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2021年5月28日金曜日

新型コロナウイルスの行く末

 2021年5月28日

2019年末からCOVID19の出現が中国を震源地として欧米に上陸後、2020年初めから日本でも懸念が広がり始めた。法律の立て直しからスタートした日本の対策の出遅れが如実となり、安部政権下で慌てふためいた国会の動向が問題化することに。3月13日に特別措置法が成立し、第一回目の緊急事態宣言が4月7日に7都府県を対象に発出。16日には全国が対象となり、5月25日に最終的に全国解除となった。しかし、夏休み頃からリバウンドし始め、第二派が押し寄せて第二回目の緊急じつぃ宣言が発出され、2021年1月8日~一カ月、更に21日まで延長。しかし、更にリバウンドが起こり、第三回目が4月25日にスタート。途中5月11日に月末まで延長された。それが、イギリス型、インド型と新種のウイルスの影響から更に5月31日以降、6月20日までまたまた延長されることになった。本日(5月28日)夕刻、総理の発表がある。先が見えない中、オリンピックは決行という前提を優先している様相である。「・・国民の安心と安全を守り何としてでも問題を解決する・・」という政府トップのマンネリ化した文言に国民はうんざりという風潮である。今回の第三回目のState of Emergencyの延長を巡って、国民の多くはオリンピック開催を懸念、中止の意見が目立ってきている。6月20日になった時点で、最終判断を下すのは遅すぎる。

そんな中、昨日、夫婦で第一回目のワクチン接種を行った。予約取りが難しかったが、早い時期に接種出来てやれやれ。昨晩から接種した箇所の腕が痛んだが、大分緩和してきている。二回目の副作用は大きいようだが、3週間後に接種することになっている。世界中でワクチン接種が進んではきているが、まだまだ道は遠い。

コロナのトンネルを抜けると別世界が広がっていた、という言葉は意味深い。


2021年5月16日日曜日

公園ギャラリー行き

  2021年の春酣の5月13日(木)、杉並木公園ギャラリーでの展覧会にウオーキングを兼ねて出かけてきました。我が家から目的地までは歩いて約1時間の距離にあり、途中の山紫水明、田園風景が素晴らしい。今回もこの良い季節を謳歌すべく、歩くことに。晃陽苑伝いの歩道からいつものウオーキングルートの松原公園を横切り、土手に上がって、大谷川にかかるふれあい橋(?)を渡り、土地の農家さんの美しい田んぼ(苗
は植えたばかり)を見ながら対岸の県道に抜ける。更に道を横切ってモダンな家々も所々立ち並ぶ車道に出る。更に道を横切ると杉並木公園に入る。そこは田園風景の奥深くにあり、水路には歴史的な水車が三々五々設置されてい回り続けている。豊かな新緑の木々の下で水車がコットンコットンと音を立てる。一寸した高台に自然と調和して造られたこの公園は由緒ある場所であったことがわかる。立派な「朝鮮通信使」の歴史を刻ん
だモニュメントがある。江戸時代初期から十三回朝鮮より使節が派遣されて日光東照宮にも三回詣でている。そのために宿所がこの地に建設されたという。そこを下に降りると今日の目的地である杉並木公園ギャラリーがある。

              

 今回は地元の「桑の実の会グループ」による十周年記念の展覧会。今年9月には94歳になる地元の名士(この芭蕉の水彩画を描かれた人)の作品と日光彫仲間の作品が見たくて訪ねてみた。10人のメンバーがそれぞれ5点出品されているので50点は飾られている。皆、シルバー世代で現役を退いた後に、こうした趣味で人生をゆるやかに愉しんでおられる様子が伝わってくる展覧会であった。