7月26日 夫の大学時代の同期の山田氏が千葉からゴルフ目当てに我が家に。日光には二度目の来訪だが、彼は2,3年前に脳梗塞を患われ、一時はお話も不自由なほどだったと聞いていたが、驚くほど回復されていた。昔の思い出(我々がノルウエーにいた時、ご夫妻とお嬢さんを連れて訪れて下さったことがある)話も賑やかに出来るほどで、随分リハビリを頑張られたよう。それに、ゴルフが出来るのは同期では彼ぐらいというから、夫の同級生もみんな年齢を重ねたという実感がある。お酒もまだ嗜む程で、ともかく、3人で夕食を楽しみ、翌日は、近場のコースに。炎天下の中、私は私で、出来るだけカートに乗らないように頑張り通しが、それがかなり衝撃的だったよう。「奥様の元気さには参りました!」の連発。炎天下のゴルフはいささか狂気じみていたが、それでも3人とも、無事にワンラウンドを制覇。スコアのことは遠慮しておこう。おもてなしもプレイも高齢者となった立場をしっかり意識した思い出となった。8月4日~5日。MIS(Multirateral Interaction with Students) 国際学生活動交流協会とでも訳すのか、東南アジアの学生たちネットワークを広げ、彼らの時代を戦争の無い時代にすべく、意見交換をする活動に熱心な学生が4人我が家に集結。夫はまさに戦争の無い時代を目指す学生を育てることが最後のライフワークだとしてその趣旨に賛同し、いろいろアドバイス、指導をしようとしている。今回は、東大からMs.nakamura(この活動のコアパーソン)、宇大から4人の学生が来訪。中国人留学生1人、ドイツ人女子留学生1人、日本人2人。女子学生2人は我が家に一泊。4日はまず、暑い時ながら雨模様で多少救われてがテントを張って雨を凌いでのBBQを。そして、屋内に入って3時から、シンガポールと中国の学生も加わってネット(zoom)で議論を。皆英語を駆使してのディーべート。初めての試みなので、事前に宇大からの石君といろいろ準備をやったおかげで、ネットでの議論は何とかうまく出来て本当に良かった。シンガポールの学生は当然ながら、中国の学生の英語力はなかなかのもの。日本人も頑張っていた。このような試みを我が家で実現させる夫の前向き志向と意志力には驚いてしまう。宇都宮からの男子学生3人は夜帰って行ったが、石君は今度は彼女を連れて夜遅く再び我が家に。結局4人の学生が我が家に泊まり、翌日は、中禅寺湖でのSUPに挑戦した。日光は初めてというMs.nakamuraは中禅寺湖の美しさに感激したよう。若い学生さん達とこのように触れることは刺激になり、楽しいが、食事のお世話などはやはり昔とは異なって、かなりハードになってくる。頑張らなくてはとつくづく思う。
この週末は女子全英オープンが始まり、甲子園もスタートした。今年の全英オープンは興奮の連続。澁野さんが優勝する可能性大有りだったので、深夜テレビに釘付けになった。体調を崩しかねないほど夢中で応援した。結果は、運悪く、3位。惜しかった!
8月8日には宇都宮文化会館小ホールでの沖縄復帰50周年平和祈念公演に参加。夫の高校時代の同期生、石崎さんが実行委員長をされた関係でこのことを知り、参加して本当に良かった。宇都宮出身の荒井退造氏(警察部長として)と神戸出身の島田叡氏(沖縄県知事として)の二人の尽力で沖縄本土住人の多くの命が救われたという話が演劇を通して力強く胸を打った。今「島守の塔」という映画が上映中だという。見たいと思う。 そして、お盆には長女と次女の家族が帰省してくれた。2人の生活が一挙に膨れ上がり、大賑わいとなる。庭先の小川にダムを作って、泳いだり、大きなビニールプールを持参してボールを投げあったりしながら、存分に孫達は遊んで楽しんでくれた。何軒かの初盆にもお参りしながら、台所仕事もで、今年はこの暑さで、ついに熱中症気味となって一日ダウン。でも、娘たちが積極的にいろいろ手伝ってくれたおかげで無事に予定をこなすことが出来た。発つ前に家の掃除をするなんてことは今までは無かったこと。おかげで、大助かり。しばし、ソファーで寛ぎ、皆帰った後の静けさの中で余韻をかみしめることが出来た。さあ、いよいよ滞っている日光清風塾の会報編集に専念せねば!!