今年4月16日、ライトアップされた見事なシダレ桜 |
第40回日光清風塾講話会開催。「みんなで話し合おう今の教育課題~少子化、国際化、情報化、地方創生~」 今回はご先祖が徳川家康公遷霊に供奉されていたという高田理事が45年間の教職経験を通して、地域密着型の教育課題を提言され、後半は参会者との活発な意見交換がなされました。10日前に投稿したあの高田家のシダレ桜を背負って桜親善大使を自称するほど、日光を誇りとし、大切にして、更に発展させたい夢を熱く語られました。
第40回日光清風塾講話会レジメ
「みんなで話し合おう今の教育課題」
~少子化、国際化、情報化、地方創生 などの視点から考えてみませんか~
まず講師ご自身が日光生まれの日光育ちであること、ご先祖が徳川家康公遷霊に供奉されてきたことが生家の環境にあること、45年間の教職経験から得たことが今のご自身の考えの背景にあることから、この課題が提言された。
教育を論じる時、その不易と流行がある。教育の不易は全人教育であり、知育、徳育、体育が調和した人格形成であり、流行は時代背景と共に変わらざるを得ないもので、どちらにおいても、家庭教育が根幹にあると思う。親の立ち居振る舞いを通して祖先を敬い、自然の恵みを通して自然への畏敬と感謝の心が育まれる。基本的生活習慣は家庭教育の中で培われるものである。
学校教育においては「生きる力」、知、徳、体のバランスの取れた力を育てるべき。基礎教育を徹底して思考力を育てることが求められる。
社会教育においては生涯学習し、最後まで現役でありたい。
教育の視点から考えると地方創生は、流行に流されず、常に考え続け、生き甲斐を感じることが出来る社会環境の構築である。そこには家族や故郷を愛する郷土教育があり、情報化社会、国際化の時代などすべてを総合的に考えることが大切。
一時間の基調講話の後、残り一時間は教育に関心を持つ参会者との意見交換が活発になされました。日本の子供は過保護過ぎること、教師が思い切った教育方針を持てない、忙し過ぎる、教師同士のコミュニケーションが希薄である、父兄のあり方、などなど。
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