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南京で最大の観光スポットに出かけてきました。
4月4日(月) 中国は清明節で休日
今日はやっと学生も一人加わって、明孝陵行きが実現。広大な敷地で全部歩くには一週間は必要。それを一っ気に今日は、世界遺産で有名な石の動物像が並ぶ神道、桜で有名な日本庭園、宋美齢宮(元、総統の官舎)、孫文のお墓がある中山陵を見学。地理感、方向感覚が広大な領地の中では働かず、効率の悪い散策になってしまったが、おかげで5,6時間は歩いた計算になる。大勢の人でどこもかしこも大賑わい。宋美齢の生涯を改めて見て激動の時代に生きた才媛であったことが良く分かる。106歳まで生きて活躍していたというのが又凄い。それにしても、中国政府が国民党総統の館をこういう形で、良く保存しているものだと信じがたい現実を知ることが出来ました。宋美齢はsycamore(アメリカすずかけの木)をこよなく愛した人だそうで、蒋介石がこの中山陵を中心に南京中にこの木を植えさせたとのこと。鳥瞰図で見ると、秋の紅葉の季節には、屋根が緑の石を使っているこの宋美齢宮を中心に、黄色に輝くこの木の紅葉がペンダントの輪郭をなし、しれはそれは見事な景観である由。とにかく、自然を目いっぱい取り入れて構築した権威の象徴はスケールが違う。館そのものは比較的質素である。
孫文の中山陵も山の地形を使っていて、下からの石段を数えたら348あった。東照宮の大鳥居に匹敵する門が間隔を置いて3か所あり、一番上に孫文の石像とその下にお墓が。アプローチが北京の故宮を思わせるような造りで英雄を称える格式のある印象を受けた。
日本庭園は20年前くらいに福岡県が寄贈したもの。ここにあるソメイヨシノは南京市で一番見事であるそうで、前回道がわからず見れなかったことが悔やまれる。でも、今回は八重桜が見事に開花していて日本のつつじももう蕾を出し始めていた。今日は好天に恵まれ、最高の散策日和になり、当初の目標は達成できました。しかし、足の指がどうにかなりそうなぐらい良く歩きました。学生も初めてということで、彼女のガイドは一寸期待外れでした。地下鉄に乗って、バスに乗るときの路上は帰省していた学生達が戻ってきたタイミングとぶつかって、ものすごいラッシュ。バスを何台も見過ごす羽目に。
今日、もう一つ面白かったことは、カナダ人カプルに孫権の巨大像の前で出会ったこと。彼らは、テレビの映像を見て、中国旅行を思いついたそうで、1か月かけて国内を観光して歩いているそう。リタイアしたカプルで、オタワからということを聞いたとき、私たちの出発点がオタワであったことから、この奇遇に思わず乾杯したくなりました。歩いているといろいろな人に出会うから面白い。
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