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2015年8月30日日曜日

親戚来晃  Our relatives visiting us

8月30日
 


東京から姪っ子2家族が松江から上京している彼等の両親、つまり私の次兄夫婦ともども、雨の中を車で来晃。3日前に自治医大で誕生した甥っ子の第二子に会いに行く前に遠回りをして日光に寄ったのですが、目的はあの鄙びた場所にある人気のお蕎麦屋さんでもう一度あの蕎麦を食べることでした。これこそリピーター。雨だったことが幸いして総勢9人がすっぽり、キャンセルされた予約席を獲得。更に、平素は忙しくて営業されていない天然かき氷をタイミングが良かったことから我々だけにサーブしてもらうという幸運に恵まれました。彼等は今回は我が家に寄る時間がなくて、食後はまっすぐ病院へ。東京から日帰りの強行軍スケジュールの中、比較的ゆっくり楽しくお話も出来た昼のひと時は大変貴重でした。彼らが無事に美味しいお蕎麦と天然かき氷を賞味出来て大満足してくれたことに乾杯!そして甥っ子の第二子誕生に乾杯!
Two nieces and their families drove up here from Tokyo today for one day trip before going to the hospital to see the newly-born baby, the second daughter of their brother. There parents (my second brother and his wife living in Matsue) were with them.They wanted to have Soba for lunch at that popular Soba restaurant where we have once tried together before. The location is very country side, quiet and good atmosphere. Thanks to the rain, we were lucky to take over the reserved table which had been canceled because of the bad weather. Furthermore, another good luck came over to us. They served us 9 glass bowls of the crashed natural ice with different flavors each. Usually they are too busy to serve this menu but they had a time today to do this only for our group,though. We had a rather relaxed and enjoyable time having nice conversation over Soba and Kakigoori. They have gone with a great satisfaction. Very good. Kanpai (Cheers) for their successful plan and for the newly born baby!

2015年8月27日木曜日

8月26日 日本語検定試験結果発表 The result of Japanese qualification test was announced

8月27日(火)
先に到着して彼女達が来るかどうかを
待っているところ

雨でも彼女達は朗報を持って
やってきました
今朝の気温は20度を下回っていました。そして雨。でも昨日届いた彼女からの朗報のシェアをしたくて傘をさしての公園へのウオーキングを決行。雨にも負けずで、彼女達3人全員もやってきました。「雨の日や悪天候の時はお勉強は無しね!」という約束で始まった寺子屋授業ですが、彼女たちの熱意がだんだん本格化してきました。3人のうち、2人が日本語検定試験にそれぞれ、2級、3級に合格。日本に来てまだ半年の人は残念ながら不合格でしたが、その彼女も気持ちを取り直して明るく、むしろ、他の二人の同僚の合格を祝福する様子には感心しました。2級に合格した彼女の吐いた言葉がまた素晴らしい。「会話の無い筆記試験では2級に合格したけど、会話力がまだまだ無いのでもっと力をつけたいです!」と。彼女達が日本にやってきた本来の目的を達成する第一歩が踏み出せたことに乾杯!
The weather this morning was bad with rain, but I rushed out to walk to the park where they(Vietnamese) would be waiting for me. One of them informed me of her good result of the Japanese qualification test last night which had been carried out about two months ago. I wanted to share her happy feeling and I was also worried about the other two. All of them showed up in spite of the bad weather and I found out one more passed the test. The one who came to Japan only half a year ago failed this time but she wasn't depressed and she was rather generous to congratulate her colleagues, which made me feel relieved. We shared both good and bad results. They are really stepping out to go for it!

2015年8月23日日曜日

気分転換 Change of my mind

8月22日(土)
昨日の公園はもう秋の気配を感じる程に落ち葉が一杯でした。でも暑さに別れを告げるのはまだ早い。帰宅して予定外の行動に。久し振りで針仕事。お盆に帰省した娘のアドバイスに乗じて気に入ったブラウスのパターンを適当に作成して作ってみました。しかも2着(布の都合で2枚分とれました)1日で2着。縫製は素人そのまんまだけど形は気に入ってます。
Already lots of fallen leaves found in the park. But surely hot weather still be there. On returning home from my morning walk, I changed my mind and involved myself in sewing. According to my daughter's suggestion, I just tried to make a pair of blouses coping one of my favorite ones. I'm proud of their good looking in total, although my sewing skill is very amateurish.

2015年8月20日木曜日

日光ユネスコ協会活動 恒例の世界遺産モニタリング活動(年3回)

8月20日


常行堂でのカプセル設置風景
日光総合会館ロビーでの調査
活動内容説明
予定通り、日光ユネスコ協会の担当理事の誘導で、地元の高校生十数名とC.I.E.E(Council on International Educational Exchange国際教育交換協議会)を通して来日し、毎日クリスマス,デイケアセンターにホームステイしている外国人ボランティア5名が参加しての世界遺産モニタリング活動が実施された。今までで最多の参加者数を得て、この活動が輪を広げていくのを実感。小雨がちらつく中、5つのグループに分かれて約2時間、それぞれの実施場所で空気中のNOx数値を測定するカプセルを設置し、24時間後の明日、回収する活動である。昨年同様、私は大猷院を中心とするBグループに入り、カプセルの設置を手助けしながら、大猷院の歴史、知識に詳しい高橋忠吉理事の詳しい解説が聞けて幸運でした。
大修復工事中の大猷院前にて
敷石の説明を聞く学生達

2015年8月17日月曜日

お盆ー家族大集合 Family gathering during Bon festival holidays


7月に夫が南京から帰国してからこのお盆休みにやっと家族全員集合が実現。孫6人が一堂に集まって我が家は託児所、幼稚園、小学校と化して大賑わい。厨房はフル回転。3泊4日は笑いと泣き声で大忙しの戦場でした。皆それぞれ帰ってしまいました。
Our family gathering was finally realized during this Bon festival holidays for the first time after my husband got home from Nanging in the beginning of July. All six grand-children were here and our place turned to either nursery school or kindergarten or primary school. So noisy. The kitchen has kept running all the time. Those three nights and four days were just like a battle field but with lots of laughs and cries. They have all gone back home leaving us in the quietness used to be.

更に8月16日には法蔵寺での日光ユネスコ協会の「平和の鐘を鳴らそう運動」に孫No.1, No 2を連れて参加。3年生の彼等も少しは平和の意味を考えることが出来ることを期待して。

2015年8月9日日曜日

久し振りのドライブ Enjoyable drive with my husband today

8月9日(日)

文藝春秋で喜多方三の倉スキー場のひまわり畑の写真を見て、夫と即見に行って来ました。軽い気持ちで午後1時に出発。鬼怒川、川治経由で121号線(会津西街道)は車の数も少なく、緑の深い、空気も澄んで気持ちの良いドライブとなりました。川治の更に奥の三依は本当に人里離れた山奥という私の認識は間違いでした。ここはもう会津の文化圏。廃藩置県の時、なるべく面積に格差をつけないようにと三依は栃木サイドに入れられたらしい。とりあえず三依のそば街道の中の一軒に入ってそばを試食。厨房からタカログ語が聞こえて来て、思わず声をかけてみたら案の定、フィリピンから来た人とのこと。日本語は完璧。日光清滝から母の手伝いに来たとのこと。そのお母さんも勿論フィリピン人。まさか、三依でフィリピン人がお蕎麦屋をやっているとは思いがけない発見でした。
日光から三依まで1時間。喜多方までは更に2時間のドライブでしたが日光側と違って福島県側は平地が広がり、田園風景が美しい。横川が栃木県側の最北端の川で三依あたりが分水嶺らしい。会津に入ると川の流れが反対方向になっているのがわかる。途中会津若松の鶴ヶ城や街並みを車から眺め、一路三の倉スキー場へ。日没1時間前に到着。文芸春秋に載っていた写真の世界が目の前に広がって思わず興奮。一斉に行儀よく夕陽を背中に直立整列しているひまわりが何とも愛らしい。十数年前、北海道をレンタカーで回った時に富良野で見た向日葵郡を想い出しながら、ひまわりの習性はいづこも同じなんだと妙に納得。半時間ほどひまわり畑を散策。ひまわり畑のはるか遠くには磐梯山が男体山とは異なる優雅な山並みがあり、その空間には夕陽に映えた田んぼがまた美しい。
喜多方に来て、ラーメンを食べるのは当然。探し当てた喜多方ラーメンの源店、源来軒は丁度閉店時間となったばかり。紹介して貰った来夢ラーメン店でやっとお目当てのラーメンを。しかし・・・味が濃すぎました。残念。ともあれ、食べれたことに満足して帰路についたのが7時半。帰りは高速を飛ばして2時間で帰還。久しぶりに日本の田舎の原風景が堪能出来たドライブとなりました。
We went out for a long drive to Kitakata in Fukushima prefecture to see the sun flower park which was introduced in a magazine. It took us four hours to reach there including half an hour stop for lunch on the way. The flower park was good enough to enjoy the evening atmosphere with a view of Mt.Bandai far away. A beautiful view of rice fields and country scenery was just in front of us. Very quiet with few people around. We also tried Kitakata Ramen in a popular noodle shop on the way back. We had a very good time having a different air out in a genuine rural area.

2015年8月5日水曜日

彼女達熱心に日本語の早朝レッスン続けています。 They keep studying Japanese almost every day early in the morning in the park.



Clear sky after the biggest storm
 attacked August 2(Sun)
August 3(Mon)
不安定な気候の中でも、朝はだいたい晴れて気持ちが良い。公園の真ん中の小屋での日本語レッスンも気持ちよく続けられます。昨日、今日と異なるワンちゃんがしっぽを振って立ち寄ってくれました。犬好きの彼女たちは大喜び。今日も彼女達にいいことがありますように。




August 4(Mon)
We are having rather comfortable weather in the morning under such an unstable climate. Our Japanese lesson is going on in a comfortable and cheerful mood under the roof in the center of the park. Yesterday and today, three dogs dropped in our place, different ones each time. They were very happy and delighted to welcome these lovely and well tamed dogs with their tails shaking a lot. May many good things happen to them today again!

2015年8月1日土曜日

第43回日光清風塾講話会 7月26日開催

「戦後70年、東アジアの平和と繁栄を目指して」講話要旨  H27年7月26日

第43回日光清風塾講話会が7月26日(日)に開催された。南京の大学での講義で不在だった塾長による講話は今年の1月以来。

○戦後70年の節目に、安部総理談話の内容がどのようなものになるのかが内外で注目されている。多くの中国人は日本との交流拡大を望んでいるが、総理談話がどのような内容となるか、またそれを北京の政府がどうとらえるのかを見極めたうえで、次の行動に入って行こうと考えているようだ。○私は、前大戦の反省も重要だが、それも踏まえて、今後「東アジア地域をどのようにして平和で繁栄する地域に育てて行くか」またそのために「日本は何をすべきか」についての将来ビジョンをしっかり持って、そのための行動を起こしていくことこそが重要だと思う。
○今回、南京大学大学院で「東アジア経済統合」について講義出来た事は、今後の日本がどういう方向に行くべきかを考える上で非常に意味があった。また学生達と大いに議論し、楽しい講義でもあった。
南京大学では二つのコースを担当した。一つは正規の大学院生が対象であり、もう一つは企業の幹部クラスを対象にした大学院コース(週末に講義を受けて2年間かけてMBAを取得。いずれも受講生の英語力は相当なもの)。そこでMBAコースでは20年後、また大学院生には30年後の東アジアの将来像をどう考えるか、またそこであなたの事業が最も利益を上げるにはどうしたら良いかという試験問題を出したところ、面白いことにMBAコースの学生の方が楽観的であった。
企業幹部のMBAの学生の何人かは、20年後には東アジアでもEUのような経済統合がなされ
ているだろうと書いていた。私はこれは楽観的すぎる考えだと思うが、事業者である彼らにとっては利益を上げるためにそうあって欲しいと言う希望なのかもしれない。また通過統合が進んでいるとの楽観論もあった。彼らは実際に商売をやっていて東アジアの通貨がバラバラなのに不便を感じているのであろう。これもまた東アジア経済の発展のために通貨統合を進めて欲しいとの希望なのであろうが、中国は今後人民元を中心とした通貨統合への働きかけを強めていくであろうと感じられた。それとも関係があるのか、中国が設立を進めるAIIB(アジアインフラ投資銀行)に日本はどうして参加しないのかとの質問が多く出た。他方、中国と日本が協力すれば世界で何でもできると言う意見もあった。R&D(研究開発)について日本との協力を進めるべきだ、研究は日本でやって製品化は中国でやるべきだとの意見もあった。
○正規の大学院生は日本やアメリカへの対抗心がより強く、30年後の東アジアには中国を中心とする経済圏ができるとの自信を持っているようだ。すでに発効しているASEANとのFTA(自由貿易協定)と今年5月に合意された韓国とのFTAにより東アジアの経済統合が進むだろうと期待しているようだ。日本にも参加して欲しいが、日本なしでも経済統合は進められると見ている。
他方、30年後に東アジアで大きな利益が上げられる事業として、環境対策、高齢化対策、水や食品の安全等々が挙げられたが、特に興味があったのは自分はインフラ建設会社を作って大きな利益を上げられると思う、との意見であった。東南アジア全域高速鉄道や高速道路網を建設して中国との経済の一体化を図りたい、との意見もあった。なるほど、これが中国の今後の長期戦略になるのかもしれない。
このように中国のエリート学生達は、東アジア、特に中国の将来に大きな夢と自信を持っているが、中国経済が発展して行くためには外国との軍事的衝突を避けなければならないと考えている。彼らが強く望んでいるのは中国の平和的発展であり、それしか道はないと考えている。大きな潜在力を持っている東アジア経済の発展の大前提はこの地域の平和が維持されることである。日本としても中国と共にこの地域での戦争回避のシステム作りに努めなければならない。
このようなシステムを作るためにも重要な事は相互信頼を高めることである。そのためには東アジアの人々との交流を拡大することであり、日本が先頭に立って交流のネットワークを作って行くべきだ。交流拡大は観光交流のほか、教育、文化、青年等々おおくの分野で進めるべきだ。
○5月に、栃木県の日中友好協会の人達30名が南京を訪れてくれて、私の大学で合唱の交流会を行った。大盛会であった。学生達は短時間の交流であったにもあかわらず、日本人の質の高さ、親切さに感動していた。今度は日本に行ってこの人たちにもう一度会いたいと手を握りしめている。。

日光市をこのような国際交流の場として発展させるべきだ。日光市を国際文化交流都市として発展させ、東アジア諸国からの観光誘致により、青年交流、文化交流を進めることは日本のためであり、アジアのためでもある。