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2012年2月22日水曜日

三毛子


はじめまして。三毛子と申します。


 私の愛猫三毛子嬢を紹介します。というより、彼女に自分史を書かせてみるのも面白いかもしれないとの思いつきで、本来のブログの合い間合い間に一寸挿入して行こうと思います。どこまで行けるか心もとない試みではあります。


はじめに

 わたしはあと二か月で二十歳になる三毛猫である。四月二十二日が誕生日。人間なら百歳ぐらいの立派な後期高齢者である。でも記憶も体力も若いも者には負けないくらい元気で、病気知らずの三毛猫である。器量も衰えていない。飼い主であるお母さんといい勝負になっている。それでも生き物の命ははかない。現に、一緒に二年間を過ごした水槽の中の金魚が二匹とも続いて死んでしまった。地震が頻発している中、先行きどうなるかわからないし、みんな五十パーセントの確率で生きていることを思うと、残された時間はあてにならない。猫だってここまで生きてきた証のようなものを残したい。残された時間に向き合って、今まで仲間がてがけなかったような自分史に挑戦することにした。人間世界に入って、いかに多くの助けと恵みを享受したことか。自分の人生を振り返ってみると感謝することばかりである。一方で、わたしを育て、大きく成長させてくれた飼い主一家に、多少の心配はかけたものの楽しみと癒しを与えてきたことを誇りとしたい。わたしの名前は三毛子。ユニークで素晴らしい猫の足跡が描けますように。2012年2月22日 ニャンニャンの日なんて特別な日があるのも嬉しい。

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