ユネスコ活動の後、同じ山内にある東照宮美術館へ。假屋崎省吾氏の世界展というのを見て来ました。あれだけ国内外で活躍されている氏の世界に今まで接する機会が無かっただけに、このような紅葉酣のタイミングで観ることが出来て大変ラッキーでした。ダイナミックな宇宙観のある作品群は、背景にある横山大観や荒井寛方、中村岳陵画伯の襖絵と見事に協演し、迫力を持って迫って来る。絵の無い硝子戸越しには錦の紅葉が覗く。借景を巧みに誘い込む。
10作品異常はあったと思うが、それぞれに異なるアプローチで宇宙に迫って行くような圧巻さがありました。最後に、キオスクで10年前にお書きになった本を見つけ、ご本人に目の前でサインしていただくというサービスを受け、一寸目を通したところが、一気に読み終わる始末。この小さな本が又圧巻。人生の訓辞が溢れ流れ出す程詰まっていました。氏がピアノをプロと連弾される程の才能を持っておられることも知りました。ブレない夢を持ち、好きで努力出来て楽しみを知る。何だか人生のスタートラインに立たされた思いに。写真は一部友人のをシェアさせていただきました。
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