11月10日(木)
南京の飛行場で大事なパソコンを入れた手荷物を積み残して、宿舎についてから初めて気が付くという大失態で始まった今回の南京滞在ですが、10日経って、今度は主人が杭州に行って留守の間に、部屋の電気系統がアウトになるというトラブルに見舞われて、これまた、失態ではないものの、言葉の壁にぶつかって大変な目に遭いました。「アウアウ・・チンプトン」手も足も出ない達磨状態とはこのこと。ただ、事の成り行きを想像にまかせて対処して、何とか、地獄から這い上がったという感じでした。
授業が済み、昼食を済ませて部屋に戻ると、部屋ではアクセスできるi-phoneがアウト。電気をつけようとしてもつかない。テレビは?冷蔵庫は?全部ダメ。これは電気の元栓がやられていると判断して管理人の所に行き、何とか問題を伝えようとしても、通じない。身振り手振りで何とかわかってもらって技師を呼んでくれたのはいいが、彼もワーワー大声で中国語を叫ぶ感じで、一層チンプトン。まあ何とかなるだろうと彼に部屋に来てもらって見て貰うと、電源のスイッチ版を指して、下に降りているスイッチを上に上げると確かに電気は付いた。しかし、何故か、冷蔵庫、テレビ、エアコン、電熱器はダメ。プラグを全部外して、いろいろ点検しているうちに、延長コードの一つをいじくって、決定的にショートしてしまった。このコードがそもそもの原因だったことに密かに納得。というのも来た当初、パソコンのコードを差し込んだ時、火花が出て、一瞬パソコンがアウトになったかと思ったことがある。でもそれはその時だけでおさまった。今思うと、ドライヤーを差し込んだ時も火花が出ていたのだから、その時に要注意すべきでした。呑気と言えば呑気な話。結局、技師がスイッチ版の部品を取り換えてくれて、「あの延長コードは絶対使うな!」とジェスチャーで教えられ、別のコードに取り換えて事なきを得ました。すると、私の部屋のエアこんが作動しない。彼は、差し込みを点検していたが、これはエアコンが壊れていると言い、二人で又、管理人の所に行って報告。この寒い時期にエアコン無しで困ると思い、それでもリモコンの電池をいじっていたら、リモコンは動き始めました。電気のことは基本に戻るというのが鉄則。電源を確かめる。電池を確認する。とにかく、アウアウ・・言葉にならない泡を食ったようなコミュニケーションで必死に対処したおかげで現実の生活に戻ることが出来ました。そのご苦労さん賞がその夜降りかかってくるとは。
本当に人生、いろいろでハプニングもいろいろで、だから面白いのかも知れません。
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