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2021年11月9日火曜日

2021年11月6日~7日 & 9日 紅葉を愛でる

2021年11月6日 紅葉のタイミングに合わせて7日(日)BBQとホームコンサートを企画

夫が一年かけて端正に手入れしてきた庭続きの林の紅葉が今年も最盛期を迎えた。我々だけで楽しむには余りに贅沢でもったいないと、関心のある方々にお声をかけて出向いていただき、その折にエンターテイメントを企画するのが恒例となっている。昨年はコロナ禍の中、残念ながら、大勢の方にお声がけできなかった。今年は、それでも、人数を抑えて、実現に踏み切った。紘平君が里美ママと初めて我が家に見えたのが、忘れもしない、2017年8月15日。善は急げタイプの友人美恵子さんから、中国人留学生を連れて来るという予告を得て、その気でお待ちしていたら、玄関に現れたのは紘平君親子であった。衝撃的スタートだった。紘平君のピアノを最初に聴いたのが音羽レストランで響子さんのバイオリンとの協演。その後7月25日に益子の青山でやはり二人の協演。そして8月15日にビッグサプライズとして我が家に。その後、何度か彼のピアノ演奏を聴く機会があり、宇都宮短期大学付属高校生でありながら、いろいろ活動を広げ、新鋭若手ピアニストとして巷に名が広がって行った。我が家に最初に見えた時、環境に魅せられ、林の中で小川のせせらぎを聞きながら、即興曲まで創ってくれた。その後、紅葉狩りを一つのタイミングにして、BBQ+ホームコンサートを企画するようになり、2018年11月18日には、益子のワーグナーちよさんも交えて華やかな恒例のホームコンサートをやるようになった。千代夫人は今年10月末に旅立たれてしまったという訃報が届いたのが11月初め。彼女のご冥福を祈りながら、あの時の千代夫人の感動した姿が想い出される。

今年は、東京から、セミプロ的なソプラノ歌手でもある土居さん、JETRO勤務で夫の友人のラオス人カイラさん、宇都宮大学の中国人留学生三人、宇都宮短期大学付属高校の音楽部の井口君親子、コーラス仲間の荒巻さん、渡邉さん、更に里美さん(紘平君は超多忙で都合つけず)、それに、小三の長女を連れて長女と次女が東京から応援に駆けつけてくれた。娘達は前日に到着して、まず、霧降の紅葉狩りに行った。家族に留守番させて、単独で里帰りするのは珍しく、彼女達は家族から一時離れて、本当に、リラックス出来たようだった。私も大助かり。準備の手助け、初めて会う来客とも笑顔で明るく接してくれて、おもてなしの手助けもしてくれた。何より、彼女たちもコンサートを引っ張ってくれた。長女はピアノ、次女は歌唱で。今までにない、本当の意味でのホームコンサートになったと思う。途中で、夫のアイディアで、インドネシアの元学生とも中継して、一緒にインドネシアの歌を歌ったことも新発想。夫の豊富なソフト面に私はハード面で応えるのが精一杯。ラオスの方も母国の歌を歌って下さった。夫は中国の留学生達と中国語、日本語両方で旅愁、里の秋を合掌。土居さんはきれいなソプラノでグリーグの歌をノルウェー語で歌い、ドイツ語の歌もどんどん出る。荒巻さん、渡邉さんはTime to say good byeを言語で歌うという驚きもあった。井口君が伴奏をやってくれた。コロナ対策のため、パティションにビニールシールドを張って。それぞれ、忌憚なく、楽しい雰囲気で歌い、演奏し、会話も弾んで大変喜んで貰えたことが何よりであった。そうそう、庭の柿が今年は豊作で、猿にもやられず、実りも絶頂の時で、皆さんに、お猿に代わって柿をもぎ取り、齧るという体験もしてもらった。見栄えは良くないが、甘く実った柿に、大満足されたことも嬉しかった。朝早くから用意をし、9時過ぎには留学生達が到着して準備の手伝いをしてくれた。そして、11時には皆揃って、BBQをスタート。コンサートは13時から始めて、16時過ぎに終了。娘達も含めて、東京へ戻られる方々をお送りしたり、慌ただしい一日であったが、最高の秋日和に恵まれ、最高の集いが出来たことに感謝したい。


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