これまで、日光清風塾が主催、イニシャチブを取ったアジア諸国との交流事業(東日本大震災後の風評被害対策として「大使館ウイークin Nikko」、未来への絆を築く集いとして「アセアン10カ国大使との交流会」、「東アジア大使RCEPとの交流会」、中国の学生や、インドネシアの学生とのホームステイを含めた交流等)、をふり返りながら、今や若い世代にこのテーマに真剣に取り組んで行って欲しいとの塾長の生涯の思いが強く伝わった。そのスタートとしてMIS(Multi-lateral Interaction with Students、アジア学生交流会)活動を手掛ける東大生、宇大生などが中心に動き始めているグループの中で、アジアとの学生とどう交流して行くか、いろいろ提言、指導に動き始めている。この時代だからこそすでにこのテーマを意識してネットワークで繋がるシンガポールの大学生などともオンラインで広くやれる。
20代の若者たちの将来は難しい。戦争に直面する可能性があり、世界平和の問題を若い人達が彼らの問題として真剣に取り組まなければならない時に来ている。政府と関係の無い、しがらみの無い所で、学生がアジアの学生と共に立ち上がるべきというのがその趣旨である。若い人の純粋な気持ちでアジアの平和を守る平和維持活動である。東南アジアにおける日本のプレゼンスが後退している今、若い人たちがこの活動でプレゼンスを拡大すべきである。中国と話しをする関係も築くことが重要。日中が協力して東南アジアをサポートすべき。日本はお金ではなく、知恵で平和維持活動を。自分の利益の為ではなく、社会の為、アジアの為に。
アジアの将来は今、危険な状況にあり、米中戦争を起こさせないということは東南アジア全てが思っていることである。
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