3月下旬から日本国内でも様子が悪化したCOVID19は4月16日~5月25日についに緊急事態宣言が政府により発令され、解除されたあとも感染者の数は再び上昇した。科学的な分析がないまま、不安定な状況の中で、皆んな自粛生活をじっと耐えてきている。孫たちにとって恒例の盆休みに田舎に帰郷することは唯一ストレス解消のチャンスとなるとの思いで、長女と次女の家族は迷ったあげく、我が家に帰ってきた。12日にはいつもの2人家族が一挙に9人に。(長女の旦那は彼の父親に付き添って彼の実家に行き、今回は別行動となった。)9人の胃袋を三度三度満たすことに大忙しとなったが、我が家が活気づき、小学生2年生2人、中学生2年生2人と正月以来久しぶりにおしゃべりをし、行動を共にしたことは最高の刺激となった。中学生は本当に成長してきている。夫の主導で、8月15日の終戦記念日を迎えるにあたって、戦争についてのに思いや考えを議論しあう時間が持てたことは素晴らしかった。実体験が無く、戦争を観念的にとらえていることは当然だが、人道的だけでなく、時代時代で考え方や価値観が異なるという事に考えが及んだかどうか、いろいろ人間の歴史を見る上でも、良いきっかけになったと思っている。又、8歳から高齢者の爺婆まで、一緒になてカードゲーム、それも今風のビジネス感覚を研ぐようなカードゲームをやったり、前の小川で水遊び、虫取り、早朝ウオーキング、奥日光森林散策など、田舎ならではの環境の中で、存分に自然の癒しと美味しい空気を一杯吸って、次女の家族は2泊、長女の家族は二手に分かれ、最後の組は5泊してそれぞれ満足して帰って行った。コロナ禍の中で、ここまで開放的に過ごしたことに、いささか不安もよぎったが、じっと手も足も出ない達磨でストレスをかかえることを考えると、元気に飛び回る子供達を見ると、これでよかったかなと思っている。どうか、これからの1,2週間無事でありますようにとの祈りをこめながら、又、4年前の盆休みの時に詠んだリズム言葉を思い出しながら、こうしてブログを書いているところである。「盆休み はじめワイワイ 中キーキー 終わりはシーンで これぞ孫に向かう祖父母の心境なり!」
2020年お盆休みはコロナ禍と酷暑の中、特別なものになった。
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