2月2日(火)
今、日本には五か所しかないと言われている天然氷切り出し場、そのうち三か所は日光市にあり、その一つ四代目徳次郎さんの天然氷切り出し現場を今日初めて見学する機会に恵まれました。初めて目にした光景は昼下がりの好天気の下だったせいか、氷という響きからくる寒くて厳しい環境というより、県外からも駆けつけて作業に専念するボランティアの若い人たちが沢山いることに驚きました。お話を聞いていると、10年目の今年の一回目の切り出しの時が一番厳しい経験をされたとのこと。切り出し直前に雪に降られると氷の上の雪掻き作業が必須で長時間厳寒の中やり続けなければならないとのこと。深夜に黙々と気持ちを一つにしてする作業であり、これは想像を絶する厳しい環境下での作業となり、大変な意志とエネルギーが必要になろう。日光街道から少し外れたところの森の一角、秘境にある氷の田んぼに隣接して氷室があり、番屋がある。そこで作業する人達は若い女性も含めて地元と近隣、県外からの常連隊であり、リピーターであり、一つの独特の文化を作り上げていると思いました。番屋には熱く燃えるストーブがあり、集う人たちの冷えを一生懸命温めている。フォイルに包まれたシルキースイートという新しい銘柄のサツマイモが所狭しとストーブの上に置かれて・・お相伴に預かりました。とても甘くて、コクがあって美味しい焼き芋でした。日光カフェからのコーヒーも美味しかったです。冷たい氷と仲良く作業する人達を目の前にして温かい空気を一杯いただいてきた思いです。今年の夏いただく天然氷のかき氷は格別なものとなりましょう。NHKが取材に来ていました。本日の夕方の6:40で生放送するとのこと。(帰宅してしっかり見ました。現場を見た後なので臨場感があり迫りくるものがありました。)
Thanks to my friend, Yoshimi-san, I had a chance to visit for the first time one of the natural ice fields in Nikko where they cut out a big quantity of ice blocks of 40kg each. They keep them in a huge refrigerator-like cottage and protect them in sawdust from Nikko cedar trees. It's amazing to find that so many volunteers from not only the local area but also from outside of Tochigi pref. were there to be involved in this hard work all together.
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