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2021年5月16日日曜日

公園ギャラリー行き

  2021年の春酣の5月13日(木)、杉並木公園ギャラリーでの展覧会にウオーキングを兼ねて出かけてきました。我が家から目的地までは歩いて約1時間の距離にあり、途中の山紫水明、田園風景が素晴らしい。今回もこの良い季節を謳歌すべく、歩くことに。晃陽苑伝いの歩道からいつものウオーキングルートの松原公園を横切り、土手に上がって、大谷川にかかるふれあい橋(?)を渡り、土地の農家さんの美しい田んぼ(苗
は植えたばかり)を見ながら対岸の県道に抜ける。更に道を横切ってモダンな家々も所々立ち並ぶ車道に出る。更に道を横切ると杉並木公園に入る。そこは田園風景の奥深くにあり、水路には歴史的な水車が三々五々設置されてい回り続けている。豊かな新緑の木々の下で水車がコットンコットンと音を立てる。一寸した高台に自然と調和して造られたこの公園は由緒ある場所であったことがわかる。立派な「朝鮮通信使」の歴史を刻ん
だモニュメントがある。江戸時代初期から十三回朝鮮より使節が派遣されて日光東照宮にも三回詣でている。そのために宿所がこの地に建設されたという。そこを下に降りると今日の目的地である杉並木公園ギャラリーがある。

              

 今回は地元の「桑の実の会グループ」による十周年記念の展覧会。今年9月には94歳になる地元の名士(この芭蕉の水彩画を描かれた人)の作品と日光彫仲間の作品が見たくて訪ねてみた。10人のメンバーがそれぞれ5点出品されているので50点は飾られている。皆、シルバー世代で現役を退いた後に、こうした趣味で人生をゆるやかに愉しんでおられる様子が伝わってくる展覧会であった。

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