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2018年11月23日金曜日

秋季BBQの集い+ミニコンサート 平成30年11月18日




例年だと我が家の紅葉の時期としては11月中旬前が理想なのだが今年はいろいろスケジュールが重なって唯一18日に設定。先の夫の叙勲の祝賀会をホストし、この企画を提案してくれたまだ十代の若きピアニスト、大野紘平君の都合もOKということで、彼を応援する人達に声をかけて秋の一日を素朴な自然の中で過ごして貰うことが出来ました。懸念されたお天気も私達の見方に回り、寒くも無く、暑くも無く、紅葉もまだ名残惜しそうに留まってくれて、最高の日となりました。益子から陶芸家の由記子さん、自然開拓者の牧子さんがワーグナー・ちよさんも誘って来訪してくれたことは大変ありがたく、しかもこういう集まりは最近は殆ど初めてというぐらい珍しかったようで、大変喜んでいただけたことがこの集まりの成功となりました。丁度、ワーグナー・ナンドール秋季美術展を終えたばかりのところだったことが幸いして、ホッと一息つくタイミングとなり、心からエンジョイしていただけたというお礼のお葉書をいただいたのには私達も大変嬉しいことでした。
 先日「ドナウの叫び」という下村胡人の息子さんである下村徹さんによるワーグナー夫妻の書下ろし伝記物語を読んで益子のワーグナー美術館を夫と訪問し、益子にこのような優れた、壮絶な彫刻家、哲学家が在住しておられたことを初めて知り、衝撃を覚えたばかりでした。その時にちよ夫人にお目にかかったことがきっかけで今回の我が家での集まりにお越しいただいた次第です。88歳のご高齢をおして遠路お越しいただいたこと自体名誉なことでした。
 19歳の紘平君も相変わらず素晴らしい。いつも温和でどのような集まりでも溶け込み、感性豊かな青年が奏でるピアノはこのハンブルな我が家の空気にもすっかり馴染んでいます。今回が3回目。そして洗練された相場晧一さんの美しいフルートの音に合わせての協演も最高でした。写真家の手塚さんがこの集まりの風景を見事にカメラに収めてくださいました。ありがたい記録の誕生です。料理研究家の芳美さん、宮ラジの小針さんご夫妻、英会話クラスの悦子さん、宇大の留学生遅君(チー君は本当にBBQを円滑に手伝ってくれた優しい優秀な学生)達全員を感動の渦に巻き込まれている様子もしっかりカメラに収まっています。
 そして、紘平君のママである里美さんのある存在は大。社交家で息子の活動のマネージャー的存在感は偉大で、息子の飛翔を可能にしている面も伺えるほどです。12月に予定されている汐留でのクリスマスチャリティーコンサートには東京在住の友人を誘っていくことに。楽しみです。

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