊急事態宣言が宣告されてから20日が経過した今日、感染者と死者の数字を見る限り、ピークは過ぎた感がする。しかし、油断を許さない。第二派が出る可能性を秘めているという。本日の報告では日本国内の感染者数は13,600、死者数は391。二日前の世界の感染者数は、2,637,314であり、死者の数は183,559だと報告された。世界レベルでは、今や南米、アフリカ、中東、に広がっているとのこと。一週間前の週末には、神奈川県湘南海岸などにサーファーが繰り出して大変な混雑をきたしたことから、行政が必至の外出自粛要請の叫びをやってきた。その成果があって、海、観光地はこの週末は全く人影が無い状態と化した。一方でパチンコ店の営業が続き、騒ぎ始めえいる。どうにもストレス解消に我慢が出来ない人達がいる。そして、もっと重要なのが医療関係、福祉関係施設などのクラスターが続出していること。とにかく、外出自粛(禁止)が最優先だと専門家も強く言い続けている。
そんな時、早々と息子から母の日のプレゼントの問い合わせが来た。新聞で紹介されていた本、「感染症の世界史」を希望したところ、アマゾンから単行本が届いた。石弘之氏著。平成30年1月25日初版で、令和2年4月10日が第8版となっている。このタイミングでこの内容の重厚な本を手にして、人類と微生物との戦いの凄さを改めて知る思いである。裏表紙にこう書かれている。
「地上最強の地位に上り詰めた人類にとって、感染症の原因である微生物は、ほぼっ唯一の天敵だ。医学や公衆衛生の発達した現代においても、日本では毎冬インフルエンザが大流行し、世界ではエボラ出血熱やデング熱が人類の生命を脅かしている。人が病気と必死で闘うように、彼らも又薬剤に対する耐性お獲得し、強い毒性を持つなど進化を遂げてきたのだ。40憶年の地球環境の視点から、人類と対峙し続ける館感染症の正体を探る。」

私達老夫婦は、この危険な時期を幸いなことに恵まれた自然環境の中で凌いでいる。子供達、孫たちとの行き来をストップし、友人知人との交流も控える中で、庭仕事、家庭菜園が外の空気を吸わせてくれる。むしろ、例年より、大々的にやり始めて、かえって忙しくしているところがある。しかし、人との交流が不自由というのはやはりストレスがたまる。厳しい生活の向こうには、明るい道が開かれる筈である。もう少しの辛抱だ。
左のネットはアメリカンチェリーをサルから守るためのネット
右はベジハウス(グリーンハウス)

インゲン豆、さやえんどう、トマトなど


2020年4月13日月曜日

COVID19 予期しなかった長い春休み Long spring recess nobody can predict when it'll finish

 4月13日 雨嵐 2019年12月以降に中国武漢市から爆発的に広まった、2019新型コロナウイルスによる肺炎が流行。あれよあれよという間に世界中に感染拡大して全世界で今や感染者の数は184万を突破。死者114,090人。日本へはクルーズ船内で感染が広がり、今や感染者6748人、死者98人に達してしまっている。(4月13日朝現在)イタリアでの爆発的感染からヨーロッパに広がり、楽観的に構えていたアメリカでの感染者が558,768人, 死者が22,021人にまでなっている。日本では4月8日になってやっと国からの緊急事態宣言が発せられた。北海道、大阪、兵庫、千葉県、愛知県、東京都が深刻化する中で、都知事が一挙に前に出て力強く行政の対処を訴えたことから、緊急事態態勢が問題化し、今や、国を挙げて、三蜜(密集、密閉、密接)を守り、外出を控え、やむを得ず外出するときは、マスク着用、手洗いが強く要請されている。テレワークの要請も。それが出来ない職場は通勤もやむを得ない。中小企業、飲食店、スナック、ナイトクラブ、スポーツジム、娯楽施設などなど、8割外出を抑えるのは死活問題となり、至難な問題だろう。私たちが戦後に経験した中で、最大の事態となっている。今の医学知識では抑えられないウイルスの出現に、ノーベル賞を超えた発明発見がまだまだ人間には課せられているということ。これまで、ウイルスが人類を破滅させる類の小説が書かれているが、人間の叡智が最終的には終息させている。しかし、ここまでくると、今度は、AIがそれを解決する時代が来るかもしれない。
 いざ、実生活に目をやると、今までまだ現役の頃は、いつか何とかなるという思いになるのが殆どの場合であったが、今回は一寸違う感じがする。ネットが広がり、情報が膨大になって惑わされてしまう。情報を瞬時に知ることが出来るのはありがたいが、その先どうする?となると、自分の判断ではとうてい及ばないところに世界は向かっているように思えてくる。今出来ることをと思いつつも、孫たちの未来はどういう世界になっているかと想像すると不安になる。その孫たちは、今、学校閉鎖状態で2月下旬からずっと自宅滞在。桜の美しい季節の中での卒業式、入学式などという心弾む行事は自粛され、子供たちの弾む声は聞こえてこない。中二に進級する孫が二人、小二に進級する孫が三人、そして、年長さんになる孫が一人。ラインに映像で様子が届くものの、実際に往来出来ないのが今の状況である。そんな中、夫々、工夫してこの不自由な状況を乗り越えようとしている様子を届けてくれるのが嬉しく、彼らにエールを送り、私達老夫婦も庭に主人が5年程前に植えたソメイヨシノの可憐な美しさを愛でて二人ぽっちのピクニックをしたりして頑張っている様子を届けて安心してもらっている。
 昨日テレビで、竹内まりやの特別番組を見た。彼女の「命のうた」が話題になっている。私も改めて聴くと、心に深く響き、何か、ホッとしてくる。生まれるべくして生まれた歌であり、人間の原点にやさしく戻れるような気がしてくる歌である。