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2013年9月28日土曜日

組内で女子会 Annual dinner for the wives in a small local community

恒例の組内の女性夕食会が今年はかの名高い明治の館で行われた。当時の重光葵外相が疎開していた館で彼はここからミズーリー戦艦に降伏調印に赴いた由。歴史ある場所で近場の奥さん達が一年分のご苦労会をやるのが趣旨で、15年前に旦那達が思いついてくれたという。どうりでこの組の女性群はみんな話が好きで生き生きしている。又、1年後のために頑張る生気が湧いてくるというもの。オードブルの中のキャビアを上に載せたエビのヨーグルトムースは流石の美味。洋風茶碗蒸しもいい。更に一見湯葉巻きに見える大根の薄切りで野菜を巻いたサラダでお口直しをした後のメインの鱸のムニエルに各種野菜の入ったトマトソースかけは最高であった。そして各種スイートの盛り合わせのデザートも満腹のお腹にすいすいと入っていく。コーヒーも美味しい。終わってみると、おしゃべりしながら、これだけのボリュームを2時間で完食したことになる。ご近所の親睦の為に、赤ワインも入って一寸贅沢な一時を得たことに感謝。旦那達はどういう夕食にありついたのだろう。
 An anual dinner gathering for the wives in a small local neigborhood was held at the beautiful restaurant named "Meiji no Yakata" which is famous for the historical place. It used to be a temporary place where Mr. Shegemitsu, the foreign minister at the time of the second world war, was evacuated. He went to the Missouri Warship from this place to sign the treaty. This gathering was initiated by their husbands 15 years ago in order to acknowledge their wives' services and to encourage them for further services. This is really unlike Japamese spirit. Anyway thanks to the men's kindness, the wives are all cheerful and active.
 As for the food, everything was marvelous and delicious. We all enjoyed talking and eating with appreciative feeling. I wonder what kind of supper their husbands had this evening?

2013年9月24日火曜日

ユネスコ運動 One of the activities sponsored by Nikko UNESCO Association

9月23日
日光ユネスコ協会が目指す三つの運動の中に、「平和の鐘を鳴らそう」というのがある。本来なら終戦記念日あたりに行うのが趣旨にかなう活動であるが、浄土宗のお寺、如来寺の協力をいただいて、その境内を会場にしていることから、墓参者で賑わうお彼岸の中日に設定。8月には別の浄土宗のお寺、法蔵寺でやはりお寺の行事に合わせて行ったところである。大勢の参拝客に声かけが出来たお蔭で、多くの人に梵鐘を鳴らして貰うことが出来た。今回も期待通りに多くの墓参者に声かけが出来、ユネスコ関係者を含めて140名強の人に梵鐘を鳴らして貰うことが出来た。

町内の小学生が平和宣言を発表
本来のターゲットは若い人達であり、子供達である。命を大切にすることが平和な社会を築くことになるということをしっかりわかって貰い、そうなることを願って出来るだけ多くの人に鐘を打って貰おうという運動である。自分の命を大切にすると同時に、他人の命も大切にする。他人の命を大切にすることは自分の命をも大切にすることになるということ。当協会の会長の挨拶の中にも、如来寺のご住職の挨拶の中にも、この命を大切にすることの意味が説かれていた。平和は一人一人の心の中に築かれてこそ平和な社
会が築かれて行くということこそ本来のユネスコの理念である。

きょうの墓参者は家族連れが多く、一家揃ってこういう運動に参加し、平和を願って鐘を打ってもらえたことの意義は大きい。お寺は命がまさに繋がっている場所である。お寺とのコラボでこういった活動が出来ることは理想だと言えよう。

2013年9月19日木曜日

人生の先輩からの訓示 Instructions of life given by a senior lady

永遠に現役で活躍し続けておられるある米寿を迎えた女性を通して知った人生の訓示をここに記しておこう。大変真面目でありながら、何か微笑ましくなるメッセージだと思う。
 Through a senior lady who got to be 88 years old, still involving herself in many social activities to extend her help to people around, I got to know very persuasive and sincere message for an ideal life, which makes me happy and even smile.

◎五ダース運動 ①力を出す ②時間を出す ③知恵を出す ④声を出す ⑤心を出す。
 Five human sources should be activated.
  They are ①Energy ②Production of time ③Wisdom ④Voice ⑤Heart

◎更に、「ボケない音頭」として歌まである。♪♪
 1. 仲間がいる人ボケません。いつも気持ちが若い人、人に感謝出来る人。
 2. 精進する人ボケません。いつも頭を使う人、ものを書く人、絵を描く人
 3. 人のお世話の好きな人、本を読む人ボケません。いつも笑って暮らす人、趣味を沢山持った人
 
 
 4. 旅やおしゃれを好む人
 5. 人の苦しみわかる人、情けある人ボケません。違う世代の若者とすぐに仲良く出来る人。

Furthermore, here intoroduced 'Song of anti-senile people' ♪♪
 1. Those who have friends never get senile, those who have young heart and those who keep the 
     feeling of gratitude never get old.
 2. Those who keep trying to do their best never get senil, those who use their brain and those who
     write sentences, those who draw paintings never get old.
 3. Those who love to care others, those who read books, those who keep their smiling faces and
     those who have their hobbies never get senile.
 4. Those who love to travel around and those who are concerned with their appearance never get
     senile.
 5. Those who can share sorrow and suffering of somebody-else, those who join in a group of young
     generation never get senile.

2013年9月10日火曜日

第26回日光清風塾講話会


9月8日

第26回日光清風塾塾長講話会のテーマは「アベノミクスと消費税引き上げ」

 まず早朝の日本全土を沸き立たせたビッグニュースに言及。2020年のオリンピック開催地が東京に決定したことが、3兆円どころか全体で100兆円以上の経済効果を生むとの予想さえ出ており、日本が元気になるという希望が生まれた。今日の講話テーマを考える上でグッドタイミングとなった。

本題に入る前に、前回の講話会で作動しなかった南京での学生達との合唱の様子のビデオ紹介と補足的に中国の大学生の悩みと希望に言及。学生達の中には、中国は対外的に強がるより、国民が苦しんでいる国内問題の方を解決して欲しいと論文に書いてくる者もいる。また、日本は軍事力があるので、日本とは軍事衝突を避けるべきだという学生もいた。中国人も日本人も本音では交流を望んでいるのだと思う。

会場から提起された問題点を念頭に、アベノミクスの三本の矢の政策をもう一度整理。

金融政策はマクロ経済を良くするためのデフレ脱却を目指すものであり、日銀が債券や国債を買って毎月7兆円もの円を市場に追加供給し、円安傾向が続いている。その結果、物価は下げ止まり、輸出産業を中心に利益が拡大し始まった。今のところ、今後の経済成長への期待感で株価は上昇してきている。

財政政策では、積極的に歳出を拡大し、公共事業等を増やして経済を活性化しようとしているが、かえって財政赤字が拡大している。税収が43兆円しかないのに来年度は100兆円以上の予算を組むと言われている。いつまでも大幅な赤字予算を組むことはできない。歳出拡大で、経済成長が軌道に乗れば、歳出を縮小していかざるを得ない。現在すでに1000兆円もの債務残高(借金)があるので、日本政府の財政への不安が高じれば、国債の金利は上昇し、金利支払いだけでも財政運営が苦しくなるだけでなく、国債を売りにくくなり、予算編成も難しくなる。少なくとも国債への信用を落とさないためにも、消費税は予定通り引き上げて、日本政府が財政赤字縮小に努力しようとしているとの姿を金融市場に示さなければならないだろう。

③成長戦略では国内的には規制緩和を進め、自由化を進めて競争を活発化すること。

これまでの日本経済の繁栄は1960年代以貿易経済の自由化を進めてきたからである。それによって新しい競争力のある産業が次から次と生まれてきた。TPPについては農業や医療をどのように守るかとの課題があるが、それに参加することが産業の活性化につながって行くと政府が考えている。これからも日本の産業の競争力を高めるため、技術革新を進めなくてはならない。その為には人材育成、教育が重要。中国が大きく強くなってきたのはまさに人材育成、教育に力を入れてきた結果である。中国の大学生の勉強姿勢には相当なものがある。

 北欧の消費税は社会保障への使い道を分かり易く説明した上で、税率を引き上げることに成功。日本は財政赤字対策という理由で税率引き上げが先行するので順序が逆であり、引き上げ反対が出る。8月6日に発表された社会保障制度国民会議の報告書は具体策が乏しい。今後の社会保障についての具体的制度を早く示すことが、消費税引き上げのためにも重要である。いずれにしても、今後の景気見通し等を考慮して安部総理は消費税引き上について決断すると思われるが、引き上げた消費税の使い方に透明性を持たせることが重要である。

2013年9月4日水曜日

家族 孫息子の偉業! Our grand-son's great job!

6歳5か月の孫息子が私には出来ない偉業を!それをさらりと一年生の夏休みの自由研究という形で一枚紙に。既に父親の影響で今までに百名山は25個以上は踏破している。その内、この夏休みに関東と東北をかなり制覇。恐るべき6歳である。父親同様、登った後の温泉が又最高らしい。
One of our grand-sons,only 6 years and 5 months old, did a great job this summer which I couldn't even try.... He did it easily and made a beautiful report as his free subject to be done during his summer vacation home-work for his school. Being influenced or led by his father, he has already climbed to the tops of more than 25 out of 100 most prestigious Japanese mountains. This summer he concentrated on Kanto and Tohoku areas. He is an amazing little boy!! He loves hot spa after successful climbing like his father.

山形県(Yamagata pref.)・・・月山(1984m)、蔵王山(1841m)、山寺 (400m),
福島県(Fukushima pref.)・・・西吾妻山(2035m),磐梯山(1819m),
栃木県(Tochigi pref.)・・・・・・男体山(2486m)
群馬県(Gunma pref.)・・・・・・谷川岳(1978m)
山梨県(Yamanashi pref.)・・・みずがき山(2230m),北岳(3193m)
静岡県(Shizuoka pref.)・・天城山(1405m)
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2013年9月1日日曜日

輪王寺仏教文化講座に参加 Buddhism culture talk

8月31日(土)
 
 

 天台寺名誉住職・禅光坊御住職 瀬戸内寂聴さんと天台宗米国ハワイ開教総長、荒 了寛大僧正が日光に。

 日光総合会館が人の波で大洪水と化しているのを見てびっくり仰天した。12時開場ということだったので講師の有名度、人気度を考慮して11時半頃に行ってみると既に1000名分の整理券も終わっていた。炎天下を整理券を持った人達が外で列をなして待っている。その上に、フォアイエで聴くだけを覚悟の上ならということで幸か不幸か、私達が先頭になっての新しい列が出来ていく。幸いに友人に巡り合えたお蔭でおしゃべりをしながらの小一時間の待機はそんなに苦ではなかった。

 
会場の扉が開くと、整理券の順番に人が誘導されて入っていく。ホールでの立ち見もOKされず、結局ロビー、フォアイエで床に腰を下ろして拝聴することになった。現場にいながら、生の姿も見れず、生の声も直接には聴けず、ただ、ドアの向こうでの講話をスピーカーを通して様子を想像しながら聴くという一見間抜けな姿に夫、友人夫妻共々身を委ねる結果になった。

 ただ、炎天下で待っていた時、黒塗りの車が入ってきて、今回の講話者の生の姿をチラリと見ることが出来た。咄嗟のことで、カメラワークが間に合わず、車から降りられて別の入口から中に入り歩いて行かれるところをガラス越しに撮ったので映像としては失
敗。ただ、私だけがわかるものになってしまった。中での撮影は勿論出来なく、結局講話が終り、皆が出て行くところを最後の方で撮るだけに終わってしまった。とにかく人の熱気で圧倒された講話会であった。
 

 今回の講師は今世間を再び風靡している瀬戸内寂聴さん(91歳!)。彼女のデビュー作「夏の終わり」が再度映画化されたことからテレビでも頻繁に登場され、先日も寂聴さんのお話をNHK番組で聞いたばかり。以前、源氏物語の現代語訳全十巻を購入して読んだ時、ただの女流小説家の域を出ていることを知っていたので、今回は生で拝見できる絶好の機会だと楽しみにしていたのだが・・・今回の演題「幸せになるために」も内容は解っていたので講話自体は新鮮味は余り無かったが、会場からの一つの質問に素直に答えられたのが衝撃的であった。昔幼子のままで置いていった娘さん(今やアラセブン)夫婦の誘いを受けて小澤征爾さんの長野でのコンサートに最近行ってきたお話。6時間ぶっ続けで娘さんの話を頭を下げて聞かれた由。淡々とした語り口は過去の苦しみを乗り越えた明るささえ感じ取れて、爽やかな印象を受けた。

 
 
 もう一つの講話は「日系人と戦争」という演題で、天台宗米国ハワイ開教総長、荒 了寛大僧正(85歳)によるもので、40年間、ハワイで苦労して開教された経験を語られた。その中で日系人のハワイにおける存在価値がいかに大きいかを強調され、日系人が今のハワイを創り上げたとまで言われた。それが日系人も4世、5世の時代になると、その辺の価値も理解しなくなっていることに危機感を抱き、日本語を保存する意味でも、日系人の功績を薬師観世音菩薩を信じながら日本語で書物を書き続けておられる由。ハワイに渡った当初、困難の中で輪王寺から託された薬師観世音菩薩像を大事に信じ続けた結果、ハワイでの天台宗開教が出来たという。信じることによりご利益があるという実体験談であった。
 いづれもご高齢な方の講話であったが、こんなに大勢の人を引き付け、影響力がある人生を築かれたことに敬服。それこそ、自分を超えた幸せがそこにあるのではないだろうか。