ページ

2022年3月28日月曜日

2022年の3月は世界中が大揺れ、身近でも激震が。

 3月28日(月)春の嵐と共にいろいろなことがあった3月もとりあえず今日で一段落。

 初お彼岸を迎える友人宅を回る。20日の朝には小百の儀先生宅へ。昨年12月に往年94歳でご逝去。地元に絶大な影響力のある先生であった。晩年は短歌と水彩絵に没頭、日々のブログ代わりに絵と歌で綴るアルバムを制作。アルバムも大変な量となっていた。

 そして、20日には第96回の講話会「危機迫る人口減少」問題をテーマに実施。その後、2年振りに日光清風塾の理事会を開催。年度替わりの為、役員交代などの案件を相談。総会に向けて準備のスタートとなる。

 中日の21日には瀬川の手塚さん宅を。御母堂が1月7日に97歳で急逝された由。直前までお元気で、お風呂で静かに亡くなられていたそうで、儀先生の奥様と同じ最期の状況に啞然とする。22日には清滝の岸さん宅を。奥様が昨年10月頃、検査入院騒動でご自宅にお見舞いのつもりが亡くなられた直後に伺ったことに驚愕。思いがけない顛末に本当に驚き、申し訳ない気持ちで一杯だった。地元新聞の訃報欄は毎日注意すべきことを肝に銘じた次第。             更にこの日は今市映倫活動のグループがウクライナ支援チャリティー映画界を今市文化会館で開催。夫と一緒に観劇。映画はウクライナが舞台となる「ひまわり」。戦禍でのラブストーリーだが、戦争が齎すものは悲劇しかない。マストロヤンニとソフィアローレンが演じる恋人の悲劇が美しいウクライナの草原に広がるひまわり畑を背景に描かれる。イタリアからロシアの戦場にいる恋人を探しに向かう強い女性をソフィアローレンが演じる。戦場で、そのまま現地の女性と所帯を持ってしまう、やさしい一寸気の弱い男性をマストロヤンニが。落胆してイタリアに戻った彼女も違う男性と所帯を持ってしまう。自分をロシアまで探しに来てくれた女性への思いが募り、彼は、イタリアの彼女に会いに行くが、彼女も既に家族を持ち、既に時遅しで、彼女を説得することは出来ず、ロシアに戻って行く。切ない結末に、戦争が齎す悲劇に、聴衆は嘆き、今のウクライナに思いを馳せる。あの平和の象徴の姿であるひまわり畑がいつまでも心に焼き付いた映画であった。

 そして22日は冬に逆戻りした日で、大雪に見舞われた。そんな中、清滝からユネスコの理事会に出席。ユネスコの事務局は本当に整然と事務をこなし、運営していると思う。理事が各自、役割分担をうまく担って作業をこなすには、トップの采配力が必要だろうが、その道筋をどうつけるのかが課題である。

 22日の夜は信じられない出来事に遭遇。宇大の留学生C君の行方が不明との報に接し、正に信じられないことが起きていることに大ショック。仲間の学生達が動揺しながら奥日光へ捜索に。警察も動き、大使館にも連絡を入れて大騒動になった。何故?何故こんなことに?信じられない。毎日心のオプセッションとなり、ここ3年ぐらい、何かにつけ、我が家にもよく遊びに来て庭の木々を集めたり、BQパーティーでは手伝ってくれたり、日本語の良く出来る頭の良い学生であった。まだ信じられない。華厳の滝を目指したことはわかっている。彼の残されたスマホには雪景色の華厳の滝界隈のショットが残され、仲間に配信されていた。何という事だろう。彼の恋人の悲嘆さは想像を絶する。彼女にも理由がわからないという。お彼岸の真っ只中の春の嵐の日に、彼はどんな思いで行ってしまったのだろう。最近は宗教にも関心を持っていた様子だが、そうだとする彼の人生美学に吸い込まれるように彼の世界に誘われて行ったのだろうか。だとすると、彼自身には結論が見えて、彼の世界に誘い込まれるように美しく入り行き、苦悩を超越したのかもしれない。残された仲間にはまだまだ、やりけれない時が続く。

 27日(日)には東京から夫のMOFの同期のMr.Nさんが来訪。夫の配慮でゴルフにお誘いしたのがきっかけ。夜には数人の友人、夫の高校の同期のMr.Kさん、メディア関係のMs.Oさん、フルーティストとMr.Aさんにもディナーに参加していただいた。現役時代を想い出す食卓での会話は、地元にいるだけでは得られないものがある。限られた時間ではあったが、フルート演奏も聴かせていただくことが出来、久しぶりの賑いのある会話に興じることが出来た。コロナはまだ終息していないが、楽しいことを考えて人生を豊かにする努力は必要だと切実に感じた。翌日、夫とNさんはNCCへ。私はコーラスの練習に。午後、2時半頃、彼らは一緒にプレイしたMr.Sさん、Mr.Hさん共々帰宅し、小一時間、コーヒータイムを楽しんで、3時半に解散。夫はNさんの車に乗せて貰って東京へ。病院のアポがあって、明日帰宅する。

 ということで、久しぶりにPCの前に座ってブログを書いたところである。

0 件のコメント:

コメントを投稿