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2014年2月6日木曜日

日光国体最終日の霧降アリーナ



2月2日(日)は寒いながらも好天気に恵まれ、日光国体最後の日は人出が予想された。私達は午後に夫々スケジュールがあったが、急遽アイスホッケーの決勝を観戦しに霧降の会場まで出かけた。案の定、大勢の人、車で駐車場は満杯。少し下の木彫りの里の空き地に車を止めて坂を上って行った。夫は昨日も様子を見に来ていたので勝手がわかっている。南三陸からのブースで被災された方々の自作手芸品を買って来てくれたブースがあった。あとはおもてなしの精神で地元のボランティア主婦達が温かい飲み物などをふるまっている。中に入るととちまるキャラクターの明るい笑顔が目の前に。折鶴で丁寧に作られている。なかなかユニークな暖簾のパネルで心の入った作品に出来上がっていた。

開場の中に入ると超満員。今までにこのアリーナにこんなに人が入った事はないだろう。席が無くて立ち見客が圧倒する程に並んでいた。タイミング良く、氷床の整備中であと15分で栃木県対東京都の決勝が始まるという。地元が決勝まで進んだという事で盛り上がりを見せている。アイスホッケーに詳しくない私は夫の解説を聞きながらの観戦になったがスピードのあるめまぐるしい競技で目が回りそう。サッカーと同じように、オフサイドもある。アイシングというのは初めてだった。ペナルティーの内容などは皆目わからないが、ペナルティーを取られて、2分場外に出されるというのは面白い。それだけ人数が少ない状態で攻守をやらなくてはならない。第一ピリオッド後半で守りに徹していたように見えた地元が1点先取した時は会場大いに盛り上がりを見せた。ほどなく会場を後にせざるを得なかったが後で知った結果は1-3で負けた由。でもいい。競技が盛り上がり、最後の日にふさわしい超満員の状況になったということだけ充分。国体初日のあのオープニングの日の苦い経験が吹っ飛んでしまった。
アイスホッケー会場の隣ではスピードスケート競技が行われていた。こちらは閑散として淋しい。アスリートがひたすら一生懸命黙々と滑っているだけ。外なので寒いというのもあるが、地元の選手が出ないということがネックになっている。このへんはそれこそおもてなしの精神で何とか応援団を送り込むとかの秘策が必要かもしれない。

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