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2018年7月31日火曜日

第二陣ホームステイ体験(7月23日~28日) Homestay experience for the second group 

第二陣中国人学生のホームステイ体験(7月23日~28日)


今夏第二回目の中国からの学生ホームステイ体験が猛暑酣の中、7月23日~28日の期間予定通り始まった。今回は6人という少人数ながら、いろいろハプニングが多くて
下向きになりそうでしたが、これも次への糧になると捉えて、最後は上を向いて歩き始
 めました。終わりよければ全て良しとは良く言ったものです。
 いろいろなプログラムの中で今回印象に残ったのは、公民館での料理体験交流、卓球大 
 会の後のプロジェクターを使っての文化論講義。河合老師が、中国語、英語、ごく希に
 日本語(今回の学生は日本語の下地零でした)を駆使しながら、ファッション、庭園な
 どの写真を見せながら、中国と日本、西欧との美意識の比較をやり、何より、彼らに意

 見を言わせたこと。最後には浦島太郎の話も紹介したりするうちに彼らの心がだんだん
 開いてそれに似た中国の昔話が出てきたり、出始めた質問の中に、日本人は中国人をど
 うみているのかといった意見が出たことは素晴らしいと思いました。交流とはこういう
 ことなのだと。表面的にコメントするだけではなくて、思っていることを自由に言葉
 するということ。コミュニケーションを取るということが交流を深めることであり、相
 手をより理解するということに繋がっていく。つまり、コミュニケーションを取るため
 に、我々は語学を勉強する必要があるということ。勿論、音楽、芸術の分野は言葉とは
 無関係にそれがスムースに伝わっていくというのはあるが、基本は言葉だとつくづく思
 いました。










2018年7月15日日曜日

浙江伝媒学院学生ホームステイプログラム 7月2日~8日

平成30年7月2日~8日

 平成28年2月に、日光清風塾は中国、南京の中国伝媒大学南広学院の学生13名を日光市に初めて受け入れ、一週間のホームステイを実施しました。また、平成29年には2月及び6月に、杭州市の浙江伝媒大学の学生、それぞれ7名(男性3名、女性4名)、及び10名(男性2名、女性8名)を同様に受け入れを行いました。学生側とホストファミリー側の双方で、お互いの理解が深まり、この交流プロジェクトを是非継続していくべきとの要望に応えるべく、浙江伝媒大学の学生の第3回目のホームステイプロジェクトを企画することになりました。
そこで、今回は中国の三大メディア大学の一つ、浙江伝媒学院の学生19人と教師2人、計21人の一行を日光に迎えてホームステイの体験をやってもらいました。(ちなみに、他の二つは北京と南京にあります。)中国メディア大学からの学生受け入れは今回で3回目だが、これだけの大人数を一挙に迎えるのは初めてで、さすがにホストファミリーを探すのに一苦労でした。犬も歩けば棒に当たる、ではないが、やはり、歩きに歩き回っている内に幾つかの棒にぶつかり、結果的には何とか受け入れ態勢が整いました。今ではホッと感謝の気持ちのみで振り返っています。ただ、ホストファミリーが不足して、我が家では教師2人を含めて5人に滞在していただきましたが、案ずるより、産むが易しとは良く言ったもの、大変意義深い経験がお互いに出来ました。
 家族のメンバーが1人増えたくらいの理解でとお願いする時は言い続けたものの、我が家の場合、平素二人のところに5人増えたので、一寸その感覚とは遠かったが、2人の先生が素晴らしかったことに加えて、3人の女子学生が明るくて家の仕事を嫌がることなく、興味を持って沢山手伝ってくれたのにはこちらが感激してしまいました。男の先生は、パソコンのトラブルを解決してくれたり、庭のテーブルを直してくれたりと、本当に助かりました。ゴミの仕分けから、ゴミ出しのステーションまで、全工程を観察、運び出しもやり、先生も興味津々で、良い教育だと感嘆しながら、ゴミ出しのカレンダーまでスマホで写真どりしていました。奥日光も含めて市内見学、公民館での料理体験、江戸村行、温泉経験、ホストファミリーデーには霧降や大笹牧場へ、全員でBBQ,極めつけは、宇都宮大学国際部学生が中心になって国際学生交流会を七夕の日に開催してくれたことでした。七夕にちなんで、日中の文化交流がうまく出来て、トークタイム、音楽、ダンス、折り紙、しりとり等々、内容沢山の企画で大変ありがたく、若い人達の交流がこういう形でどんどん出来て行くことを短冊にも書いて願うほどでした。











2018年7月11日水曜日

7月1日 平成30年度日光清風塾総会 及び 67回講話会 及び フルート演奏会

7月1日 平成30年度日光清風塾総会⇒67回講話会⇒フルートのミニコンサート
     総会は恙なく進行。今年度の秋は新しい企画を考案。歴史の裏側と称して平安
     時代の日光を巡るアイディアが出されている。楽しみです
第67回講話会 「北朝鮮問題と今後の東アジア」要旨 
        (平成3071日 平成30年度総会の後に実施()



 平成30128日の時の講話会「北朝鮮問題を議論しよう」に言及。半年前に今後一年の間に核戦争は起きないだろうという予測をしていたが、今後の一年もそうだと思う。起きれば30005000万人もの犠牲者が出るとトランプ米大統領も言っていたが、米朝会談でとりあえずそれは回避された形と言える。

  北朝鮮問題を考える時、いくつかの疑問点を挙げてみる。

   北朝鮮の体制維持を保障した上で核放棄という交渉は果たして成り立つのか。

   独裁政権が弱体化した場合の民衆の爆発の可能性。                 

   朝鮮戦争の終戦宣言をして停戦協定が平和

条約に移行すると韓国の米軍は撤退すること

になるのか。

   米朝会談による米朝共同宣言が発表されたが具体性を欠いている。

   中国の後ろ盾は何を意味しているか。

 キム政権にとっての最重要課題は体制保持であるが、経済的苦境を脱するために制裁解除が必要。リビア方式で核を放棄すると政権が危なくなると見ている。南北間の交流が進められると、北朝鮮への西側の情報の流入は避けられない。それが民衆を動かし、キム政権にとって危険となり得る。それをどのように操作していくかが大きな課題となろう。

中国は北の体制を維持させながら核は放棄させ、中国の影響下におきたい。朝鮮半島が平和に移行することによって在韓米軍が撤退すれば、日本は最前線に立つことなる。在韓米軍の動向は日本にとって極めて重要である。米朝共同宣言は北の核放棄について具体性はなく、今後の交渉も難しいことになろう。
 
続いて相場晧一さんによるフルートの演奏は会議室であるにもかかわらず、快く、わかりやすいトークを交えての質の高い演奏でした。ニューヨーク市のジュリアード音楽学院出身の方で、豊富なご経験に裏打ちされたまろやかな音色はヴィンテージのフルートを通して一層いぶし銀の音色となり、参加者全員をうっとりさせてくれました。ありがとうございました。





 

6月30日 栃木県女子留学生日本語弁論大会

6月30日 栃木県女子留学生日本語弁論大会
恒例の日本語弁論大会に今回は大御所先生が退任されたため、ピンチヒッター的に審査委員長として参加。まだ日本滞在が数カ月という学生もいましたが、日本語は以前からやっていたとしか思えないほどの立派な日本語でした。中国、ベトナム、タイ等9名が真摯に、時にはユーモアも交えて、自国の自慢話、日本での驚き、経験など、私達日本人では気がつかない視点からの観察は面白く、いろいろな話題を提供してくれた楽しい弁論大会でした。ごみ分別の驚きは外国人共通の経験のようです。

親戚で叙勲祝賀会

6月10日 親戚で祝賀会






9年前の7月9日、102歳で他界した義母には8人の子供、19人の孫、40人のひ孫、?人の玄孫がいる。その中で子供と孫までの繋がりで約45名が一堂に集合。私自身の兄弟関係は遠くにいて、しかも高齢化していて出席出来なかったが、夫の親戚で近場にいるものだけでもこの人数が集まるのだから大家族と言っていいだう。今日のこの家族を作り上げた義母(義父の存在も勿論だが)の愛が見事に華咲かせた時と言ってもいいだろう。その義母の義母の存在も相当だったと聞いている。ともあれ、こうして夫が叙勲の栄を頂いたことでおめでたい席に親戚が一堂に会することが出来、両親、ご先祖様にこのような報告が出来たことをありがたく思った一日でした。