2019年2月19日
日彫会(日光彫り仲間同好会)のメンバーの快気祝いを日光グルマンズ和牛で行いました。力を付けて欲しくて高級老舗を良く知っている別の仲間が選んでくれたのだが、近くにいながら、私自身、入ったことのない所でしたので楽しみでした。元清滝で精肉店をやっていた方が40年前に霧降でスタートしたという高級レストラン。駐車してある車から客人は特別な人達が多いことがわかる。(私達10人グループは遠慮がちにオープンスペースでリッチなステーキを食したが、個室がかなり用意されていて、建物の機材も秋田杉や東照宮の杉をつかった柔らかくて歴史を感じさせる高級感がある。)牛筋で作ったコンソメから始まり、生ベーコン、生ハム、ロースハムのオードブル、あっさりと酢漬けして特製のトマトソースであしらった野菜サラダ(玉ねぎ、キャベツ、トマト、蕪)を経て、フィレステーキをいただきました。ステーキは焦がしたニンニクとポテトをサイドに、塩、わさび、粒故障で程よい加減に焼き、いわゆるグレイビーはかけない。一般にお肉はどのような焼き具合に?というお尋ねをされるが、それは一切やらない。シェフが最高の味を出すのがこのお店の信条だと聞きました。なるほど。このご馳走にお水だけというのも様にならない。皆で赤ワインをおまかせでつけていただきました。美味しかった!デザートはチョコレートをかけたバニラアイスクリーム。これで終わらない。デザートが終わって別棟に移動。そこは以前はお客様の待合室だったらしいサロン風の部屋で、椅子、テーブルは市販のものにあらず。江戸時代の伊藤若沖の見事な鶏の一艘の絵、初代日光町の町長だったという清水比庵(京大出身で古河の社長だったそう。この方のことは先日、益子平野前町長から伺ったばかりでした。)の絵などが壁を埋めていてびくっり。椅子、テーブルはしつらえた。奥の別コーナーはイギリス人、ウイリアム・モーリス作のアームチェア、テーブル、フォーダブルサイドテーブルが置かれ、壁には江戸時代末期の千人行列の版画が。タイミング良く、お店の創設者斉藤孝司オーナーが入って来られて、いろいろお話を伺うことが出来たことは大きな収穫でした。氏の夢はまだまだ広がって
来年は「ティファニーで朝食を」のイメージでオープンカフェテラスをオープンされる由。もっともこれは宿泊客のみを対象としたものらしい。ということはここには宿泊施設もあり?
このテラスの名前は「聖なる樅ノ木」Saint Sapin!
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