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2022年4月12日火曜日

4月に入って急に春めき、一挙に真夏日も

 4月7日、才子さんの銀座画廊・美術館での玉松会書展鑑賞に便乗して越中島時代の友人グループと再会。才子さんの書は82歳の手になるものとは思えないほど活力に満ち、力強くて逞しい美しさに感動しました。かな漢字は素人には読めない。自分で漢字を選んでかな化して、魔法じみているが、筆墨の強弱、バランス、空間の陣取りが、構成の美の追求に向かっている。読めない悔しさがある中、彼女の説明を聞いて納得。この大作でも筆は一挙に使い切るとのこと。熟練の技である。

斎藤茂吉の歌から  さやかなる 月の光に照らされて 動ける雲は峰をはなれず

1979年~83年までの4年間、越中島の合同宿舎に住んでいた時のご縁で親交が続く才子さん、啓子さんに2人が加わって2年ぶりに集い、銀座画廊から近い加賀料理の大志満で一寸セレブな昼食会を決行。コロナがまだ影響する中だったので、テーブルは二つに。松花堂弁当は可愛くて味も優れていた。QRコードで予約するとワンドリンクが付く。おかげで生ビールをグイと。お喋りは尽きない。2時間が限度なので、終わると地下鉄駅がすぐ前にある銀座街角のテラスに移動して延々とお喋りの続きを5時過ぎまで。大いに息抜きをし、刺激を受け、気持ちも新たに帰途についた。



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