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2010年8月7日土曜日

ホストファミリーの経験

  
とにかく連日のこの暑さはジャカルタやブルネイ時代を思い出させる。
避暑地である筈の日光でも今夏は格別の暑さである。それでも週一回はやることにしているゴルフは、朝のティーオフよりトワイライトプレーとかで格安料金で午後2時スタートするのが賢明ということが今回わかった。2時以降は、気温はむしろ下降していくのがよくわかるほどで、微風が加わると一層心地良い。 7月31日から5泊、ホストファミリーとしてドイツからの17歳の学生さんを預かり、無事次の目的地へと移動していく一行(10名)をお見送りした日の午後、一つの区切りとしてトワイライ トプレイをやってみた結果わかったことである。
(写真は我が家の庭先でのBQパーティー風景)
 ところで、日光に住み始めて、そろそろ4年になり、友人知人の来訪は続くが、ホストファミリーとして組織のお手伝いをしたのは今回が初めてである。37回目となる日独青年スポーツ同時交流の一行120人中、10名の柔道グループを日光市が初めて受け入れた。全部で13グループに分かれて其々異なる地域でホームステイをやるのであるが、柔道グループは群馬県水上市、日光市、木更津市の3か所でホームステイを経験し、最終的には東京で全グループが合流するのだという。日本からも同じぐらいの人数が其々グループに分かれて、ドイツのあちこちでホームステイを経験しているのだから、素晴らしい青年対象のプログラムだと言える。
 我が家に来たカスペルという高校を卒業したばかりの青年はこれまでにもアデレードやジャカルタやシンガポールにも一人旅をしたことがある旅慣れた青年で、柔道が大好き人間。4歳ごろから始めたという。今年中には黒帯を獲得すると意気込んでいた。話をしていてもしっかりもので自分の心情をきちんと表現出来る好青年であった。彼はこのグループの班長で、その上に23歳のグループリーダーがいたが、たまたま我が家の庭先でBQをやることになって、3人の仲間とそのホストファミリーが加わって有意義な一夕を過ごすことが出来た。リーダーに至っては、柔道の真髄をよく勉強していて今回の柔道練習の指導にあたった甥ともども驚き、感心させられたものである。カスペルは大学入学の資格を持っているものの、すぐに大学に行くことはせず、半年ぐらい社会に出て、自分の進路を見つけたいと言っていた。将来の目標を定めてから進路を決めるというのは、何となく大学に入って、何となく就職先を探すのとは大分異なる。いろいろ考えさせられ、有意義な夕べを若い人達と過ごすことが出来た。

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