コロナ騒ぎで子供達は学校は休校、外には自粛で、存分に子供らしい生活が出来ない羽目になってから約1か月、たまりかねて町田の長女の家族が日光にやってきた。4泊5日の滞在。アウトドア志向のこの家族はじっとしておれない。週末にはあちこちのスキー場に出かけたようで、今回もスキーとゴルフの道具を持参で大荷物の中に孫たちは埋まってやってきた。一日目はハンターマウンテンへ。自粛が始まってから、少し中だるみがあるのか、スキー場は子供連れで大盛況なのに驚いた。遊園地など公共施設が閉鎖されている一方で、スキー場はオープンされていて、みんな解放感を味わっているように見える。ウイルスはここまで追っかけて来ないと信じているのか、マスクをしている人は殆ど皆無だった。聴くところによるとスイミング場、テニスコートもオープン状態とか。ストレス発散の場所が残されているのはありがたい。帰路は温泉に。2日目は家の周りのスペースで存分に体を動かす。キャッチボール、縄跳び、体操、そして、畑仕事のお手伝い。室内ではテレビ、ビデオ、ゲームとなるのは致し方ない。ただ、家族がわいわい一緒にいることが大事だという気がする。
今回のウイルス問題は家族が最後の受け皿にされたことになる。不安をかかえて一緒に時を刻むしかない。不安が正常な状態であり、その我慢のエネルギーを安全な方向に向けて行くだけである。不安や愚痴を共有して、ただひたすらお喋りすることで心が救われる気がする。新型コロナウイルスがもたらしたものは家族が危機状態に置かれて、いつもより触れ合う時間が多くなった分、絆が一層深まっていくことではないだろうか。
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