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2026年8月14日金曜日

2026年8月1日

 2026年8月1日

前日は多摩泊⇒五反田に向かう。唯一の従姉弟(叔父の長男。次男は数年前に逝去)眞一(往年78歳)さんの葬儀に参列するため。突然の訃報に驚き、生前には叔父叔母が健在の頃、調布の家でお会いしたもので、叔父が10年近く前に亡くなった時葬儀場で会ったのが最後。叔母はコロナの時に亡くなり、葬儀は密葬で参列出来なかった。繋がりは強いものの、縁は薄かった。しかし、唯一の従姉弟なので、東京界隈に住む、次兄の子どもたちに声をかけて彼等も参列の運びに。

淋しい気持ちを抱えながら葬儀場に向かったものの、今回は珍道中となり、淋しさを味わうどころか、それが吹き飛ぶような顛末になったことを記録しておこう。

五反田でJRから東急に乗り換えて一駅目だと事前に生花を手配した花屋からのインフォメーションを確認しないまま行動したのが事の始まり。五反田の駅のトイレで、汗びっしょりになりながら、平服を喪服に着替え、靴もヒールのものに履き替えた。そして電車に飛び乗った。😥ところが一駅目の駅の名前が違う!「不動前」ではない。考える間もなく、飛び降りた。そして駅員に尋ねたらそんな駅はこの路線には無いと。一瞬パニックに。目的地に行く方法を駅員が検索。駅前から渋谷行きのバスが出ているから、そのバス路線に『不動前』があることが判明。あわてて炎天下のバス停へ。バスはすぐ来た!神様は手を差し伸べてくれた、が、そのバス停で降りてからが大変。道行く人に訊いてもはっきりしない。タクシーは今どき捕まえられない。スマホでGO タクシーを呼ぶシステム。それも面倒。アナログ人間丸出しで、根気よく、キャリーバッグをごろごろ道連れに、出会う人ごとに尋ねながら、それでも、何とか目的地にたどり着いた。予定より30分遅れたので葬儀は既に始まっている時間。

ここからが落語の世界に突入。葬儀場はお寺というより、近代的建築のマンション風。各階に部屋が仕切られている。結婚式場の如く、~部屋、~部屋、と部屋が並んでいる。会葬案内のFaxを取り出してチェック。『雲』と書かれている。1階の目の前にその名はあった。スタッフに案内されて唯一空いていた一番前の席に。お経は真っ最中であった。汗びっしょりのまま着席して安堵した。そして、やおら、祭壇を観たら、ご遺影が別人! 自分を疑った。えっ? 自分の目は間違っていないと確信して、すぐ又立ち上がって頭を低くして部屋を出た。何食わぬ顔を装いながら。出て、確認したら、『雲』には、1と2があった。目的地は隣であった。中に入れなくて部屋の外の参列者たちの中に、甥、姪たち3人が心配そうに私を待っていてくれた。ヤーレヤレ!! 顛末を話すにもお経真っ最中の静けさの中では笑えない。こらえてこらえお経が終わって成り行きを話したら、みんな口を閉じてお腹を抱えて!!

ともあれ、無事に喪主ともご挨拶出来本当に安堵した。用があって甥は会葬の後すぐに帰って行ったが、姪たちと最後までお食事も一緒に出来て今日の珍道中をしっかり理解してくれた。彼女達とは頻繁に連絡を取り合う中なので、厳粛なお葬式を一緒シェアし、珍道中には笑いながらも同情し、半時間くらいヒールを履いて炎天下を歩き回ったことを労り、無事に参列出来た事を喜んでくれた。帰路は、彼女達の車で浅草まで送ってくれて本当に助かった。

1人になった駅でも珍事が。切符を買った窓口に彼女達から貰ったお土産と会葬のお返しの品を入れた紙袋を置き忘れたことに発車時間10分前に気づくという失敗劇をやったこと。これもしっかり保管されていたので無事取り戻すことが出来た。終わり良ければ全て良し。

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