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2025年9月27日土曜日

変体仮名文字

 9月22日 越中島時代(1979~1983)の親友からの贈り物

ラインに乗ってメール交換している越中島時代の仲間から文化の香り高い一筆が届いた。彼女は書家であり、以前、私の節目の年に、私の母が娘の私に寄せて書いた俳句を変体仮名文字にして贈ってくれたことがある。今回は、お互いに加齢により、身体のあちこちに故障が出始めたのをきっかけに、このような詩を選んで変体仮名文字にして送ってくれたのである。書の美しさと斉藤史女子の詩の内容の深さに感動し、姿勢を正す思いにさせられた。

老いてなお

艶と呼ぶべき

ものありや

花は始めも

終わりもよろし
         斉藤 史 句


2カ月前の7月20日の朝、車から買い込んだ重い荷物を運ぶ時、玄関先で足を踏み外して右膝を故障した経緯は既にこのブログに書いている。骨折ではなく靭帯を損傷したようでしばらく難儀をした。あれから2カ月が経過して、快方に向かい始めたタイミングでこの句が送られてきたのである。心身共にいかに励まされたことか。

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