令和三年の元日は恐ろしく静かにやってきた。コロナ禍にあって、年末年始に子供達、孫達は来ないことを決断。留学生も自粛。ただテレビの賑やかさだけが我が家に音を提供し、いつもの年賀状の束が届いてルーティーンな作業をこなすだけの新年になりそうな気配であった。それでも、年末にいつもより丁寧に清掃した神棚が新鮮な光を放っていた。身支度をしてまず神棚を拝む。年末から読みかけの梅原猛著「古事記」を完読することを祈念。今年はどういう年になるのか、どういう年にするのか。大晦日に出たコロナ感染者の数の多さにショックを受けての年越しとなり、まだまだ暗い空気がこれからも漂うことに心が沈む中、それでも年頭に立って、希望の目標を立てなくてはと思う。①ウオーキングを続けること。②机の回りを整理し、仕事しやすい環境づくりを作ること。③写真と書類の整理 ④物理的精神的断捨離を計画的にスタートすること。⑤何よりも、Anti-aging で健康に留意して笑顔を大切にしたいもの。一寸安堵したことは、昨年、最後となるであろう自分史を書き上げたことである。編集が不十分だったので、修正したものをもう一冊製本しようと思う。それが最終版の一冊となるだろう。「外交官の妻として・・家族と共に歩んだ世界」(2008年印刷)の続編として「その後の歩み」と題し、内容は2004年十月~2020年十月までである。今回は家族用に自分で6冊製本し、2020年のクリスマスプレゼントとした。
そんな中、唯一元気をくれるのが、スポーツ競技である。箱根マラソンは見ごたえがあった。強豪の青学が往路で出遅れてシード権もとれそうになかったのが、往路では優勝して総合4位に入り、見事シード権を獲得。そして、最初からトップを保っていたダークホースの創価大を最後の最後で追い抜いて優勝した駒沢大のガッツに感動。更に、高校全国サッカー選手権が佳境にきている。栃木矢板中央が四強に進出している。強豪の徳島を強いディフェンス力でもってPK合戦で勝ち、今日は見事な攻撃力を発揮して2-0で富山第一に勝った。9日の準決勝に進む。これは楽しみである。
夫が昨年11月の初めにアキレス腱を断裂したことから、コロナ禍ともあいまって自粛の毎日であったが、2日には一緒に小百と実家に年始挨拶に出かけることが出来た。しばらくリハビリが続くが、私は明日当たり、思い切って初打ちに行ってこようと思う。体を動かして自分に活を入れるために。
7日についに緊急事態宣言が発出される見通しとなった。感染者の数を何としても抑えなくてはいけない。行政の決断は遅いと思う。残念だがコーラス活動もその間中止となる。それでも私の英会話クラスはローカルなので継続しようと思う。
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