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2019年5月27日月曜日

令和元年5月26日 日光清風塾第75回講話会「日中友好に期待が高まる中国を見て」

第75回日光清風塾講話会「日中友好に期待が高まる中国を見て」要旨
 真夏の週末となった5月末。あちこちで小学校の運動会が開催されるこの日に、日光支援センターでは5月の講話会が実施された。4月22日より3週間、講義をしながら中国は南京、上海、杭州を訪問して帰国したばかりの塾長のホットな体験感想報告である。毎年のように訪れている中国であるが、最近は行く度に、中国の姿が大きく変化しているのが驚きであるという。今回最も驚いたことは、車優先社会が人間優先に大変化していたこと。つまり、横断歩道で車が止まっていたこと。以前は、人間は走る車を縫って横断歩道を渡っていた。新しい規制が布かれると人々は一斉に従う社会である。一斉に規律を守る学習能力が優れている。固定観念は一年持たない。
 今回は音楽の交流を目標に、宇都宮出身で東京音大2年生のピアニスト大野紘平君を同伴。南京では南京市庁の幹部である友人、孫さんのご尽力で、南京大学において大学生、教授陣との音楽の交流が実施され、大変盛り上がった。上海では実業家の友人、呉氏の尽力で、大物音楽関係者を集めて盛大なコンサートを企画、実施してくれた。紘平君ともすぐ友達になるほど、日本に対して親しみを持つ人が多いことがわかった。
 何故、中国人は日本に対して思慕の気持ちを抱くのか? 小学唱歌に「旅愁」というのがある。明治の後期に中国の僧侶が日本でこの歌を聴き、感銘して中国に持ち帰り「送別」という別れの歌となり、卒業式などで歌われてきたらしい。歌詞は代わっているが、メロディーは全く同じである。もともとアメリカで生まれた曲が日本に渡り、それが中国へ。
 明治時代の日本人は大変勤勉で、欧米の文化を勉強し、日本に影響を与えた。中国がそれを近代文化として取り入れている。今、音楽教育が大変熱心である。中国のピアニストの数は世界一であり、音楽のマーケットは世界一となっている。将来、上海が中心となろう。これは日本にとっても重要である。
 米中関係が悪化している。コンピューターソフトの華為(ホワウエイ)が苦境に立たされている。膨大な人情報が集約され、中国政府に使われている、との懸念、つまり、中国のスパイ活動を懸念してアメリカは使用禁止に踏み切った。日本でもホワウエイのスマホが売りに出されたがAndroidの基本ソフトであるGoogleが使えない。ホワウエイは売れなくなる。その一方で中国は日本に歩み寄ってきている。中国は日本に習って経済発展をしていきたいと思っている。
社会主義体制ではない日本は、1980、90年代、アメリカからの圧力により国営企業が民営化する動きになった。鉄道、郵便、電話、などが民営化。自由競争をやることで経済は発展。正常な日中関係になる方向に向いて来ている。  この音楽の交流行事について最後に紘平君のお母さんか
 らの感想コメントがあった。
 とかく日本の事を悪いイメージで教育されて育った学生
 が、この交流を通して、日本人の心を知り、感動して夜も
 眠れなかったというコメントを紘平君が貰った話は本当に
 感動したと。音楽が真の交流の先駆けになるお話である。

2019年5月21日火曜日

50th Anniversary

令和元年5月18日(土)

2019年の春は元号が平成から令和に替わり、日本中が沸き立った。我が家にとっても大きな節目が続いた。6人の孫の内、No1とNo2が中学生になり、No3,4,5の3人が小学生になった。そして彼等の祖父祖母が今月末に金婚式を迎える。3人の子供達が忙しい中、時間をお互いに調整し合って、この週末日光に全員集合。彼等から温かく祝福を受けて感無量となる。無事にこの大きな節目に辿り着くことが出来た境遇、運命、子供達の成長ぶりと優しさに改めて感謝した。更に、夫からかわいい孫達へと題した6ページに及ぶ魂を込めたメッセージの朗読は遺訓となるであろう愛が伝わり、家族を涙が出んばかりに感動させた。大変内容の深い貴重な時間を家族で共有出来たことに感謝するばかり。これからの頑張りを励まされた思いである。







2019年5月3日金曜日

2019年のGW 平成~令和に改元のタイミング


今回のGWは平成~令和にバトンタッチするタイミングと重なっていつもの倍の長さの10日間となり、特別な盛り上がりを見せました。子供達家族が元気よくやってきて、皆と移り行く瞬間をテレビを通して見届けました。中国にいる夫とも交信出来て大晦日のような錯覚になりました。GW前半は孫達の為に足尾銅山見学に同行し、帰路は温泉に。翌日は那須茶臼岳に行ったものの強風で山頂までは登れず、目的は果たせませんでしたが、下界の眺めの素晴らしかったこと!そして今日3日は最高の五月晴れの下、孫達は喜々と庭で遊び回り存分に体を動かして帰路につきました。又、静けさが戻った瞬間です。