今日も花曇りの中、宇都宮まで出かけた。日光宇都宮道路の春景色は淡い色に染まり、新しい季節の到来を告げていた。あの厳寒の冬が嘘のように、自然はしっかり命を繋いでいることを実感。
今回の夫の講演はWFWP栃木連合の20周年を祝う春の集いに招かれてのもので私も同行した。今までのキャリアからの経験などを踏まえた話をということで「世界は広い、学ぶことは難しい、だから面白い」という演題にしてDVDやパワーポイントを使いながらのビジュアルな構成で、大学での授業に参加しているようなわかりやすいものであったと思う。外交官という職種が一般には特殊にとらえられがちであるが今回の話で多少それが払拭されたのではないだろうか。どこの国にいても誠実さと関心を持って、人と文化を理解することが日本の国益につながって行く。その過程で多大の勉強と努力が必要になるが、だからこそ、知らないことがわかり面白さが生まれる。こういった内容の話はむしろ若い人達に聴いてもらいたい気もする。それこそ、高校生あたりを対象にやれるといいと思った。
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