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2011年10月31日月曜日

国際交流

今日はWPWF(世界平和女性連盟)栃木支部主催の第15回栃木女子留学生弁論大会というものに審査委員の一人として出席する機会を与えられ、宇都宮まで出かけた。秋晴れの好天気の中、又、新しい人達との出会いに恵まれた一日となった。発表者は中国人(5名)とベトナム人(1名)。20代の学生達の日本での滞在期間は最長で1年半、短い人はまだ数か月ということだが、来日前に基本的なことは勉強してきたのだろう。殆どがフリーハンドで5分~10分のスピーチを見事にやってのけた。留学生の視点から見た日本社会、家族の絆、日本人の国民性が主だったテーマとなっていたが、やはり、東日本大震災に触れている人が多かった。この震災から日本人の忍耐と思いやりの心を学んだという人、何もできない自分にもどかしさを感じているという人、この震災後に来た人にはその勇気と日本で学びたいという熱意があるということなど、私自身、励まされる内容のものであった。目標を持って勉強する学生は輝いて見える。是非、初心を忘れず、頑張って欲しい。最後の交流会でも、彼女たちは立派に日本語で対話が出来ていて感心させられた。彼女たちにとっての一番旬で驚いた経験は各市民一人ひとりのゴミの分別作業だという。環境にやさしくなれるよう、この作業意識は母国に持ち帰りたいとも言っていたのが印象的であった。

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