4月1日は緊張と期待の気持ちで新元号の発表を全国民が待っていた日でした。30年前の「平成」という文字を故小渕総理(当時官房長官)がかかげられたあのテレビ画像を思い出しながら、発表の瞬間を待ちました。実はこの4月1日は月曜日。地元の公民館でコーラスの練習をやっていた時で、皆、気もそぞろ状態。スマホのピーンという合図音が耳に入って、「!?」。インターミッション休憩時に大騒ぎとなりました。菅官房長官がその「平成」を消すかのように「令和」と書かれた茶色の縁取りの額を掲げられた映像を見て、思わず「ワッ!」と慶びを噛みしめました。何とも優雅で気品のある元号ではありませんか。漢詩が基本になっているとはいえ、生粋の日本最古の歌集、万葉集から探し出された言葉だという。歴史文化を一杯内臓して、1300年前と変わらない今の日本人の心に心地よく入って響く「令和」というこの二文字に「ようこそお出ましいでいただきました」と申し上げたい気持ちです。考案者は万葉集専門家で国際日本文化研究センター名誉教授である中西進氏(文化勲章を受章されている)ではないかと推測されている。
ここに本日(4月2日)の新聞に掲載された二種の一つは社説、一つは文化的アプローチの素晴らしい記事を保存しておきます。
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