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2013年5月26日日曜日

石巻支援日帰りツアー One day bus trip to Ishinomaki

5月26日(日)


鹿島神社のある日和山公園からあの被災地を
犠牲者の一人が」ご自分の体験を語って下さった。
昨年は初めてということと、5月5日というGWピーク時に決行したため高速の渋滞に嵌って帰宅したのが深夜。その教訓もあって、今回は平日に決行出来、土地感、道程も以前より把握出来ていたのでバスはスター時間、Uターン時間は変わらなかったにも拘わらず往復とも4.5時間という速さでスムースに走り、予定通りの企画となった。道中は参加者の明るさと多大の協力のおかげで時間があっという間に過ぎた感じがする。義姉も参加して総勢23名。殆どが日光清風塾会員でEECC(英会話クラブ)メンバー。 
 
 

今回は先ず鹿島神社が鎮座する標高56Mの日和山公園に行った。あの石巻市民病院が眼下に見下ろせ、右の方には鬱蒼と生い茂る木立の向こうに焼け焦げた門脇小学校が。この山に登って助かった人達、下の階段まで辿り着いたあげくに力尽きて流された人達のこと、上に避難出来た人達はどうすることも出来なかったということなど、被災された方が毎日流されたご自分の奥さんの供養に杖を持参でここにきているというお話を伺い、その生々しいご体験を肌で感じ、言葉が出なかった。ただただ心に寄り添うしかなかった。

EECC仲間の令子さんから渾身のお
手製の3袋にぎっしり詰まったニットの
グッズがスタッフに渡された。
EECCから義援金と病でラーメン作り
を断念して仮設住宅から病院通いを
されている女性にお見舞いを。
「いしのま*キッチン」は昨年
より随分立派になり、昨年この
ボランティアツアーに参加した
人達は皆、安堵し喜んでいた。
内情をリーダーの鹿島さんから
聞かされて、実はこの4月、
継続かストップかの瀬戸際に
あった由で信じがたかった。

そもそもラーメン屋を経営していた女性が震災で全て失って途方に暮れていた時に、鹿島さんとの出会いがあり、紆余曲折を

40名に及ぶボランティアの方々の
手作りでここまで出来上がったという
いしのま*キッチンの話をされる
鹿島美織さん

経てこのコミュニティー食堂を立ち上げたのだが、その女性の
膠原病が悪化して仕事を止めざるを得なくなり、後をどうするかと
いう大きな壁にぶつかることに。食堂も広がったネットワークを通
してサポートを得てここまで改修されてきた矢先の出来事。頓挫
するわけにはいかない。鹿島さんは東京のご自分のビジネスを
頑張ってはこの石巻に支援してきておられるということは推察して
いたが、鹿島さんの奔走とご苦労は大きなものであったと思う。
今回も、東京から駆けつけて私達を迎えて下さった。彼女の
使命感と意思の強さには頭が下がります。
 今回は、食堂のスタッフや地元の消防士さんのお話も聞くことが出来、衝撃的経験がこころの奥深く留まって消え失せる筈もないのに、必死で現実を受け入れて励んでおられる様子が痛々しく、心に寄り添うことが私達には唯一出来ることだと改めて思った。
食堂を後にして、昨年目の前にしたあの門脇小学校にもう一度行ってみた。今回はここでもボランティアとして、訪ねてくる人達に当時の状況を語り継ごうとされている被災された方に出会って衝撃的な生々しいお話を伺うことが出来た。この建物を壊すか残すか、今、市民のアンケートをとっている最中というお話。この学校の校舎のすぐ前にある二宮尊徳翁の彫刻は今もある。昨年は無かった校舎に貼られた大きな文字「門小ガッツGutts 僕らは負けない!」から前に進む子供達の強いメッセージを受け止めることが出来た。子供達、頑張って!
 

2013年5月25日土曜日

親戚の集い Relatives gathering

今日は恒例の4年前に103才で他界した義母を偲ぶ会を我が家で決行。お天気にも恵まれ(暑くも無し、寒くも無し、4月下旬並み)て、良いタイミングであった。4年前に、モッコーバラの季節に義母が我が家を訪れて、その2か月後に他界したことから、この黄色の蔓バラの時期に皆集っている。6人の義姉達は相変わらず元気で賑やかだが、昨年の写真と比較するとそれぞれそれだけのことはあるなと自分も含めて納得。とにかく、皆仲が良くて思いやりがあるのが私としては嬉しい限り。昔の話を繰り返しては笑が絶えない。笑というか、笑顔は何よりも勝るとつくづく思う。

Today I had another gathering at my place. Every year in May when the yellow rose vines in front of the front door is in full bloom, we organize the annual gathering for 6 sisters-in-law to commemorate their mother who passed away 4 years ago. She was here in May 4 years ago at the time of yellow rose vines in full bloom and she had gone after two months. Since then we gather at our place to chat and enjoy barbecue out in the yard. They are all kind and thoughtful about each other, which I really appreciate. They laugh a lot. They keep good smiling faces. The greatest thing in the world is a smile, isn't it?

2013年5月24日金曜日

交流 Friendship

2013年5月23日
2004年11月3日
一年に一度の昼食会に東京まで出かけてきました。今回はMOFA時代の同期夫人の集まり。それぞれ相変わらず、私用とは言え、国外に出かけたり、いろいろな活動で忙しくしている様子が伺えて自分自身を鼓舞する良い機会。というより、遠隔地(?)にいて、たまには東京のセレブな空気を吸うことも必要だと感じて都合付けて出かけるようにしています。今回は何と昼食会の場所が9年前に夫が退官した時、子供たちがご苦労さん会のディナーをやってくれた場所と同じで感慨にふけってしまいました。食事は前回はイタリアン、今回は和食。あの時は夜だったので東京タワーが目の前で輝いていました。今回は少し霞んではいましたが、ダイナミックなスカイツリーが遠くに聳え立っていたのが印象的でした。

I went to Tokyo to join an annual luncheon for the wives of  the colleagues in the same year. They have still been active in their private lives being involved in both domestic and international bodies, which encourages me a lot. Furthermore, some sort of desire to absorb the air of urban life pushes me to join this kind of gathering. The place we had luncheon this time happened to be just the same place where our children organized a special dinner to congratulate their father's retirement back in 2004. It was on November 3rd. They showed us their appreciation for what we have done for the sake of not only our mother country but also our family for almost 40 years. At that time we enjoyed Italian cuisine while this time Japanese. At that time we enjoyed an illuminated Tokyo Tower at night just out there, while this time we had a dynamic view of Skytree far beyond skyscrapers.

2013年5月19日日曜日

第23回日光清風塾講演会

5月19日(日)
塾長が南京に行って不在の為、(塾長は南京のメディア大学で2か月ほど教鞭をとっている)理事長が「日光ブランドとこれからの林業」と題して講話を担当された。その前に冒頭の10分ほど、塾長からの南京リポートとしてメールで送られてきたメッセージと写真、ビデオを私が紹介。→http://kawaimasao.phpapps.jp/  日中関係を懸念する必要が無いほど、キャンパスでは学生と自由に議論し、勉強熱心な学生からエネルギーを貰いながら元気で楽しくやっている様子が伺える。日中関係のギクシャクがあちらでの活動を難しくしているようなことは無いとの事。合い間には中国語を教えて貰ったり、学生達と地下鉄に乗って孔子を祀った夫子廟や、大きなスーパーなどを見学して歩いている様子。又、歌のグループを立ち上げて、日本の歌を一緒に歌い始めている由で、今回の塾長の南京での教授活動が草の根的に日中相互理解交流に尽力していることに敬意を表したい。

南京リポートを紹介
これからの付加価値をつけた木材の
紹介をやりながら森林社会への希望
を語る理事長
理事長のお話も専門的で大変面白かった。これからの林業はバラエティに富み、森林社会へと発展し、エコ社会になる夢がある話であった。山主が経済的事情で山の管理をしない現状を指摘。行政が一括して補助金を出して山を整備する動きをもっと大きくして欲しい。国土の7割以上が森林という日本なのに75%が外材を使っているということ。せめて50%は国産が使えるようにすべき。木への理解を深めると森林資源が循環型資源であることが理解出来る。木の特徴を知り、技術革新によって森林資源が加工され、木には捨てるところが無い状態がわかる。無機質(RC)から有機質に変えた木造建築支援事業に与えられたインセンティブ(エコポイントのような)の話の紹介もあった。圧密とか熱蜜とか修正板とか木材のてんぷらとか付加価値をつけた資材の開発が進んできているなど、希望が開くようなお話であった。ただ技術者不足の問題があり、農業と同じように人材育成が必要であることを感じた。

2013年5月18日土曜日

孫の運動会 Grand-son's Sports Day

5月18日(土)
前日の夜に孫の所に出かけ、今日は孫が小学校一年生になって初めての運動会を見物。町田からの爺も加わって晴天下での小学生の運動会を楽しんだ。会場の雰囲気の様変わりには驚き感心する。私達の時代は席取りと言えば、グランドのすぐ脇に茣蓙を敷いて家族、友人が一緒になって応援し、お弁当を広げたものである。今は違う。グランドから少し離れた所にハイキングとかレクリエーションで使うカラフルなテントを張り、携帯椅子を持参で、茣蓙に鎮座するようなことをしない。全くリゾート地にでも居るような感覚になる。

そして運動会そのものの運び方も余り競争に拘らない。紅組と白組だけに分け、リレーなど、紅組二人、白組二人の計四人がワンセット。従って一位と四位が赤で二位と三位が白であれば同点となる。孫を見ても、かけっこが速いとか遅いとかに余り拘っていない様子。それよりマスダンスが素晴らしくなっている。選曲が良くてリズム感抜群である。みんな楽しそうに元気に踊る。各学年全てに対して拍手喝采だった。

更に生徒が運動会実行委員会を結成して、プログラム進行など一生懸命やっていたことに感心。時代と共に、教育のあり方が修正されてきていることをつくづく感じた。陽射しが強く、風も時折強く吹いてグランドは黄砂がやってきた見たいになったが、何とか無事終了。孫は練習段階でこの砂塵に眼を痛めて医者に行ったそうである。確かに砂塵は強烈だった。孫のお蔭で今の時代の子供達の環境を知り、教育の変わり方を一部実感した一日となった。

5,6年生の組体操を真剣に見る一年生の後ろ姿が可愛い。後ろの子と振り返って話をしている星ちゃんがそこにいる。嵐の「ふるさと」ではないが、この大行事の運動会の思い出もいつか僕のふるさとの風景の一つになるかも知れない。

一つこの校庭に一本のセンダン
                    の木(名前をそこの先生の一人にお尋ねしてわかった)を発見。確
                    かに香りが良いらしい。 「センダンの木より芳し・・・」

           

2013年5月16日木曜日

自家製パンに挑戦 Home baking to be challenged

母の日に便乗してもう一つラッキーなことが起きた。新しい住まいに移った息子の所を孫娘会いたさに訪問した折、お嫁さんがほかほかのおいしいパンを作ってくれた。思わず大喜びしたところ、最新のホームベイカリーで焼いて気に入っているので、義母さんも如何?というわけで我が家にももう一つ大きなプレゼントが届いた。説明書を読んで、まずは基本をと一番簡単な材料で食パンにトライ。朝7時出来上がりにセットして翌日目覚めた時のドキドキ感は格別。二階から降りていくと、ふわ~っとしたパンの匂いが漂ってくる。パン焼きの蓋を恐る恐る開けて大歓声!ふっくらとこんがりと焼けているではないか。取りあえず写真を。味もなかなかのもの。(実はバターは一寸賞味期限を過ぎていたけど問題なし)至福の朝となりました。

One more good luck happened on Mother's Day. Our daughter-in law kindly prepared a home made bread when I visited our son's family. Seeing me enjoying the hot bread so much, she suggested another purchase on Internet  to her husband for me. It arrived the next day. I followed the instruction and I tried the most simple bread. I preset the menu at night so as to be done exactly at 7 o'clock the next morning. Then I went downstairs the next morning with my heart beating fast with excitement and such good smell of soft bread invited me to the machine. I opened the lid with a bit worry but I found in there a beautifully baked piece of bread! The taste was also good. I had a very precious and happy morning.

2013年5月15日水曜日

合唱 another choir group activity

Gorgeous wisteria vines
Twin azerias
日光には女性合唱団だけでも7,8つあるが、その一つに入部してかれこれ7年になる。声の出し方でいつも先生からお叱りをうけながら継続は力なりを信じて在籍している。このグループの外向け活動は、毎年春の公民館まつりと日光市の総合会館でやる秋の芸術祭に参加し、年2回老健慰問をすることである。その公民館まつりを今度の日曜日に控え、ここにきてようやくICレコーダーを購入し、毎日のウオーキングタイムを利用して練習に励んでいる。「たんぽぽ」「幼なじみ」「乾杯」  「大地讃頌」「花は咲く」「ふるさと」が出し物。この美しい季節、目に入る花々に励まされながら充実した良い時間が持てていることに感謝している


 


There exist 7or 8 women choir groups in Nikko. I have been in one of those for about 7 years. Our activities are intensified to join the annual community fest in spring and  the art festival in autumn. On top of that we visit the hospital to encourage tens of senior patients two times a year. Now that we are goint to join the community fest this coming Sunday, I have just bought a new IC recorder to practice harder which I do during my walking time. I finally find myself enjoying walking more thanks to this effective little machine and the beautiful flowers in full bloom in this season.

2013年5月13日月曜日

合唱の醍醐味 The peculiar charm of the choir

5月13日
毎週2回のコーラスグループ「カンマーコール」に先月より入部して今日で3回目。実に充実していて時間があっという間に経ってしまう。若さ溢れる指導者の下、団員が皆活発で閉鎖的ではないのがいい。前回、新しい曲スメタナの「モルダウ」の音合わせを三つのパートに別れて三人の先生がそれぞれ指導されたが、今日はいきなり全パートが一緒に音合わせをやったところ、殆ど出来ていて驚いた。ICレコーダーを用意して正解であった。1時間は下司先生が全体指導、後半の半時間は各パートに別れて同じ「モルダウ」と「き・も・ち」というジャズ風に作曲された童謡を歌いこむ。この「き・も・ち」は偶然にも3月20日のあの台南市からの室内合唱団との交流イベントにホストファミリーの一人として参加した時、この曲の作曲家とお知り合いになり、彼女が後に送って下さった本と同じ。指揮者の下司先生が作詞されている。何だか、鳥肌が打つような緊張感と感動を覚える。テンポの心地よい、キュートな曲が揃っている。その中の2曲に挑戦。最後の半時間はこの合唱団全体をA、B、Cの三つに分けてそれぞれ歌いたい曲を選んで特訓を受ける。私がいるBグループは「花は咲く」「Amazing grace」「アメリカン フィーリング」。とにかく前向きで本格派の明るい指導がいい。日光を超えて今度は夏に横浜での演奏会に参加するという企画まで立てられている。

Last month in April, I joined this choir group named "Kammer Ciao"directed by Mr.Shimoji, young conductor and poet as well supported by the other two young ladies, Miss Tashiro, professional singer and Miss Tezuka, pianist. We have two practice gatherings for two hours each every month.  This time again, I had such a fruitful time(lesson) and the time past so quickly. The way they direct us is very effective and their young spirit gives us a positive motivation. "Maldau "by Smetana, "Ki・Mo・Chi"(literary translation is Feeling) composed by Ms.Ando who I met for the first time when this group had a joint concert with the Chamber Choir of Tainan-city in March. I was there with my husband as one of the host-families for the group members. She kindly sent me a copy of her work. There are about ten songs in this book and all of those lyrics were written by Mr.Shimoji. Amazing!

2013年5月12日日曜日

母の日 Happy Mother's Day

母の日

愚かな母でもこういう日が設けられていることに精進する意欲が湧き上がってきます。三人の子供達からそれぞれ毎年物心両方のメッセージが届く。今年特に感じたこと。それは長女、次女、そして息子の場合はお嫁さんのそれぞれのキャラクターが彷彿したものが寄せられたことに一人微笑みながら、自分自身の襟を正しています。長女は食べること大好き、お茶することが大好き、そしておしゃべり大好き。次女は何か自分らしさを出す工夫を。小さな創作に目を向ける。世界に一人のお母さんに世界に一つしか無いものをと工夫したのか、今年はポーサラートとかいう最近人気の可愛いアートをてがけて、デミタスカップを作ってくれた。お嫁さんはfragranceに心を寄せる。それは家のインテリアにも影響している。面白いとつくづく思う。そして、それが又楽しい。

Mother's Day is good enough to encourage all the mothers to go on for a better mother. Every year I'm one of those who are encouraged by their children's thoughtful behavior. This time I noticed that their hearts and gifts given to me are showing their characters or personalities, which makes me feel very sweet and appreciative each. Tomoko who loves chatting having a cup of coffee and eating, while Yasuko enjoys thinking something creative. A demitasse with her message in gold in the bottom was decorated by her own design. Our daughter-in law loves fragrant goods. Her taste reflects their living place. This is "Bath Rose pedal"  together with a vase.

2013年5月11日土曜日

 From Nanjing  南京より

中国、南京に出発した翌日に夫から無事到着した旨の連絡をSkypeで受けた。早速南京便りがブログを通して伝わってくることに。 http://kawaimasao.phpapps.jp/ 

Finally we were able to talk on Skype. He is going to update his blog in his home page. The first one is already on. He was lucky to be warmly welcomed on the campus, but on flight he found something different  from the one he used to have. No Japanese was available, which never happened before in any flight departing from Japan.

こちらでは4月始めに1歳になった孫娘に会いたくて立石にいる息子の所を訪問。1か月前に入居した新しいマンションで既に快適にやっている様子を見て安堵した。孫娘は先日の連休に我が家に来たときに歩き始めの気配があったが、今日はもう自信を持って家の中をバランスを取りながら歩き回っていた。二次元より、三次元の世界がやっぱり面白いと言わんばかり。すっかり癒されました。
I went to visit our son's place in Tokyo to see our grand-daughter who just got one year old in the beginning of Aril. I was happy to see them having a comfortable life in their new mansion they moved in one month ago. The little girl was about to start walking when they visited us two weeks ago, but now she already has a confidence in her three dimensional world. She got to know how to balance herself on her two legs. Just seeing her moving around gave me a lot of comfort.

2013年5月8日水曜日

新たな出発   A new career to challenge

5月8日
一年前から誘いのあった南京のメディア大学に向かって夫は今朝羽田を出発した。とりあえず2か月間の授業を担当することになり、環境が異なる中での新たな経験を積もうとしている。PM2.5や日中間の国交が領土問題などで硬直している時にあたり、スムースには行かないこともあるだろう。でも広い世界を渡り、異なる文化社会に関心を持って理解することの大切さを経験したことから、若い人達の中に入って議論することを楽しみに出かけて行った。平和を築く人生は楽しい人生であるということ。夫の希望と信念の強さを改めて敬服しながら送り出した。
羽田の国際線ロビーにあるコーヒーショップから見事な富士山が見えた。これから日本を旅立つ人にとっても、日本を訪れて帰途につく人にとっても、これは強く心に残る素晴らしい眺めになると思う。

Beautiful view of Mt.Fuji
from a coffee shop in Haneda
My husband left for China this morning to be on duty as a professor of the Communication University of China in Nanjing for two months. He is going to put himself in a different place for another challenging career. Facing some severe problems such as PM2.5,  Chiken Influenza or the territory confliction, he might feel uneasy about the reality. But his lots of interests in the different cultures and societies had taken him to the broad world and he learned many things by understanding them. He is very much looking forward to discussing with young people on the campus. He has gone with a strong faith that the life to establish the peace is the enjoyable life. I saw him off with a big respect.
A coffee shop in the international lobby has a beautiful view of Mt.Fuji. This view will surely remain in the mind of travelers leaving Japan.

2013年5月6日月曜日

ハイキング

5月5日

日光連山を背に
今日は東京ドームでの松井と長嶋の国民栄誉賞表彰式の生中継を見る予定であったが、余りの天気の良さに板橋にある城山に登ってきました。小さな443.3M程の山だが、かねてから登ってみたいと思っていた夫の願望をかなえる丁度良いチャンスとなりました。数日後に中国へ出かけていく為、その前に一度という思いがあったよう。かなり厳しい登り道は1時間で。下山はその半分。檜が真っ直ぐそそり立つ城山は何故か品格がある。ハイキングというのがふさわしい行程。最高の天気に恵まれて、遠くに見える新緑が大変爽やかに目に映りました。日光市を眼下にし、その向こうには日光連山が聳える。男体山の後ろに雪を頂いた白根山も見える。白根山は男体山より100M弱高いことがわかりました。(男体山2486, 白根山2577M)ここは城塞があったところで山が館跡であり、徳川時代のもの。歴史的に由緒があり、遠足のコースでもあるようだ。我が家から車で40分のところにある。

この檜の下は砦の石垣址
Instead of watching the special TV programme covering the commendation ceremony of National Honor to be given to two baseball players, Mr.Matsui and Mr.Nagashima, we were tempted to go out to climb Mt.Shiroyama under such a beautiful weather. This small mountain 443.3M high has been in my husband'mind for longtime and he wanted to fulfill his desire to climb it just before his departure for China in a few days. One hour was enough to go up to the top. Most of the trees are Hinoki cypresses growing straight up well managed and they are giving a dignity to the air around. The view from the top was fabulous. We enjoyed a beautiful view of the chaine of Nikko mountains far beyond Nikko city. Behind Mt.Nantai was seen Mt.Shirane of which the top was still covered with snow. This Shiroyama used to be a fortress in connection with Tokugawa Period. It has a historical meaning. It can be one of school excursions for school children. Its location is a 40 minute drive from our house.

2013年5月4日土曜日

家族 Family


孫の星太が描いたスケッチは余りに迫力があって婆バカながら「うまい!」と感嘆せずにはいられない。力強く、微笑ましく、ひきつけられるので、毎日のように眺めている。爺と婆を描いたもの。
彼は私の父のDNAを貰っているかも。


These are the drawings by our grand-son, Shota, 6 years old. They are so powerful and attractive that I'm tempted to look at them almost everyday. They are so well done and humorous, aren't they? They are supposed to be Shota's grandparents. He might have inherited his artistic talent from my father.

2013年5月2日木曜日

家族 Family

かねてより予定されていた夫の中国行きが決まり今日の下野新聞にその記事が掲載された。領土問題、鳥インフルエンザ、PM2.5等、いろいろネガティブな問題がある中に突入する形でいささか気がかりではあるが、タイ出身の大華僑タニン・チャラクノン(5月1日から始まった島耕作のアジア立志伝の中の一番バッターとして取り上げられた大企業家)の言った言葉を重く受け止めている。つまり、危機=機会 ということ。若い人達がお互いの違いを理解して良好な文化交流を育てることを願わずにはいられない。

電話取材 Interview over the telephone 

5月2日

あるテレビ局から急な電話による取材が夫のところに舞い込んだ。オランダのアレクサンダー新国王の即位式に皇太子ご夫妻が出席されたことから、ヨーロッパ王室の民間出身の皇太子妃をクローズアップした番組が企画されたのである。2001年8月25日に挙行されたノルウェーのホーコン皇太子のご成婚の折は丁度我々がノルウェーに在職していた時だったので、皇太子妃となられたメッテ・マリート嬢の取材が飛び込んだのである。40分に及ぶ電話インタビューから本番ではほんの1,2分が報道された。番組を製作する側のご苦労を知る一方で、拙著の中に「ノルウェーでの心に残る出来事」として五つ挙げた中に「ホーコン皇太子のご成婚」を記述しているが今回それを改めて読み直して当時の印象に思いを馳せることが出来ました。 Refer to http://kawaimasao.phpapps.jp/

An interview over the telephone suddenly came to my husband very late at night yesterday. It was for an annex to the early morning TV programme on TBS for the occasion of the official visit to Holland by His Imperial  Highness the Crown Prince and Her Imperial Highness the Crown Princess Masako. It was to report about the Crown Princesses in European Royal families. We were posted in Norway at the time when His Highness the Crown Prince Hakon's wedding was executed. They wanted to get more accurate information about Her Highness the Crown Princess, Mette Maritte, to be. The interview over the telephone was done for 40 minutes, but it's real take turned to be only for a few minutes on TV.  I understand how much effort the staff are required to prepare for one programme, and also I got a time to refer to what I wrote in my book about their wedding as one of five unforgettable memories I experienced during our duty in Norway.