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2019年12月30日月曜日

令和元年12月29日 再見!

クリスマス休暇に我が家を訪れてくれていた上海からの友人呉さんの家族と音楽家鄭先生(190cm)、4人の一行が5泊6日の日程を終えて東京へ。我が家でのホームコンサートを中心に、6年生の息子にはいろいろなことを経験させている。今回はスキーを初挑戦。2年前からは、ゴルフも。カリフォルニアまで行ってレッスンも取った由。ピアノ、サックスもやっている。学校はインターナショナルに行かせているので英語、中国語のバイリンガル、更には、母親の環境から日本語も少しずつ覚えてきている。子供の教育への投資には凄さを感じ、又、それに応えている息子も凄い。中国が発展する原動力は既にこうした子供時代からの人材育成にあるのかも知れません。ゴルフの話から、バウンスアングル(bounce angle)という言葉を初めて彼から教わり、目から鱗でした❣️

ホームコンサート 令和元年最後の企画(木)2019年12月26日)

令和元年12月26日(木)

上海からの友人家族が上海のサックス奏者鄭先生と共に年末の我が家を訪れてくれた機会を取らえて、既に大活躍の美しく優秀なバイオリニスト渡辺響子さんと、若さ溢れて留まること知らずの、エネルギッシュで高い感性と技術を備えたピアニストの大野紘平さんをお招きしての三人の競演を企画。見事なコンサートとなり、つつましいホームコンサートには勿体ないほどでした。宇都宮から、地元から、少人数ながら、音楽に理解のある愛好者や応援して下さる方々が参加して下さって、ありがたい一時を過ごすことが出来ました。
 会場設定、ビュッフェ食事の方は、慣れているようで毎回初心に戻った状態で(50年前の結婚の時、家族同然の親友ローズマリーからいただいたレシピーブックがいまだに手から離せません!)バタバタ時計とにらめっこしながら準備している自分を励ましたり、慰めたりしながらする私でしたが、コンサートが始まってからは、ゆっくり皆様と鑑賞することが出来、楽しめた

たことは最高でした。冒頭の主人の挨拶の中で、音楽は国際交流の貢献に非常に優れていることに触れ、三人の今後の活躍にエールを送っていました。この後、紘平さんは次のスケジュールの為に遅い電車で東京へ。忙しいスケジュールの合間を縫って我が家のHCを盛り上げてくれたことに改めて
                    感謝しました。


12月

12月中旬(2019)の満月の頃
この二週間は自分の時間を自在に使えるタイミングを捉えてアーバンエアーを吸いに東京へ。市川の孫との外出はインフルが猛襲していて叶わず、一人で「アナと雪の中の女王2」をコルトンで鑑賞。ディズニーの数々の新曲に耳を奪われ、映像の凄さに圧倒されて次の目的地へ。古巣の多摩に寄って翌日は外苑前で昔の越中島トリオが集結。ブランクだった30余年の星霜は関係無く、忌憚なくお喋りが出来るのが有難い。初めて新国立競技場を外から眺めながら、晩秋の銀杏並木の木漏れ日を満喫していた時、テレ朝の取材に出会い、10分程、別流のお喋りを。カフェレストランに寄りながら、約四時間、実に楽しい時間をシェア出来、最高のアーバンエアーを吸うことになり、目的を達成することが出来ました。

2019年12月18日水曜日

2019年シティライフ学シンポジウム 12月18日 於宇都宮共和大学

テーマ「とちぎ新インバウンド戦略ー地域資源でえおもてなし」
 宇都宮共和大学学長 須賀秀之氏の挨拶に続き三人の基調講演「外国人から見たとちぎの魅力とインフラ整備とは」がそれぞれ30分の持ち時間でスタート
1.「外国人旅行者が日本に求め、期待するホスピタリティ」ヒルトンホテルから三菱地
  所、パークホテルズ、社団法人日本ホテル協会会長を経て、現在ホスピタリティー専
  門学校校長の中村裕氏によるプレゼン
 ・日本の観光競争力はスペイン、フランス、ドイツに続いて今や世界第四位。
  これには理由が四つあるという。①価格競争力(リーズナブル)②サービス・インフ
  ラの向上③自然資源④国策としての観光優先度(2003年以降、leading industryとなる)
 ・DMO(Destination Marketing Organization)の話。気仙沼、大阪の例
  観光に興味を持つ市民を育てる。街全体を暮らしと仕事のテーマパークに。
 ・MICE(Meeting, Insentive, Convention,Exhibition)マーケット動向
  これらの施設のある所に集客、フルサービスのホテルとの連携
  宇都宮をコンベンションシティにすること。それをサポートするホテルが必須
 ◎とちぎは豊富な資源を持ちポテンシャリティが高いことを発信してほしい。
2.「リッツ・カールトン日光のホスピタリティ」中味はスペイン人、外見は日本人と自
  称はする細谷真規総支配人によるプレゼン。日光の豊富な自然を紹介したPRビデオは
  新鮮。(後で、パネルディスカッションで岡本副知事が紹介した県が作成したPRビデ
  オも好印象)リッツカールトン日光は2020年5月22日オープン、富裕層をターゲット
  にフルサービスで夢の滞在型ホテルを目指す。
 ◎Nature/Culture/Communityを強調。資源
  にプライドを持ってほしい。利便性の向上を図る。
3.「農村観光DMOによるインバウンド戦略」(株)太田ツーリズムCEOの藤井大介氏のプ
  レゼン。農村観光が既に走り始めている。個人旅行中心の農村観光が日本の最先端を
        行くことを願う。
    飛行場から農村へ直行し、古民家に滞在して、そこを拠点にしてあちこちの観光な
       り、体験をする拠点型(アパートメントタイプ)観光を目指す。ヨーロッパには宿泊形
       態は二つあり、B&Bタイプのルート型観光もあるが古い城を改造して滞在型アグリツ
       ーリズムが盛ん。

 第二部では上記講演者岡本副知事、音羽フレンチレストランのオーナーシェフ、宮地ア
 ンガスジャパン・ワールドリンクCEOも加わって意見、コメントなされた。




2019年12月12日木曜日

12月はコンサートの連続

 12月7日午前には私もメンバーとなっているカンマーコール女性合唱団の指導者、下司先生の栃木未来大使就任記念コンサートが昨年同様田母沢御用邸研修ホールで開催され、時間の関係で第一部だけ先生の歌を拝聴。いつもの先生のステージを楽しみ、そのまま宇都宮での別のコンサートへ。こちらは二十歳になったばかりのピアニスト大野紘平さんの教会でのクリスマスコンサート。カッチーニのアベマリアで始まったのには思わず感激でした。そのまま、ショパン、ベートーベンとクラシック曲が彼特有の柔らかいトークを交えながら進行。後半ではもう一人の浩平君のチェロが入って、いきなり、雰囲気ががらりと変わったデフォルメ的音楽ムードに。パフォーマーの熱いエンターテイナーとしてのサービス精神が噴出して、会場は大変な熱気に包まれた3時間となりました。音の世界を完全に自分のものとして、自由自在に操れる二人は凄い。彼らは、あちらこちらに引っ張りだこで、忙しい音大生。大変な将来が待っているに違いない。
 

そして、翌日の8日には森のフレンチAOYAGIで、渡邊響子さん、栗田智水さん、益子さんによるクリスマスランチコンサートに。これはクリスマスムードで演出されたレストランでの豪華で華麗で洗練されたパフォーマンスで、耳だけでなく、目にも刺激を受け、心が高揚するひと時に。フルコースのフランス料理の又美味しいこと。更に、全員に賞品が行き渡るくじ引きまであって、私は那須からの高級チーズセットの大当たり。ランチテーブルでは、前もお隣も初対面の人ながら、話も弾み、実に楽しい最高のコンサートでした。

2019年12月11日水曜日

第79回日光清風塾講話会「ノーベル賞と日本人」10月27日


近年は毎年のように日本からノーベル賞受賞者が出ている。これはアメリカに次いで受賞者の数としては世界第二位である。日本に人材が育っている証拠だが、いつまでも続くものではない。人材をどう育てたらよいのか。

 12月10日はアルフレッド・ノーベルの命日。彼の遺言に基づいて世界人類の発展に貢献した人に賞を出すということでノーベル賞は1895年に設立。ノーベルは翌年に亡くなっている。実際にノーベル賞がスタートしたのは1901年で、化学、医学、物理、文学、平和賞の五分野。経済学は後にスエーデンの中央銀行が提案設立し加えられた。当時スエーデンは激動の時代。19Cを通してノルウェーはスエーデンからの独立運動の真只中。ダイナマイトが戦争に使われる懸念もあった。それを恐れたノーベルはノルウェーがまだ独立する前に平和賞をオスロで授与することを発案。(パリ時代にノーベルの秘書、スタッフとして働いていたユダヤ人女性でオーストリア人のズットナー女史がノーベル平和賞設立の意見を出したのではないかともいわれている。彼女はヨーロッパで狂信的に平和活動をしていた人で、第四回目の平和賞を受賞している。)結果的にノルウェーは平和的にスエーデンから独立。ノルウェー人の平和趣向が根付く。平和は人が与えてくれるものではなく、自らが創るものという信念に基づき、PKO平和維持活動では何万人もの犠牲者を出している。

 受賞候補者はどういう経緯で選ばれるかは表には出ない。経済学に関しては日本ではあまり重んじられていない。日本人は金儲けの理論開発趣向ではないからだろ。

 文学賞、平和賞に関して、主観的な判断になるので、公平な賞とは言えないという意見がフロアからも出た。科学の分野は客観的に認められるが、この二つの分野では価値観の相違が相当に左右するから公平にはならないという。平和賞はノルウェーの考え方による。まだ結果が出ないものの世界平和に貢献する期待を持って平和賞を考えている。文学賞を受賞した川端康成の場合、ノーベル賞がそれまでの欧米偏重から脱する意図の上に、ペンクラブ会長だった川端康成がアジア、日本から推薦されたよう。文学賞も社会を変革する思想があるかどうかがポイントなのかもしれない。

ノーベル賞ほど権威ある賞は無い。世界中が注目する賞。日本の場合、湯川秀樹博士が第一号として物理学賞を受賞して以来、今日まで28人が受賞。昨年の受賞者本庄さん、今年度の受賞者吉野さんは二人とも、これからは、日本人は貰えないのではないかと懸念されえいる。つまり、中国の勢いに追い越されると。技術革新の下地となる特許申請数が今は中国が一位。研究の意欲が異なると。彼らはアメリカ追随で富を追求するが、日本の政府は民間の基礎技術開発に熱心。長期的に未来を見据えて投資し、人材育成を図る。目先の開発だけでは人材は育たないのでは。           

2019年12月6日金曜日

去る4日、旧知の2人の音楽家をお迎えして白鴎大の国際ホールでグリークの音楽公演が開催されました。ノルウェーからのソプラノ歌手 Bodilさんとピアニストの正木文恵さん。今回来日された機会を捉えて、白鴎大でノルウェーの在京大使の講演とグリークの音楽公演を企画。国際部の授業として実施されました。小山駅の真向かいに立派なメインキャンパスが建ち、学生達にとっても最高のアクセス。学長もご出席されて素晴らしい企画となりました。公演の後はお二人に我が家にお出で頂き、17,8年振りの交流が出来ました。夫の大好きなソルベーグの歌をもう一度今度は3人で!翌日は晩秋の日光をご案内。奥日光は既に雪景色となっていて驚きました。風景がノルウェーに似ていることから、 Bodilさんは大変親しみを感じられたよう。お昼は三楽さんで冷えた体を温め、デザートでご馳走になった美味しい山椒アイスクリームで体温調整❣️その後彼女達は一旦東京へ。明日は四国へ。お疲れ様でした!慌たゞしくも貴重で楽しい時間を過ごせたことに感謝です。花束が最終的に我が家でその余韻を残してくれています
❣️