平成28年2月に、日光清風塾は中国、南京の中国伝媒大学南広学院の学生13名を日光市に初めて受け入れ、一週間のホームステイを実施しました。また、平成29年には2月及び6月に、杭州市の浙江伝媒大学の学生、それぞれ7名(男性3名、女性4名)、及び10名(男性2名、女性8名)を同様に受け入れを行いました。学生側とホストファミリー側の双方で、お互いの理解が深まり、この交流プロジェクトを是非継続していくべきとの要望に応えるべく、浙江伝媒大学の学生の第3回目のホームステイプロジェクトを企画することになりました。
そこで、今回は中国の三大メディア大学の一つ、浙江伝媒学院の学生19人と教師2人、計21人の一行を日光に迎えてホームステイの体験をやってもらいました。(ちなみに、他の二つは北京と南京にあります。)中国メディア大学からの学生受け入れは今回で3回目だが、これだけの大人数を一挙に迎えるのは初めてで、さすがにホストファミリーを探すのに一苦労でした。犬も歩けば棒に当たる、ではないが、やはり、歩きに歩き回っている内に幾つかの棒にぶつかり、結果的には何とか受け入れ態勢が整いました。今ではホッと感謝の気持ちのみで振り返っています。ただ、ホストファミリーが不足して、我が家では教師2人を含めて5人に滞在していただきましたが、案ずるより、産むが易しとは良く言ったもの、大変意義深い経験がお互いに出来ました。家族のメンバーが1人増えたくらいの理解でとお願いする時は言い続けたものの、我が家の場合、平素二人のところに5人増えたので、一寸その感覚とは遠かったが、2人の先生が素晴らしかったことに加えて、3人の女子学生が明るくて家の仕事を嫌がることなく、興味を持って沢山手伝ってくれたのにはこちらが感激してしまいました。男の先生は、パソコンのトラブルを解決してくれたり、庭のテーブルを直してくれたりと、本当に助かりました。ゴミの仕分けから、ゴミ出しのステーションまで、全工程を観察、運び出しもやり、先生も興味津々で、良い教育だと感嘆しながら、ゴミ出しのカレンダーまでスマホで写真どりしていました。奥日光も含めて市内見学、公民館での料理体験、江戸村行、温泉経験、ホストファミリーデーには霧降や大笹牧場へ、全員でBBQ,極めつけは、宇都宮大学国際部学生が中心になって国際学生交流会を七夕の日に開催してくれたことでした。七夕にちなんで、日中の文化交流がうまく出来て、トークタイム、音楽、ダンス、折り紙、しりとり等々、内容沢山の企画で大変ありがたく、若い人達の交流がこういう形でどんどん出来て行くことを短冊にも書いて願うほどでした。
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