平成23年9月4日
アメリカ東海岸が記録的なハリケーン(アイリーン)に見舞われて、親友が驚き計画していた旅行を遅らせる羽目になったというメールを貰ったのが8月28日。その日はまさに夫がノルウェーに研究調査のため出発した日であった。あれから一週間がたった今、日本の四国、近畿、中国、関東などを特に豪雨で襲った大型台風12号の余韻がまだ残っていて、雨が降ったり止んだしている。夫はベルゲンに一週間いた後、オスロに移り、更に一週間滞在することになっている。その後、パリにも寄ってフランス事情を調査するが、久しぶりのパリを歩きたくて私も来週末、パリまで出かけることにした。幸運なことにフランス人と結婚した大学時代の友人が彼女のアパルトマンを貸してくださることになった。彼女とは、今年の5月末に東京でお会いしている。今度はパリでの再会でこれも楽しみである。25年前、約3年程16区のローランギャロスに近い所に家族共々住んだことがあるが、当時は3人の子供たちの中、高、大への進学騒動で我が家は試練の真っただ中であった。落ち着いて文化の香りに浸る余裕はなかった。今回、岸恵子さんの「私のパリ、私のフランス」という素晴らしいフォトエッセーを読みながら歩いてこようと思う。パリで夫と合流するが、基本的には一人旅である。遠ざかっていたフランス語を使うチャンスとしたい。
0 件のコメント:
コメントを投稿