◎10月29日(木)に映画館内で暗がりの中、夫が段差を踏み外してアキレス腱断裂を引き起こしてから難儀な日が続いた。怪我の当日夜(映画は痛さを我慢して鑑賞)帰宅途中で整体師の所に。やはり、アキレス腱に問題ありで、翌日病院行きとなった。検査結果明らかにアキレス腱が断裂していることがわかり、結局、スポーツを早くやれるようにと手術を選択。2日に入院、4日に手術。担当医師は高田知史先生。若いいかにも外科医らしい先生でホットする。7日には紅葉目当てに来客を予定していることから、装具が出来る前の6日に退院。松葉杖使用が難儀この上なし。庭でBBQパーティーをやりながらのおもてなしの為、車椅子を社協から拝借。当日は9時半に来訪した東京からの二人の中国人男性(JETRO職員と中国の携帯会社ファーウエイに続くOPPOという会社を立ち上げた32歳の気鋭社長)を私が山内を案内。東照宮、二荒山神社の境内を歩き、大猶院を参拝。金閣院では丁度お坊さんの説明に出会い、私自身も改めて知識を得たところがあった。丁度家光公生誕370年記念で、家光公の座像が公開してあった。彼らも、大猶院のいぶし銀の美しさに魅了されたようだった。丁度紅葉真っ盛りのタイミングであり、好天気にも恵まれて、2時間の山内歩きは上々。予定通り11時半に戻ると、宇大留学生の遅君も、東京からのもう一組も到着していて、BBQの準備にかかる。その前に、紅葉に輝く桃源郷を案内。夫は、この紅葉の季節を迎えて、美しく映えているところを、客人に見て貰いたい一心で、この一年、森をケアしてきたのである。本人が、案内出来ない残念な思いがひしひしと伝わってくる。早朝から下ごしらえ等、段取りは取っていたので、まずまずのおもてなしは出来たと思う。アメリカと違って、日本では一般に、BBQは全員が火の回りに立ってお肉を焼くという習慣は無い。本来は、皆で、火の傍に集まり、おしゃべりしながら、焼きながら、食を共にするのだが、このコロナ禍の中、ソシャルディスタンスを保る意味では、これが妥当。2時頃に屋内に移動し、歌の披露。次の予定の為、4時ごろ彼らは帰路に。ともかく、術後のまだ落ち着かない足をかばいながら、何とか、おもてなしが出来たことに、夫は安堵し、一週間後に迎える第二弾への対応の仕方に自信がついたようだった。
◎9日に術後第一回目の診察。傷口はきれいだった。続いてリハビリ開始。約1時間。14日第二回診察に先立って装具の寸法図り。(8万相当)続いてリハビリ。翌日15日は第二弾の来客。一週間前の経験から、要領がよくなって、少しは楽な気分でおもてなしが出来た。埼玉から小野寺夫妻とその友人、東京から土井千亜細紀さん、そして、遅君が今回も手伝ってくれた。そして翌日は三回目の診察。この日に装具完成で、着装。踵を地につけて良いということで、大分歩行が楽になったよう。とにかく、診察とリハビリがセットになっていて、この日も約1時間、リハビリ。次回はリハビリだけで診察は二週間後ということで、大分、快方に向かって進んでいるのが納得できる。それにしても持久戦なので、後2カ月は忍耐を要する。 介護のはしりというか、予行演習になったような気がしている。