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2017年3月29日水曜日

3月29日 宇都宮市古賀志山へハイキング

March 29, 2017

 27日の突然の雪はすっかり消えて、今日は正常な春の天気に。冬ごもりを終えて、EECCのメンバーと宇都宮市森林公園の古賀志山に出かけてきました。ハイキングのつもりが、意外に山登りとなり、想定外の運動が出来ました。お目当てはカタクリの花。群生しているこの野草は静かに下を向いて佇む謙虚な花。でもしっかり向き合うと薄紫色の上品な色合いの中にシャープな気丈を感じさせる花であることを発見しました。根が深いと聞いて一層その印象を強くしました。ショウジョウバカマという花も側に。富士見台から見えたゴルフ場はどこのゴルフ場?レイクランド?遥か西のかなたには日光連山、北には那須連山?富士山が見えたのは遠い昔のことらしい。上りに3時間、下山に2時間。お弁当の時間を入れると、所用時間6時間弱。かなりエネルギーを使ったことになる。同行されたメンバーの友人が英語志向で想定外の英語入りの山登りとなり、大変愉快な山登り&ハイキングとなりました。



The snow we suddenly had the day before yesterday has all gone. Having a normal spring weather back today, some EECC members
went to Mr.Kogashi today for hiking which turned to rather hard
mount-climbing. Thanks to this happening, we got an extra exercise. Our target was to watch Katakuri flowers (dogtooth violet). These wild flowaers growing in flocks looked very modest and humble but once I tried to watch them carefully, they looked very refined and stouthearted in their violet colors.


From the summit, Fujimidai, we enjoyed the view of some golf courses, mountain ranges far away in the north west. Our today's outdoor activity ended up with healthy feeling from full use of energy and lots of laughs.

2017年3月27日月曜日

第56回清風塾講話会 平成29年3月26日



第56回日光清風塾講話会要旨       平成29年3月26日() 

「東アジア貿易圏は生まれるか。」

質問)①TPPRCEPの違いは?②TPP参 加は日本の農業をダメにしないか?

     TPPは先進国の自由貿易網で程度が高い。ここには中国は入れない。中国抜きの経済包囲網で最初はシンガポール、オーストラリアなどが推進したもの。

RCEPは後進国を含み、市場の開放度が低い。ここにはアメリカは入れない。ASEAN+3の協定作りが最初の考えで中国が言い出したものだが、日本がそこにインド、オーストラリア、ニュージーランドを加えてASEAN+6を提唱して中国をけん制。水面下交渉で中国は日本の提案に合意。そうすることにより、東アジアとの交流態勢を今から作るべきで近隣諸国を取り込む政策。

アメリカだけの依存は危ないと考える日本は双方でアメリカと中国と仲良くやろうとする戦略。日本外交は水面下での交渉力があり、優れている。

日本と中国の戦い。著作権を守ることの難しさ。国営企業を民営化すべきだと日本は主張。RCEPは今年中には合意することを期待。

    日本も農業産業を守るためTPPには加入すべきではないとの意見があるが、農業を守ろうとすると自由貿易が縮小して国際価格の8倍も高いお米を買うことになる。TPPは大変だけれども自由化して経済を繁栄させるべきであり、お互いの利益を得るように図ることが肝心。攻めの農業、畜産を目指すべきだと思う。

 
そこで、日光でも近隣諸国との交流を推進するため、10月28日、29日にASEAN以外のRCEP、インド、オーストラリア、ニュージーランド、中国、韓国、昨年のASEANプロジェクトに参加出来なかったタイ、フィリピンの大使を招聘する企画案を市に提言。
実施する運びとなった。日光を国際レベルでの交流の根拠地にしたい。


2017年3月21日火曜日

春分の日連休に孫達のスキー挑戦 Our grandchildren's big ski challenge

 3月19日、20日 春分の日連休
息子の長女(孫No3)と長女の長女(孫No4)が同年の4歳。二人は個性が明らかに異なるが、実に仲が良い。No3はあと10日で5歳児。さすがに、幼稚園では同学年の中で一番のお姉ちゃんらしく、友達のサポート役的存在らしい。何でも積極的に楽し気にやる。No4 は6月生まれなので、No3 とは2か月半の違い。彼女は型にはまったレッスンを喜ばない、ひたすら自由な創作の世界を楽しむ、これまた、目力のある楽しみな女の子。こんな二人だから相性が良く実に仲が良い。
今回、二人はお兄ちゃん(No4 の兄で今年5年生、あと9個で日本の百名山を踏破することになる一方で、これ又父親の影響で既にスキーの名手。既に二級資格取りに挑戦し始めている。)の後を行くべくスキーに挑戦。二人とも、スピードを恐れない。彼女たちの愛らしさ、逞しさに魅了されて、私自身が彼女達の仲間入りした形で、この好天気に恵まれた連休を実に楽しむことが出来た。まだスキーが楽しいと言えることに自分でも驚いている。
  March19,20, The Vernal Equinox Day holiday
They are cusins, the both 4 years old girls, one is going to be 5 in 10days, the other in June, 3 months later. Their characters are totally different. Our grand-child No3 is fond of challenging whatever we feel like letting her try, while No4 rather independent and very creative. However,  they get on well with each other, the both are so sweet.
This time they challenged to ski following up No4's brother, 10 years old, who has been trained by his father in various outdoor activities such as mount-climbing and skiing. As a mout-climber, already conquered 91 out of 100 famous mountains in Japan, as a skier, now challenging a second grade qualification. According to my judge, these girls will be courageous and good skiers with no fears of speed. Under such a beautiful weather these days, we had a healthy, wonderful time. I found myself enjoying being among these little ladies.





2017年3月15日水曜日

出会いの後には別れが・・・

3月15日(水)

べトナムからの女性4人組を対象に公園でしばらく青空教室をやっていましたが、この冬場の寒い季節に、任期満了で次々と帰国することに。イエンちゃんは既に1月に帰国済。来週にはランちゃんとトィちゃんが帰国の途につきます。出会いがあるということは別れがあるということ。人生この繰り返しですが、そのプロセスで沢山のものをお互いに収穫している筈です。ランちゃん、トィちゃん、広がったネットワークを大切にしてこれからの人生に向かって行って下さいね。最後に、もう一度会いたいと言ってくれて、とても嬉しかったです。いろいろありがとう。


Four young girls from Vietnam who used to study Japanese early
in the morning in the park for a while are now leaving one after  another. Yen already went back in January and now Lan and Tui are leaving next week. They came to see me today before leaving
and we enjoyed a small farewell lunch together at my place. I wish they have treasured all their new experiences in Japan to keep going for their new life back in their home country.

2017年3月9日木曜日

第55回日光清風塾塾長講話会要旨(平成29年1月29日に開催されたもの)

第55回清風塾月例講話会「観光振興策を杭州市に学ぼう」

平成29年1月29日


昨年11月に、中国の浙江伝媒大学と浙江旅行職業学院で講演した折、杭州市の先進的な観光産業の実態を見聞。ITを駆使した行政と業界の体制に感銘を受けた。

杭州は中国を代表する近代産業都市で、また一大観光都市である。行く度に様変わりしていて、その激変は驚くほどである。政府は観光産業が産業全体を押し上げる基幹産業であると位置付けている。かつて貧民住宅も立ち並んだあの有名な周囲15キロの西湖周辺は整備されて遊歩道は観光客がいっぱいである。周囲の山々はライトアップされ、音楽に合わせて湖上の大噴水ショーが旅行者を楽しませている。杭州はまた食の一大観光地でもある。

行政はビッグデータも駆使して観光客の動き、要望をコンピューターで分析し、それを業界に発信している。業界はさらにITを駆使してマーケティング、観光地案内、ホテル案内、公共サービス案内等を進めている。彼らは今や観光業は質的に変化しつつあると認識している。これまでの「見せる」観光から、「楽しみ方を売る」競争の時代に入って来ていると考えている。それぞれの観光スポットの誠実で、詳細で、個性ある「楽しみ方」をアッピールする観光を目指すべき時代になって来ていると考えている。

以上から我々がヒントを得るのは、ITの一層の活用である。行政も観光業もIT活用の競争の時代になっている。また、「楽しみ方」を売る観光業を目指すべきである。これらは周囲25キロの中禅寺湖畔の資源活用のヒントにもなるのでななかろうか。