7月8日、日光清風塾塾長の月例講話会(第16回)が行われた。今回のテーマは「フランスの社会と文化」。これは来る9月下旬に企画している「大使館ウイークin Nikko」につながるもので、参加予定のフランスについての予備知識として大いに参考になった。
「フランスというと皆さんは何が頭に浮かびますか」の問いかけから始まり、次々と提出されたテーマをカバーしながらの話は分かりやすく、参加者の関心度もそれだけ高まって満足が得られたと思う。①ワイン、ブドウの話②三色旗③美術、芸術④移民国⑤産業⑥常任理事国⑦ファッション など。思いつくままにテーマが出されたが、フランスという国の仕組みが近代国家の模範を作った国として歴史に言及しながら説明された。王政時代の雇用兵から、国民全体が兵隊となり、国民国家を建設していったナポレオンの偉業がその原点にあるということがよく解ったと思う。フランス文化を特徴づけるもの、デカダンの魅力が根本にあるという話もうなづける。男性と女性がかけひきによりお互いを美しくしているという話は面白かった。移民の国といってもアメリカの場合と内容が異なることもしっかり理解出来たのではないだろうか。
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