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2010年6月7日月曜日

ふるさと 

6月5日、五反田にあるゆうぽうとビルに初めて出かけた。JRに乗り入れている東武線新宿行き特急で新宿まで行き、山手線に乗り継いで所要時間3時間。日帰りとしてはぎりぎりの距離であるが、初めて川本会に出席して見た。島根県中央部の山間に位置する川本町を故郷に持つ、東京近辺に在住の人達の会合で、昨年組織変更して今年が二回目の総会ということだった。期待となつかしさで心を弾ませながらの参加であった。参加してびっくりしたことが二つ。一つは会のメンバーは数百人はいる筈だが、参加者は34,5名という少なさである。しかも初めてお会いするような人達ばかりで、自分から自己紹介して進まないと会話は無い。殆どが大学進学と共に、故郷を離れて行った人達であるが、やはり同郷のよしみというのか、話しかけて行くうちに共通の想い出があったりで川本OB会の様相となって行った。二つ目の驚きは、この総会にわざわざ川本から車、飛行機、電車に乗り継いで参加された方々が10名ぐらい来ておられたことである。町長さんを始め、町議会議長、商工会の方々、一般の人達(同期が二人)の一行である。当時8000人は居たであろう人口が今では4000人を切るまでに激減し、高齢化が進んでいる川本町であるが、そこを何とか活性化し、ブランド化しようとする町役場周辺の熱い志を感じとることが出来たことは嬉しかった。町長さんをリーダーに、平成の大合併をくぐりぬけて、何とか川本町を従来の故郷として生かしながら町づくりにエネルギーをぶつけておられるお話を伺ったことは大変な収穫であった。川本は生きていると感じた。ますます川本に関心が寄せられるよう、そして川本が多感な時代にあった私を育んだ町として誇りに思える町に成長して欲しいという思いを抱いて日光の自宅に戻ったのが7時であった。11時間のDay tripであった。

1 件のコメント:

  1. 先日は遠いところから足を運んでいただいて有難うございました。

    川本町定住コーディネーターの東海林です。

    みなさまの故郷を思う熱い気持ちを受けとめさせて頂きました。
    これからも川本町への応援・支援を頂ければありがたいです。

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