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2012年11月29日木曜日

新しいグループにジョイン Another new gathering

昨日(11月28日)、もう20年も前に立ち上がっていたらしい白樺会という、以前ノルウェー勤務をした夫を持つご夫人達の集まりに初めて参加。たまたまメンバーのお一人と昨年パーティーで出会ってご案内をいただき、楽しみに参加してみた。20年ぐらい前に赴任されていた方々が殆どで、10年前に赴任した私達とは接点がなく、実際の年齢とは無関係で、経験からすると大先輩というご夫人達であった。初参加の私には初めてお目にかかる方が大半で、当時の思い出と今何してるが交錯した賑やかな集いとなった。今や国連の発表によると人間開発指標が世界で一位というノルウェーに関してのお話はつきない。前向きの国、堅牢な国民性、ノーベル平和賞の発信地であるこの国に赴任していたことから私たちも何か発信出来ないものかしらとふとそんなことを思ったランチタイムであった。そうそう場所はTurandotという中国料理のお店、臥龍居、赤坂六丁目にある。中華料理でもぎらぎら脂が見えない、根菜を重宝した、健康美食というか、オードブルの盛り付け(9種のままごとのような、絵に描いたような可愛いくて美味しい一口料理のオンパレード)には感動。とにかく心を込めて時間をかけてつくられたものばかりであった。幹事さんお二人の采配と力量、そして真心が感じられた食事会であった。

2012年11月26日月曜日

秋の連休 Consecutive holidays in Autumn

生後7か月頃からとこの歩行器は推奨
しているが、彼女はまだ5か月。
無理やり婆婆が買った歩行器に入れられて、
足は地についていない。
それにしても皆ばらばらのアクションではないか。
勤労感謝の日が金曜日だったためこの週末は三連休となった。蘇我組(三人の子供達は蘇我、市川、立石と京成線で飛び石状態で繋がっている)が来訪。5か月の孫娘はどんどん大きくなって、つるつるに輝くほっぺはワックスのかかったブランドリンゴ。目も一段と黒ダイヤのように輝いて。意思があって、何かを訴えるのだがそこはもう一つまだ不明。5歳の孫息子も驚くほどスマートに。じっくり理論的に話が出来る。おとなの言動をよく観察して理解しているのには驚いてしまう。一対一で向かい合うよう心掛けなくてはと本当に思う。子は親の背を見て育つというが、今や、婆婆は孫と向き合って育つ思い。庭で薄着のまま存分に走り回って田舎の空気を楽しんでくれるのが嬉しい。今回は爺爺からゴルフの指南を受けて夢中になってクラブを振り回している。危ない。すかさずプラスチックのものを買い与える羽目に。今回は生憎、23,24と連続で音楽会に行くことになっていて夜は留守をしてしまったがその分、昼間は実に活発に庭で遊び、枯葉集めの手伝いをしたり、BBQを楽しんだり、彼等にとってはそれなりに充実した休暇となったよう。孫息子の言:「残念だけど日曜日の夜までにはお家に帰らなくてはいけないの。実は、月曜日には幼稚園があるから。」


2012年11月22日木曜日

紅葉も終わり  Autumn color is going to be over


November 16'12
The gateway to Koyoen 
Beautiful season is passing away. In order to keep those gorgeous colors in my mind, I went out into the woods and took a picture of the same spot I had found the other day in the beginning of autumn color, then walked down to my favorite place, the gateway of Koyoen, five minute walk from my place. This is the end of autumn and now we are heading for a shivering season.
Fireworklike leaves in different colors

2012年11月12日月曜日

日光清風塾 第18回講話会「領土問題について」

11月11日のまさにいい日に予定通り塾長による第18回講話会が支援センターで開催された。今回はホットな時事問題をということで「領土問題について」というのがテーマ。
まづ、四つの問題を提示。①最近領土問題が激化している理由は何だと思いますか。②北方領土問題は、歯舞、色丹、国後、択捉の四島が絡むが歯舞、色丹の二島だけでもロシアは日本に返還すべきか、あるいは四島全てを返還すべきと考えるか。③韓国による竹島の不法占拠に対してどう日本は対処すべきか。④尖閣諸島問題の対処の仕方は。
①については日本が弱くなってきていることがその理由というのが大部分の反応であった。②については半々の反応。歴史的な背景説明から問題の全容がわかりやすく説明された。幕末の日露条約(1855年)から始まり、1875年の国境の再認識、1945年のヤルタでの米ソの密約(スターリンの千島列島の要求、ルーズベルトの合意)、ヤルタ協定を根本にしたサンフランシスコ条約、樺太の一部を日本は放棄など一連の外交上のやりとりを経てきているが、千島列島の定義がはっきりっされていないという。連合国は全地域を言うが、日本は日本固有の領土とした(1855)南千島は千島列島に含まれないと主張。鳩山一郎内閣の時、ソ連の大譲歩により、歯舞、色丹の二島の返還が実現されようとしたことがあったが、冷戦時代の米の干渉が入り、四島全島を返還しなければ沖縄の返還はやらないとした。結果、北方領土問題が今日まで残されてしまった。③竹島問題も歴史的背景説明があり、1905年、日本による朝鮮半島の占拠で竹島は島根県に編入するという措置がとられ、1910年の日韓併合条約に。戦後朝鮮の独立の時、李承晩が竹島は韓国領土なので返還して欲しいと施政権を握っていた米に要求。しかし、歴史的な証がなく、そのままにされた。1952年に韓国は日本との国境線を引き、韓国が行政権を握る。アメリカの立場は日米安保条約と照らし尖閣諸島問題て行政権のない日本を支援することは出来ない。米の立場は至って不明。米には日本、韓国との関係を悪くしたくないという意図がある。かといって、戦争になった場合、憲法九条により軍事力行使は出来ない。自衛隊は防衛時のみ行使出来る。韓国も日本も本心は対立を表面化しないよう話し合いの継続こそ唯一の解決策だと思っているのでは。④も歴史的背景をまず理解。尖閣諸島問題は日本固有の領土であり、日本が行政権を握っている。1892~7,8年かけて日本は調査。1895年日本が領有権を主張。国際法のルールにより、最初に発見した者の国際的宣言が証明されれば発見者の物となる。中国は古文書を提示し、日本の軍国主義によって奪い取られたと主張するが、国際司法裁判所には通用しない。1969年石油資源の発見。沖縄返還を反対した蒋介石がこの問題の仕掛け人。米に中華民国との共同経営を申請するが、米は日本と緊密路線をとり、李統揮は沖縄返還を推進。要はお互いの主張を言い張るのではなく、緊張感の中で話し合いを続けていくのが一番望ましい。それがどの国にとっても国益となるのではないか。そのためには戦争のためではなく、平和維持のために軍事力を強化することが大事であろう。

2012年11月10日土曜日

秋の風景 11月10日


昨日、今日と絶好の秋日和に恵まれ、例年より一週間遅れて紅葉前線も大分我が家周辺まで迫ってきている。前の雑木林の中のスポットに誘われて行って見た。夫による特製のスポットで、こんな素晴らしい自然の恵みを享受しない手は無いと言って私に見せてくれた。万華鏡のような見事な色の花火が天空に舞っている。そこには山々に織られる色錦とは又異なる色鮮やかな宇宙観のある深淵な世界があった。ホッと深呼吸をする。
そして今日は日光の芸能祭ということで、趣味の範囲ながら、日頃の努力の成果を見ていただくという機会に便乗し、女性コーラスも参加。わたすげグループの出し物は、「たんぽぽ」「月」「大地讃頌」「葡萄の歌」。日光市民病院とのご縁で、With Fourという若手男性グループとのコラボはなかなかのもの。さだまさしの「天までとどけ」とNHKの東北大震災の励ましの歌「はなは咲く」を一緒に歌った。少年少女合唱団も真剣さが伝わり、かわいらしくて大変よかった。

会場への行き返りは紅葉客で溢れて大変な渋滞であった。観光客は確かに戻ってきているが、これではうんざりすることだろう。

2012年11月7日水曜日

芸術の秋 「The art of GAMAN 尊厳の芸術展」

木のきれっぱしが見事に
首を立たせた毒蛇に
11月4日、秋晴れの日に一人で急に思い立って上野公園まで出かけた。先日テレビで紹介されていた「The art of GAMAN 尊厳の芸術展」を見るためであった。久しぶりの上野公園は大変な賑わい。ツタンカーメン展がその中心だったがツタンカーメンは本場で見ているのでそこは通り過ぎて目的の芸大の美術館を目指す。さほどの混雑は無かったが、入場者は特殊な展覧会であったのでみんな強烈な印象を持った様子であった。日米開戦により強制収容所(Internment camp)に送られた12万の日系アメリカ人達は砂漠の中で自給自足の生活を強いられた。彼らの不屈の精神と創造性によって作られた日用品や美術工芸品から、生活を少しでも豊かにしようとする彼らの尊厳が感じ取れる。日系アメリカ人の強制収容が始まって70年が経った今、語られなかった収容所での出来事が語られ始めたという。数々の作品は逆境の中での向上心、前向きの精神を維持したことの証だと言える。
4月誕生のわたしで~す。
ついでに都美術館でのメトロポリタン美術館展も見てきた。当美術館がリニューアルした記念の展覧会としNYのMetropolitan Museum of Artからかなりの量の作品が運びこまれ展示されていた。大変な人出であった。年代順ではなく、いくつか掲げたテーマごとに展示されていて、一寸面食らう部分もあったが、紀元前12世紀のタコの鐙壺と題したテラコッタの作品近くに19世紀のティファニー社のカエルのモチーフのお盆や魚のモチーフの花瓶が置かれたりしているのが面白かった。


6月誕生のわたしで~す。
上野を後にしてその足で今年生まれた3人の孫達(3か所)のところを回った。4月、6月、8月にそれぞれ生まれているので、渡り歩いて一挙に会ってみるのも成長過程が良く見えて面白い。
8月誕生のぼくで~す。