市の文化会館での堀田力氏による人権擁護の講演会に参加。Social inclusionという言葉の意味がまだ理解出来ていない。氏はご自身の経験を通して子供のいじめ、反社会的若者の実態を探られている。そこには文化が表現されているのではないかという指摘は納得。英語のyouに対して日本語には上下関係、男女の差等を区別する表現がある。確かに人間を区別する表現が多く、社会の陰湿な部分、例えば村八分とか、いじめとかいう問題がおきる。そもそも人権擁護という問題を掲げるのは人為的な気がしないでもない。人間愛を説く宗教心の欠如から人権問題は起きるのではないかと思えてならない。
氏はどんな人間にも能力があり、それを認めることから力が発揮されてくると言われた。認知症患者にも能力があり、それを生かすことで素晴らしい結果が生まれることを、認知症患者のホームで学童保育をする話を例にとって話された。児童の下校につきそう認知症患者の一途な行動を町おこし的にやっている自治体があるという話は目から鱗であった。
0 件のコメント:
コメントを投稿