朝5時に外に出たらしとしと雨、彼女達、寺子屋に来ていたら悪いとの思いで、いつものスタイルで傘をさして公園へ。感動です。イェンとトゥイさんが既にきていて勉強していました。雨にも負けず、雷にも負けず、の世界がありました。
感(感動)と動(行動)の繰り返しが人生だと思っている私にとって、この光景はまさに今日一番目の感となりました。そしてトゥイさんが自分のi-phoneから取り出した「母の日記」という歌を聴かせてくれて又感動。今朝は歩くという動から二つの大きな感を得て愛おしい人生を噛みしめながら帰宅したところです。「母の日記」の詩をここに紹介します。トゥイさんが歌を聞きとって書いて来てくれたものを一寸手直ししたものの。一部、不明のところがありますが、全体の意味は十分理解出来ます。彼女が母子家庭の母一人、子一人で、大変母親思いの彼女の心情を思うと泣けてきます。今日の日記にも中学校を卒業した時、母は家を離れて仕事についた為、彼女が一人残って豚12頭の世話をし、畑作業もやった由。母に進学はあきらめなさいと言われたけど親戚の人達が励ましてくれたので高校、専門学校へと進んだという。そして今は日本で仕事研修している。「夢みたいです」と彼女は告白していた。日本語が上手になりたいという彼女の夢は必ず実現するでしょう。
「母の日記」 曲 ハイチュウ
日本語歌詞 よしもとかよ
(トゥイさんのi-phoneから)
1.私の中に宿った命 おまえが生まれる朝を待っていた
この胸に抱いて伝わるぬくもり 穢れの無い美しい瞳
愛しいわが子 かけがえのないたったひとりの大切な子よ
ほら見てごらん 父さんの目にも嬉しい涙がにじんだ
2.お前の可愛いその唇が 私を「おかあさん」と呼んだ朝
心にあふれるこの喜びをかみしめながら 頬ずりをした
歩いてごらん 小さな足でいつも私が見守っている
これから先も どんな時でも 前に続く道を見て
3.若草の萌えるこの故郷で 幼いお前は 学び始めた
真夏の小路に降る蝉しぐれ お前の明日を導くように
腕一杯の叶えたい夢を抱いて お前が重ねる月日
めぐる季節にたくましくなる その背中が素晴らしい
4.初めて恋した人に綴ったお前の思いと真っ赤なバラは
月夜の窓辺で風に吹かれて 涙にぬれて静かにしていた
恋の痛みも やがては( )凍てつく冬に春がくるように
肩を並べて歩く誰かに出会える日がきっと来る
5.心の翼を大きく広げ、お前は遠くはばたいて行く
雨の日風の日 空を見上げてなつかしい微笑思い出す
流れる雲よ どうか伝えて 幸せ祈る母の姿
切ない会いたさ胸にしまって 今日もここに立っている
6.年月刻んだ 両手の幸せを やさしく包んだ 温かい手に
朝露のように涙こぼれて 震える声で 名前を呼んだ
あの日のままの おまえの笑顔 嬉しい涙がにじんだ
・・・・・・・
It was raining this morning when I went out for a walk at 5:00. I was wondering if they would show up there in the park as usual,but I just walked for the hut with my umbrella on. Wow, what an excitement! Xanh and Yen were sitting on the bench and studying. I was moved and encouraged by their enthusiastic attitude to keep studying Japanese.I saw there the world of Kenji Miyazawa, "Nothing could be excused ! Rain nor wind matter at all. This is what I think about my life; Life is repetition of Excitement and Action. This morning I experienced that excitement first. Then another one moved me, which is lyrics of a Vietnamese song translated by Yoko Kishimoto.「 Mother's diary」 is the title. This morning's walk ended up with my special feeling to appreciate what I am and where I am.
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