2016年2月14日日曜日
中国伝媒大学南広学院学生招聘と交流会プロジェクトがいよいよスタート
昨日11日、南京からの一行は飛行機が遅れて対面時間も6時半前に。でも無事にみんな元気いっぱいで来晃。ドタバタ劇はあったけれど収まるところに収まったのでは。我々は3人のファミリーゲストと副学長夫妻(宿泊はホテル)、それに日本側司会者として準備に大奮闘中の夢子さんを交えて自宅でウエルカムディナー。10時過ぎに学長夫妻はホテルに送り届け、あとはみんなで和気藹々と一緒にお片づけ。みんな丁寧で心配りのある人たちで笑顔がさわやかです。自分の荷物を犠牲にして母親の手作りの山菜と干しエビを中に包んだ重量感のあるパオを8個とガチョウの丸ごと塩漬けをお土産に持参したイーさんは毎日日本語で日記を書いている。明日中国側の司会をしてくれるランさんは四六時中、司会原稿のおさらいをしている。一行を引率してきたキュー先生は背が高くて落ち着いて穏やかで信頼感があって・・中国だけで勉強したとは思えないほど日本語が巧み。明日交流会で紹介する、馬副学長作の故高倉健への鎮魂歌の日本語訳は彼女がやったもの。交流会のロジが不行き届きにならないことを祈りつつ明日を迎えます。
今日の自由行動は車2台で宇都宮へ。宇都宮城址の歴史館はなかなか良かった。今市のお地蔵さまから始まって、徳川幕府時代の三つの東照宮への将軍、大名達のルートの存在、そして東照宮を守った宇都宮の殿様の存在、すべて、日光の今の形を裏付ける徳川家康の威光をこの機会に改めて知った思い。宇都宮城址の歴史館で見つけた百人一首、中でも阿倍仲麻呂の和歌を見つけて、中国人も学校で教わっている日本人だという。更にお城の建築上の話、鉄砲を使うようになって西洋のお城建築技術を知り、それが日本的ものになってあたかも日本本来の伝統的な城として理解しているが元は西洋の城が基本にあるということ。濠は昔の城には無かったし、城壁に鉄砲を差し込む穴は無かったはず。10年前に植えられたソメイヨシノを見つけて、桜も歴史的には新しいものであること、江戸時代後期にある人が改良して作ったものであり、それが普及されたのも2,300年前に過ぎないことなど、主人の徹底した説明にゲストは納得、理解を深めた感じでした。
夜は含満渕の花火を見に神橋へ。行動を共にすると料理するタイミングが難しい。バタバタしながらも何とか・・夕食後、林副学長夫妻をホテルにお届けして今日は一段落。これから明日の準備チェックです。
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