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2010年10月22日金曜日

3日前、娘婿が所属しているNPO法人ファザーリング・ジャパンの理事である小崎恭弘さんの「これからの時代の男性・女性の生き方」とサブタイトルをつけた「ワーク・ライフ・バランス」の講演を聴く機会があった。若くて明るい3児の父親であり、3人の子供が生まれた時、それぞれに育児休暇を取ったという人で、人生を前向きに明るいものにして行くという氏の思いが溢れる講演であった。関西弁というのが又良かった。父親育児が活発になっている背景、日本の父親の現状、男性のWLBの現状、父親が家事・育児ができない社会、働き続ける男性などなど、切り口をいろいろに変えて今の世相の悲惨な現状を分析しながらの話は面白く、娘達夫婦がまさに関心を持ち、実際に婿が育児休暇を取って奮闘しているのを身近に見ているだけに、説得力があった。父親に笑顔を持って貰うことが家族全体の笑顔につながると主張。仕事と家庭の調和をうまく取ることということだが、どうも一律に言い切るのも難し気もする。仕事に生きる人間にも魅力を感じるのはやはり古い世代なのだろうか。

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