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2010年5月4日火曜日

 時代は目まぐるしく移り変わっても、昔の人の言ったことは今でも通じるところがあるのには驚かされる。人の心というものは昔も今も一緒であり、環境にそう左右されるものではないのだろう。孫達の3日間の滞在はあっという間に終わった。「孫は来て良し、帰って良し!」異口同音に爺婆族は言う。そうかなと思っていたが、どうやら孫が1歳を過ぎて歩き回るようになり始めると、この言葉の意味がわかってくるようだ。それだけこちらが年を重ねてきているということかも知れない。とはいうものの、皆が帰って行った後ホッと一息つきそうになる一方で、一抹の寂しさが残るのも事実である。それを打ち消すかのように、家中の片づけと掃除、洗濯を一気にやってのけた。
 我が家の孫は二人であるが、爺婆の年齢からすると3歳2カ月と3歳9カ月でまだ小さい。二人とも男の子でそれぞれ長女、次女の長男である。彼らは千葉の蘇我と市川に住んでいて、比較的近場ということでお互いに行ったり来たりして会っているため、大の仲良し従兄同士である。どちらも保育園に通っているためいろいろなことを実に早く覚え、会話が達者である。今回は特に、彼らの会話を聞いてその成長ぶりに驚き、楽しんだことはいうまでもない。そして、自己主張を抑えることが出来ない成長段階にあるということも認識した。これから躾、教育という大事な問題にぶつかって行くことも見えている。親が教育されていく番でもある。私達の歩んだ軌跡を娘達が歩み始めている。

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