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2023年10月31日火曜日

いつの間にか11月に

10月31日 しばらくブログから遠ざかってしまった。今年の1月に一大発起で通信教育をやりながら日本語教育資格試験なるものに挑戦してみようと何となく頑張ってきた筈だが、そんなに甘いものではない。10月22日に本番試験が駒場東大の11号館であった。正味4時間の試験はただものではない。問題数が多いこと、時間が足りないこと、何せ、20年前にtoicの試験を受けて以来の経験。試験の準備に真剣さが足りなかったことを反省するばかり。受験生の多さにも圧倒された。ユーキャンで通信教育を地道にゆるりと10カ月かけてやってきたが、そんな生ぬるいものではない。やはり、しごかれながら勉強しなくてはものにならない。ただただ反省のみ。 今年の我々の誕生日はそれぞれにお手製のメッセージとプレゼント交換が出来た。年を重ねて、サンセットブルバードを歩き始めて、お互いの健康を気遣う年にになってきたような。まだそういう年代にはないと、すでに80代に入っていることが他人事のように思えるのだが、年齢は正直である。もう他人からはそのように思われている年であること。でも、サンセットブルバードは早すぎる。昔、ニューヨークである女優の晩年を描いたミュージカルを見たが、最近、それをしきりと思い出す。あでやかで、華やかな一世を風靡した美貌の女優が、1人、人生の終わりに辿り着いた、哀れな様子を描いたもの。ここで、頭に浮かぶのが英訳されたマイ・ウエイである。人生をやり切ったという、ダイナミックな歌い方をしている。元はフランス語の歌だという。フランス語の歌詞はフランス人らしく、男女の戯れをcomme d'habitudeというセリフを繰り返すだけの、軽い、遊び心のある歌詞であるが、英語では重量感があり、壮大で、人生劇最後のカーテンが目の前だといういささか深刻に聞こえないこともない。ただ、十分やり切ったというわが人生に対して自信のある、人生謳歌となっている。今、この3月に立ち上げた、小さな、プチ合唱団で歌っている歌でもあり、毎日、口づざんで歌っている。今週末、5日には、我が家でホームコンサートを企画しており、約30名が集まる予定。東京から、知人、友人、学生達、娘達、地元の人達、さまざまである。歌好きの人達が集まって、どういうパフォーマンスになるか、夫が、いろいろ、盛り上げようと、頭の中をフル回転させている。私は、BBQの準備、ホスト側の仕事を思い、明日は買い出しに壬生まで出かけて来る。さあ、どうなるか。人生、楽しくしなくては、というのが夫の口癖。そのためには一杯の努力が必要。「いざ、進め、勝利を目指す勇士のように」というのが、第九の中にある。これは、カンマーコールで目下練習している日本語版女性三部合唱の第九である。いろいろな歌の文句が頭をかすめているこの頃である。