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2016年4月21日木曜日

日本語スピーチから感じた事 4月20日

2016年4月20日 水曜日 
今日はこの大学で日本語学科の学生のスピーチコンテストがあります。上海の日本総領事館からも文化部長をお迎えします。朝からリハーサルなど、学生は忙しく準備しています。審査員の一人として頑張ってきます。・・・FBの投稿その①

 
河合老師の指導で花を添えるコーラス隊
 日本語3分間スピーチコンテストは雨の中、30分遅れでスタート。ここにいたるまで、特に最後の一週間の彼女たち(残念ながら男性の出場者は無し。でも司会は三年生の男子学生が見事にやってのけました。)の熱意には凄いものがありました。入れ替わり立ち代わりで宿舎を訪れ、文章や発音のチェック、プレゼンの仕方など、勉強した成果はバッチリでした。内容、発音、態度、なめらかさという四つのポイントからの評価でしたが、甲乙つけがたい出来栄えでした。「私の一番の宝物」「日本語から得たもの」がテーマでしたが、それぞれの体験から学んだこと、得たことを簡潔に表現した文章を、良く読み込んでいました。なめらかに言葉が出ていたことに、本当に感心しました。小さい時から言葉、文章の暗記は徹底的に指導されてきているので、暗記するのは得意なのかもしれないが、やるべきことは一生懸命やるという使命感の強さは素晴らしい。 FBの投稿その② 
 
三年男子学生の司会は上手でした。
 この投稿のコメントとして「・・・優秀な人ばっかりなのですね」というのがありましたが決してそうではありません。優秀という言葉より、一生懸命努力する姿勢が凄いと言いたいです。自主的に持ってきた原稿の手直し指導をしたら、書き直して又持ってくる。発音のチェック、イントネーションのチェック、間の取り方、表情など指導すると、「はい!はい!」と本当に素直に受け入れる。何回も何回も練習して、また、やってくる。あげくのはては、私の読み方を録音にとる。最後に「これでいいかどうか、見て下さい」とフリーハンドで、直立してプレゼンをする。準備の段階から感心していましたが本番に立ち会って、正直、目がうるみました。彼らは、日本が好きで、日本の事を勉強しています。私自身、勉強してもっと中国がすきになるようにしなくてはとつくづく思いました。


 こちらに来て、今週末で2か月の講座が終了します。来週は試験を実施。ここにきて、このスピーチコンテストというイベントを通して、悶々としてきた私の気持ちが大晴になりました。涙しています。頭の良し悪しの問題ではない。でなきゃ、頑張れません。彼らが受けてきた教育は先人の教訓、知恵を徹底して暗記し、教師のいうことは素直に受け入れる。(教師はまだ尊敬される存在なのです)考える力は別として、その基礎になるところは幼児から教え込まれる。幼児は文句なしに覚えこむから凄い。私が中国語の教科書に出てくる諺とか、訓示を覚えようとして一寸出だしの部分を言い始めると、彼らはすぐ全員がそろって、声高々に言ってくれる。驚いてしまいます。電車やバスの中で、どんな状況であっても、迷いなくスッと立ち上がって席を譲ってくれるのも徹底した教育の結果かもしれません。
来賓、審査員と反省懇談会


 

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