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2019年12月18日水曜日

2019年シティライフ学シンポジウム 12月18日 於宇都宮共和大学

テーマ「とちぎ新インバウンド戦略ー地域資源でえおもてなし」
 宇都宮共和大学学長 須賀秀之氏の挨拶に続き三人の基調講演「外国人から見たとちぎの魅力とインフラ整備とは」がそれぞれ30分の持ち時間でスタート
1.「外国人旅行者が日本に求め、期待するホスピタリティ」ヒルトンホテルから三菱地
  所、パークホテルズ、社団法人日本ホテル協会会長を経て、現在ホスピタリティー専
  門学校校長の中村裕氏によるプレゼン
 ・日本の観光競争力はスペイン、フランス、ドイツに続いて今や世界第四位。
  これには理由が四つあるという。①価格競争力(リーズナブル)②サービス・インフ
  ラの向上③自然資源④国策としての観光優先度(2003年以降、leading industryとなる)
 ・DMO(Destination Marketing Organization)の話。気仙沼、大阪の例
  観光に興味を持つ市民を育てる。街全体を暮らしと仕事のテーマパークに。
 ・MICE(Meeting, Insentive, Convention,Exhibition)マーケット動向
  これらの施設のある所に集客、フルサービスのホテルとの連携
  宇都宮をコンベンションシティにすること。それをサポートするホテルが必須
 ◎とちぎは豊富な資源を持ちポテンシャリティが高いことを発信してほしい。
2.「リッツ・カールトン日光のホスピタリティ」中味はスペイン人、外見は日本人と自
  称はする細谷真規総支配人によるプレゼン。日光の豊富な自然を紹介したPRビデオは
  新鮮。(後で、パネルディスカッションで岡本副知事が紹介した県が作成したPRビデ
  オも好印象)リッツカールトン日光は2020年5月22日オープン、富裕層をターゲット
  にフルサービスで夢の滞在型ホテルを目指す。
 ◎Nature/Culture/Communityを強調。資源
  にプライドを持ってほしい。利便性の向上を図る。
3.「農村観光DMOによるインバウンド戦略」(株)太田ツーリズムCEOの藤井大介氏のプ
  レゼン。農村観光が既に走り始めている。個人旅行中心の農村観光が日本の最先端を
        行くことを願う。
    飛行場から農村へ直行し、古民家に滞在して、そこを拠点にしてあちこちの観光な
       り、体験をする拠点型(アパートメントタイプ)観光を目指す。ヨーロッパには宿泊形
       態は二つあり、B&Bタイプのルート型観光もあるが古い城を改造して滞在型アグリツ
       ーリズムが盛ん。

 第二部では上記講演者岡本副知事、音羽フレンチレストランのオーナーシェフ、宮地ア
 ンガスジャパン・ワールドリンクCEOも加わって意見、コメントなされた。




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