「ニャーオ! ウーゴロゴロ、ニャーオ!」とやっと甘えてすり寄る。そして劇的な再会を演じる。わたしはおかあさんの膝まで前足を延ばして「ニャーオ!」とねだる。するとおかあさんは
「よ~く、お留守番してたわね~!」とわたしを抱き上げてハグしてくれる。
ともかく、五、六か月会っていなくても、おとうさんやおかあさんはすぐわかるし、絶対忘れることは無かった。それだけにわたしのことを特別な猫として、又、頭の良い猫として可愛がってくれていた。わたしもそれに応えるべくしっかり留守をし、再会した時は、最初は慎重に隠れて様子伺いをするものの、存分に甘え、留守中の寂しさを挽回した。
留守を守って二年八か月、元気で耐えていればなるようになるものである。おとうさんとおかあさんの本帰国の時が来た。
0 件のコメント:
コメントを投稿