2024年1月29日
日光市で地域活性化のために、いろいろな活動を挑戦意欲を持って精力的に動かれていたMr.Fが10日ほど前に、51歳の若さで急逝されてしまいました。日光清風塾でも日光に関しての豊富な知識に基づいて、東照宮の奥の隠れた話など、3回のシリーズでお話をしていただいたこともあります。余りに突然の訃報で活動家仲間にとっては信じられない思いです。告別式に向かう時、今度は私の大学時代の親友からの電話で更なる衝撃を受けてしまいました。昨年末から、足腰が不自由になって車椅子の生活をしている彼女を、あの厳しく人生指導をされていたご主人が一生懸命介護されていたのですが、そのご主人が急逝されたとのこと。本当にびっくり仰天してしまいました。その日の朝、彼女がデイサービスに家を出る時、「行ってらっしゃい」といつものように見送られ、その後、最近脚が痛いと言っておられたそうで、丁度その日、医者であるお嬢さんが彼女の病院へ診察に連れて行かれたとのこと。午後2時ごろまで病室で彼女とお話をされていたそうで、まさか、その2時間後に亡くなられるなんて、夢にも思えないこと。その経緯を妻の親友は全く知らないままで、デイサービスから4時ごろに帰宅。しばらくして、お嬢さんが父親のお遺体と帰宅。「ごめんね。助けられなくて!」と言われたそう。親友の驚きと嘆きは想像を絶するものだったと思うと、私もやりきれない思いでした。電話の向こうの彼女は、それでも、いつもの穏やかな口調を保ったままでした。「20日に亡くなって、26日に内輪で見送り、今は1人で遺骨を守っているんです」。ご主人は彼女より5歳年上ながら、最近までテニスを続けていたほど、健康であった筈。人の命のはかなさ、不確かさを思い、いつかは訪れる別れの運命、将来は誰でも出会うことになる運命を切実に感じた日となりました。 合掌